イワウチワのお花見に岡曽山へ、その7、帰りはヤマザクラを愛でながら
分岐まで下ってきたら、ようやく急坂が少しましになりました。
ただし、登山道には花が少なくなって、ちょっと面白みには欠けますが・・・。
↑下る途中で一か所、泉山が見えるところがあったので眺めました。
標高900m台とあまり高くない山だからか、ブナはあってもまばらです。
それでも下る途中で、時折、大きなブナがあって目を惹きました。
↑のブナはヤドリギがたくさん着生していてびっくりしました。
ミツバツツジが明日にも咲きそうなほど膨らんでますが、残念ながら開花したのは見えません。
下ってきた山頂方向を眺めます。
赤いっぽい葉っぱが見えているのはヤマザクラで、山頂辺りはヤマザクラは葉も花も見ませんでしたが、標高を下げると出てきますね。
ブナも標高700mぐらいの低い場所でも雑木の中でたまに見かけましたが、こういう生え方をしているブナも珍しいと感じました。
やがて、植林帯の下りになりました。
植林帯になると下りもあとちょっとということですね。
植林帯の中で下草のように生えているのはクロモジです。
クロモジの若葉は摘んで帰って熱湯を注ぐと和風ハーブティーになり、良い香りがあることをYさんに話したところ、早速、次の山行で試されたようでした。
植林帯の中をトラバース気味に歩きます。
往路で見かけた石積みのところまで帰ってきました。
後は沢を渡渉すれば、朝歩いた道と合流します。
あれまぁ道沿いではフキノトウがまだありました。
林道出会いで最後の休憩を入れることにしました。
この日は結局、登りもお昼を食べたのぞき岩まで休憩しなかったのですが、下りもここまで休憩してなくて、ここでYさんお手製のおやつを頂きました。
休憩後は、朝も咲いていたミヤマカタバミを眺めながら最後の下りを下ります。
満開のヤマザクラのところまでくだってきました。
登山口はすぐそこです。
帰りは西日を受けたヤマザクラが一段と綺麗でした。
登山口付近の民家の庭先ではまだラッパ水仙が咲いていました。
この辺りは4月下旬と言ってもまだ春は始まったばかりなんですね。
↓この日歩いたログです。
これも登山口周辺で咲いていたタチツボスミレです。
登山口には結局15時40分には下山していました。登山開始が10時半ごろなので5時間のお手軽歩きでイワウチワをこれでもかというほど見られました(^_^;
また誰にも会わない静かな山というのも良かったです。
時間の余裕もあったので、帰りは岡曽山が良く見える場所で車を停めて眺めを楽しみました。
山の形を見ると、登りも下りも急だったことに納得ですね。
菜の花畑があったので、菜の花畑を手前に入れた姿も撮影です。
もう少ししたら水が入るであろう田んぼの向うには桜並木が華やかです。
そういえば、亡くなった山友達のTさんと岡山森林公園に行ったっとき、この近くのお役に立ち寄らせてもらい実生で育てたというブナをみせてもらったことがありました。そのお話を聞いたあと、鍵掛峠でブナの実を拾ってきて播いたのが我が家のブナです。
ということはTさんと一緒に来たのは、もう6~7年前ということになります。
丁度路肩が広くなった場所に車を停めたら、そこは炭焼き釜があったようです。
祖谷でよく見かける、ほのぼのとした人形が置いてありました。
帰りは再び「みずの郷奥津湖」で休憩とお買い物を。
私にしては珍しく抹茶のソフトクリームを頂きました。
甘さ控えめで美味しかったです。
ダム湖も見えて、良いところでした。
帰りも下道利用で帰りましたが、吉備高原辺りを走っていると道沿いに大きなヤマザクラが見えたので、また車を停めました。
数日前に登られたYさんが連絡してくださったおかげで、花期ちょうどに見るのが難しいイワウチワを最高の日に見られ、感謝しています。
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