残り紅葉を楽しむ鋸山~豊受山、その2、晴れてきた
鋸山と言えば、休憩するのは大岩の上ですね。
大岩の上に出たら、朝方は雲がかっていた豊受山方面もこの頃にはすっきりと見えるようになっていました。
↑川之江だか伊予三島だかの街並みも手に取るようにはっきりと見えます。
ただ、大岩の上にはまだ日が射しておらず、岩の上に腰かけるのは冷たいので、ゆっくりとコーヒーを飲む気分にもなれません。
次回休憩するのは、南向きの暖かい場所にしましょう。
瀬戸内海は青くて、凪いでいて、まるで大きな湖みたい・・・
結局、寒いので、休憩もそこそこに再び歩き始めました。
さすがに11月中旬の標高1000mともなると、朝のうちは寒いですね。
ノリウツギがドライフラワー状態になってますが、まだ綺麗で、青空を背景に撮影します。
大岩を過ぎてちょっと歩くとカタクリの自生地ですが、カタクリはもちろん今の時期は地中で眠っています。
↑その代わりに、ミヤコアオイらしきこんな葉はたくさん見かけました。
この仲間は冬でも常緑です。
道は平たんになってきて、落ち葉の上をカサコソと歩いていると、早くもこんな季節?と思います。
ついこの前まで暑い暑いと言いながら歩いていたのに・・・
苔の上にキノコがきれいだけど、キノコの名前はよくわかりません。
ダークレッドの葉はサンカクヅルの葉かな?
ブドウによく似た果実は見当たりませんでした。
少しだけ植林を通過します。
そうそう、豊受に登る手前にも確か植林帯があったはず・・・。
岡山の山でもそうでしたが、モミジの幼木が一人前に紅葉しているのを見ると、思わず撮影してしまいます。
今まであまり見かけなかったこんな綺麗な赤いモミジの葉も落ちていました。
絵にかいたような紅葉ですね。
検索するとオオモミジかな?とも思うのですが・・・
上を見上げると、赤い葉が残っていましたが、モミジもいろいろ種類があって難しいです。
今度はコハウチワカエデと思われる大きめの木が出てきました。
まだ葉がたくさん残って見ごたえがあります。
紅葉をバックに紅葉…
ダブル紅葉?
登山道の傾斜がだんだんきつくなってきました。
おまけに海からの冷たい風が吹きあがってきて、寒いこと。
木と木にロープが張られていて、ロープを掴みながら登ります。
振り返るとPさんも、急勾配の道をゆっくりと登ってきます。
以前も登ったはずですが、こんな急勾配の登りがあったなんて、全然記憶にありませんでした。
人間の記憶っていい加減ですね。
きつい登りを登ることしばし、やっとこさで七々木山に着きました。
地図を見るとこちらは三角点があるので1145、2mのようです。
稜線の南側になるので、風が吹かず暖かいです。
ここで当然休憩ですね。
驚いたことに、二ッ岳が白くなっていました。
どうやら二ッ岳まで行っていれば霧氷に会えたようですね。
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