« 3月に逝った山仲間を偲んで皿ヶ嶺を歩く、その6、ウラベニイチゲ | メイン | 岡山へダイセンキスミレを見に行く、その1、山の駅から歩く »

2017-06-11

3月に逝った山仲間を偲んで皿ヶ嶺を歩く、その7、ヤマシャクヤク

時間もまだ早いので、水ノ元でもう一度コーヒーを飲んでから、花散策をすることにしました。

結局、この日は冷たい飲み物よりも熱々のコーヒーが何よりという一日でした。

I君は結局、卒業してから山に登ることなく亡くなったようです。

いつだったか年賀状に「山の登り方も忘れました」と書いてあったけど、たまに山に登っていたら、今頃はまだ元気だったかもしれない・・・山を歩くことによっていろいろな面で元気をもらっている私にはそう思えて仕方ありませんでした。

S君もまた同じ思いだったようです。

P5047381

↑水ノ元ではこの日、フデリンドウを見かけました。

この場所でフデリンドウを見たのは初めてのように思いますが、今まではフデリンドウの咲いている時期に訪れたことがなかっただけなのかも知れません。

里山のような標高の低い場所でも見かけるし、標高1000m程度でも咲いている花です。

P5047377

ヤマシャクヤクは開花が遅れていて会えないかも・・・と思っていただけに一輪でも咲いていてくれて大喜びしました。

P5047402

蕾はずいぶん多かったので、この数日後にはたくさんの花が咲いたのだろうと思います。

P5047390

シロバナエンレイソウは6株まとまって咲いているという状態で、どちらから撮影すればよいのか迷うぐらいです。

P5047396

ここのイチリンソウはウラベニイチゲではなく、真っ白で上品な花でした。

これはこれで美しいです。

最後に、この日、見た花をアップしておきます。

P5047139

シコクカッコソウ・・数年前に見た場所でも今年は咲いていました。

P5047287

こちらは毎年のように見ている場所のシコクカッコソウですが、花数が減っているような印象を受けました。

P5047275kumasann

クマちゃんは今年は豊作でした。

別場所にある株もS君に教えてもらいましたが、開花まで10日はかかりそうでした。

P5047161

噂には聞いていましたが、トリガタハンショウヅルも見つけることができました。

花がまだ緑色をしているので、咲いたばかりのようです。

P5047159

トリガタハンショウヅルだけは香川の山でいつも見ているので、「皿ヶ嶺にも咲いてるのね」という感じです。

フルコースを歩いたような気がしていましたが、時間的にも体力的にも余裕がありました。

やはり気温が低かったので、体が楽だったようです。

考えたら、大学を卒業してからずっと音信不通だったS君とメールでやり取りをするようになったのも、2004年にI君からもらったメールがきっかけでした。I君からメールをもらわなければ、こうしてS君と山に登ることもなかったでしょう。

人生は不思議なものです。

Kimg0465itigo5月末、I君の奥様からお返しの品と一緒に↑のような毛糸で編んだイチゴが送られてきました。

I君の娘さんが一つ一つ手編みされたそうで、これと同じものをI君は仕事用のカバンにつけていたそうな・・。あの一見武骨そうなI君が、こんな可愛いイチゴをカバンにつけていたなんて・・。ちょっと私たちの知らない一面を見たような気がしました。

I君、天国では一度ぐらい山に登ってくださいよ・・・。

コメント

keitann様 こんにちは
この山歩きを”追悼登山”と位置付けるとしても、実に豪華な花模様が現れてきて、亡くなられた方の思い出を華麗に飾っているような気がしました。
「山の登り方を忘れてしまった・・・」ということはそれだけ仕事に没頭してきた人生だったのでしょうね。
対極的に「山歩きを再開して、山から元気を貰う・・・・」keitann様はそんな亡き友を惜しむ立場になっています。

人それぞれの人生ではありますが、こういうことにも天の配慮は働いているのでしょうか。

ヤマシャクヤクのそれらしい素敵な姿に出会えましたね。
また、シロバナエンレイソウも全方向的な一塊でしたね。花もピンク掛かり見事です。
その他にも希少な植物が出て来ますね。皿ヶ峰は凄い!

ぶちょうほう様、こんばんは。

私たちの学年で3年の時に知床を歩いたメンバーはリーダーをしていたI君、それに
S君、もう一人神奈川在住の男子一名、私の4人でした。
この時の山行記録は亡くなったI君が会誌に投稿していますので、落ち着いたらもう一度
読んでみようと思っています。この時は女子も30kgという荷物を背負い、私などは
歩くだけでいっぱいいっぱいで、I君のリーダーぶりを観察する余裕もありませんでしたが
S君は体力的に余裕があったようで、当時のI君の様子を語ってくれました。
男子と女子とではリーダーに対する見方も違うと、いまさらながら痛感しました。
今まではS君と歩くときは自分では歩けないようなハードコースに連れて行ってもらう
という山行でしたが、今回の皿ヶ嶺は追悼山行の意味合いもあって、ゆっくりと思い出話を
語ろうというものでした。S君も折しもこの春でリタイアされたので、私のように花を
楽しみながらののんびり歩きもこれからは楽しみたいということでした。
山との関係は人それぞれですが、苦しい時やどうしようもない時にも、「山がある」と
思うだけでほっとできます。一旦離れてしまうと、昔ハードな歩きをしていただけに、
中々、山復活できないのだと思いますが、ピークハンターではなく山懐にいだけれるという
歩き方もあるのだと知ってほしかったです。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ