初めての雪の比婆山へ、その2、スノーシューやワカンを着用
出雲峠に着いたら、水分補給をした後に、スノーシューやワカンを着用したほうが良いでしょうとYさんのお言葉。
ワカンは四国の山でも冬場は結構持参しますが、実際に使用する機会はほとんどなくて、前回使用したのは確か数年前の岡山の毛無山山行の時かな?
↑一体何年ぶりにワカンを装着したことやら?
もう思い出すこともできません。
Rさんはスノーシュー着用です。
結局、Yさんご夫妻もスノーシューで、Pさんと私はワカン着用でした。
出雲峠の道標はすっぽりと雪に埋もれていました。
去年の9月に来た時に撮影した同じ道標です。
このぶんだと1mぐらいは積もっていいたようです。
出雲峠を9時49分に出発します。
最初は緩やかな尾根を登っていきます。
それがしばらく経つと、急な登りになってきました。
尾根を直登している感じです。
出雲峠から烏帽子山への登りは、夏道はトラバースしたり沢を渡渉したりしているのですが、雪崩を回避するためか、冬は尾根を登るようです。
ところどころ、木の枝に赤テープもついていました。
スノーシューのYさんは苦も無くすたすたと登っていきますが・・・
ワカン久しぶりの私は、歩き方も慣れないうえに、急傾斜の道なのでアキレス腱が痛いこと痛いこと・・・。足が常に上を向いているのでアキレス腱が疲れます。
振り返ると、出雲峠から東にある毛無山などが見えてきました。
100mやそこいらは登ったかな?
Yさんのスノーシューはヒールリフターがついていて踵が水平になるので、みるからに楽そうです。
Rさんのスノーシューはヒ-ルリフターがついてないタイプのようですがそれでも浮力が大きいからか、すいすいと登っているようです。
画像ではあまりわかりませんが、実際はかなりの急斜面です。
息が上がるとかそういうことはないのですが、とにかくアキレス腱が悲鳴を上げているという感じでした。
空は青いものの、気温が高めのせいか少し霞んだような空です。
Rさんはもうあんなに上のほう・・・。
でも、登りももうちょっとのようですね。
頑張らなくては・・・
下を見ると、PさんとYさんご主人が登ってこられています。
前方に白くなだらかな山が見えてきました。
どうやら吾妻山のようですね。
すっぽり埋もれていて、どういう道標なのかわかりませんが、そろそろ烏帽子山の山頂まで来ているようです。
烏帽子山頂らしき場所に10時40分到着です。
視界が良いと三瓶山も見えるそうですが、残念ながらこの日は見えませんでした。
立ったまま少し休憩したら、今度は御陵目指して出発です。
木々が半分ほど雪に隠れていて、雪の上に出ているのは1mほどしかない木もたくさんあります。
木を上から見下ろすなんて、ちょっと変な気分ですね。
コメント