今年も工石山でアケボノツツジを見る、その7、工石山頂のアケボノ
見覚えのある杖塚までやってきました。
いつもだとヤマザクラやトサミズキがほんとに綺麗なんですが、半月ずらしたせいかヤマザクラはそろそろ終盤でした。
その代わり、今まで杖塚で咲いているのを見たことがなかったヤマナシの花が咲いていました。
↑ヤマナシというといつも皿ヶ嶺山頂で見ているのですが、この4日後に登った皿ヶ嶺では一輪も開花していませんでした。標高は工石と皿ヶ嶺とではそれほど変わりませんが、やはり高知の山と愛媛の山とでは開花時期がずれるようです。
青空に真っ白なヤマナシの白い花が目を惹きます。
赤みを帯びた葉も良いです。
今まで何度も来ている杖塚ですが、やっぱり花が咲いたときに来ないとわからないものですね。
トサミズキはうるさいほど咲いていて、やはり半月違うとかなり違いますね。
三辻山の山頂でお昼を食べたばかりというのに、杖塚ではコーヒーを頂きました。
そのとき、前方に見覚えのある方が・・・・
高知のKさんご夫妻でした。
以前にもここ工石でお会いしたし、南嶺でもばったりお会いしたことがあります。
Pさんも交えて話が弾みました。
ゆっくりお話ししていたいけど、今から工石を周回するので、ご挨拶して杖塚を出発しました。
杖塚出発は12時45分ぐらいでしょうか。
早く出発したはずなのに、もうこんな時間です。
早くアケボノのところへ・・・と気が急きます。
↑、アケボノが遠景で見られる場所からの光景ですが、去年に比べるとピンクが目立ちません。どうやらアケボノは裏年みたい・・・。
登山道沿いに、工石でもミツバツツジが咲いていました。
手前にミツバツツジ、山肌にはアケボノ。
ピンクはピンクでも、ミツバツツジとアケボノツツジとではピンクの色合いが違いますね。
去年は見事に咲いていたアケボノもあまりぱっとしません。
去年は木の下から上を見上げて撮影したのに・・・・
もう少し標高を上げると綺麗に咲いているかもしれないと期待をつなぎます。
ひのき屏風岩への登りを必死で登っていたら、後ろから「センボンヤリ」という声が・・・
急いで引き返すと、ほんとにセンボンヤリが可憐に咲いてました。
今年の初見です。
屏風岩では今回もまた、岩に登って展望を楽しみました。
分岐通過は13時18分です。
ここから賽の河原まではもう近いですね。
13時28分、賽の河原を通過しました。
休憩は山頂で取ることにして、ここは真っすぐ山頂へ向かいます。
早くも咲いているツクバネソウ・・・。
さすが高知・・・
賽の河原からは再び登り一辺倒になります。
振り返ると賽の河原の東屋方面にYさん、Fさん。
山頂までのジグザグと登った道沿いもやっぱりアケボノは少なめでした。
それでも、もう終わっているだろうと思っていたバイカオウレンがかろうじて咲き残っていて、皆で喜びました。
遠目に綺麗に咲いているアケボノです。
山頂のちょっと下で、何とか花つきの良い株がありました。
登るにつれてシロモジも花芽が多くなります。
こちらは色の淡いアケボノです。
もうちょっとで山頂というとき、足元にシハイスミレがまとまって咲いていました。
こういうのにめっぽう弱いワタシ・・・
来年も咲いていてくれるかな?
山頂すぐそばまで登ってくると、次第にアケボノの花が初々しくなってきました。
バックが青空なので引き立ちます。
こちらは花つきの良い株。
14時23分、山頂に着きました。
山頂にアケボノが咲いているのは初めて見ました。
おまけにミツバツツジも咲いていて、ツツジのツーショットです。
こちらはアセビです。
こんにちは。アケボノツツジを目指しながら、足元にはセンボンヤリやバイカオウレン。本当に楽しそうな山登りですね。アケボノツツジには裏年の性質があるんですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2017-05-31 07:56
多摩NTの住人様、こんばんは。
この日のお目当てのメインの花はもちろんアケボノツツジだったですが、三辻山~
工石山は植生が豊かでスミレも多いし、下草もいっぱいでほんとに楽しいです。
ツツジの類はどれも当たり年と裏年があるようで、我が家の庭植えのサツキなども
良く咲く年とさっぱり咲かない年がありますね。
投稿: keitann | 2017-05-31 22:12