ミヤマキリシマに初めて会いに行く、その6、下山後は列車の旅
牧ノ戸峠からはあれほどたくさんの人が登っていたけど、下山の頃には登ってくる人も少なくなっていました。
尾根通しの道を下っていると、ピンクが素晴らしく綺麗な場所が合って、ピンクの中を登ってくるパーティーの人たちに目を奪われました。こんな光景見たことありません。
↑ピンクに染まった尾根の中を登ってくる光景・・。
登山者の方たちが近づいてきます。
私も、こんなピンクの中なら撮ってもらおうかな?
Iさんに私のカメラで撮影をお願いしました(^_^;
こんなピンクの中で記念写真は、これからも機会がないかもしれません・・・
振り返った光景も素晴らしい・・・。
スマホで動画も撮りました。
こちらです。
ピンクの尾根を過ぎると、ちょっとした岩場の箇所もあります。
眼下には池塘が真下に見えてきました。
池塘の上の斜面も見事にピンクに染まっていました。
もう一度星生山方面を振り返ってみます。
やがて、登山道はササや灌木が生い茂った道へと変わってきました。
だんだん池塘が近づいてきます。
ところどころでツクシドウダンも頭上に咲いていて、花が絶えない道でした。
この辺りのミヤマキリシマも見頃ですね。
ちょっとしたロープ場もありますが、大したことはありません。
やがて池塘が目の高さに見えてきました。
ほぼ下ってきたようですね。
この辺りのミヤマキリシマは標高は低いけど、日当たりのせいか蕾が多かったです。
Iさんの歩く横にも見事な株。
今下ってきたばかりの星生山の尾根を眺めます。
気持ちの良い尾根道でした。
人がたくさん歩いているメインの登山道まで出てきました。
先ほどよりは少ないけど、それでもまだかなりの人がいました。
11時49分、扇ヶ鼻分岐まで帰ってきました。
この分だとお昼過ぎには牧ノ戸峠に戻れそうです。
ツクシドウダンの見事に紅く染まった花など見ながらも、足は急ぎ足です。
花つきの良い株もありますね。
岩場に差し掛かると振り返らずにはいられません。
岩場は登ってくる人と下りの人がいますが登り優先なので、すれ違う人が逝きすぎるのを待っていると・・・その方がじっと私の顔を見ています。
そして「この前、筒上でお会いしましたね?」と、言われるので、びっくりしました。
↑この2週間前に筒上のシロヤシオを見に行った時に、山頂直下でお会いした高知の方でした。
山仲間のPさんの知人の方で、向こうは私のことを憶えてくださてったらしいですが、私はだいたいが人の顔を憶えられないほうなので。ほんとにびっくりでした(^_^;
毎年、九重においでになっているそうです。
立ち話を5分近くもしている間に、Iさんはどんどん下って姿が見えません。
私も速足で下ります。
牧ノ戸峠まで700mのところまで下ってきました。
ここまでくればあとちょっとです。
2~3人の女性が何かを撮影されてたので、横から覗き込んだらリンドウでした。
このとき、これがハルリンドウだと初めて気づいたのでした。
登りの時はてっきりフデリンドウと思っていたのですが、帰りは花をよく見たのです。
その後も、道がコンクリート道に代わったのをこれ幸いと、半分駆け足で下ります。
12時32分には展望台まで下ってきましたが、主人の姿もIさんの姿もありません。
どうやら牧ノ戸峠まで下ったようです。
名残惜しい気持ちで、山の画像を撮りながら、それでも速足で下りました。
12時38分、牧ノ戸峠の登山口まで下ってきました。
3時間半の駆け足登山でしたが、特に下りは一度も休憩することなく下ってきたのでした。
主人とは幸い、牧ノ戸峠のレストハウス近くで会えました。
Iさんは車を取りに行ってくださったようです。
主人をかなり待たせてしまいましたが、、こんな素晴らしい天候と花ですから、山に登らないわけにはいきませんよね。
帰りはIさんお勧めの展望温泉へ・・・。
「山恵の湯」・・・素晴らしく広い露天風呂で、しかもミヤマキリシマが咲いている星生山が正面に望める極上の展望露天でした。お勧めですよ。
九重を後にする前に、もう一度、星生山を記念に撮影しました。
帰りは主人が特急「ゆふいんの森」に乗りたいというので、豊後森駅までIさんに送っていただきました。
ところが「ゆふいんの森」号は点検中で乗ることができず、代わりに特急「ゆふ」に乗ることに。
豊後森駅のホームののどかな眺め。
途中、田植えが終わったばかりの水田が綺麗でしたが・・・・
車内は木を多く使用しているのが九週の列車らしいです。
途中、筑後川の支流と思われる川のほとりをかなり走りました。
そののどかな景色が、一か月後に濁流で一変したかと思うと、言葉もありませんでした。
海に流れ込む手前の筑後川の姿も撮影していました。
6月上旬ののどかで美しい山野を見ているだけに、今回の豪雨による惨状を見るにつけ複雑な思いがするのですが、年内にでも主人と二人で、もう一度九州を訪れようと話しているところです。
こんな時だからこそ・・・ですね。
そして、出来れば、ミヤマキリシマを毎年でも見に行きたいものですね。
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