紅葉と展望の剣山、その3、石鎚が見えた
この前、西島から見ノ越までの道を歩いたのは、確か2年前のお正月で、雪のどっさりあった年でした。何しろ剣山で雪庇まで見られたのですから・・・
なので、今回は道の様子などもかなり変わっています。
天気が良いので、登山道周辺では野鳥がたくさんさえずったり飛び回ったりしていて、一眼カメラでないのがほんとに残念です。おまけにコゲラが目の前の幹で盛んにドラミングしていて、そんな様子も新しい一眼なら簡単にズームできたのに・・・・。
↑それでも、カエデの紅葉の綺麗なのが青空背景で一段と鮮やかで、これが見られただけでも来てよかった・・・
↑同じくコハウチワカエデだと思いますが、こちらはやや赤みがまさっています。
赤と黄色の競演・・・
笹原の中でも何やら黄色く染まった木が見えます。
ナナカマドの果実もたくさん実っていて、今年はいろいろな家果実が豊作みたいです。
見上げると、剣山山頂近くに建つ雲海荘が見えてきました。
後ろから来た若者に先に行っていただきます。
若い人は、私とは歩くスピードが全然違います。
西島直下までやってきたら、三嶺がまたまた見えてきました。
春や夏はこんなにはっきりと見えないですが、さすがに秋の空気は澄んでいますね。
西島駅方面が見えてきました。
ここのナナカマドもたっぷりと実をつけています。
なんとまぁ、リンドウの花も咲いてるではありませんか。
この日は山の花はもう終わってるだろうと覚悟していたのに、リンドウは咲いたばかりのようで、綺麗です。
1輪や2輪ではなく、西島の少し下で5輪ほども見かけました。
良く見ると、三嶺と塔の丸の間に山なみが見えていて、どうも石鎚山系のようです。
スマホの画像なので、ズームすると画像が荒れてしまいましたが、真ん中にチチ山と沓掛山の吊り尾根が見えています。これで、見えているのが石鎚山系だとはっきりわかりました。
石鎚は三嶺の向かって右の辺りに見えています。
肉眼では瓶ヶ森のほうが高く見えていますが、形が石鎚の格好をしているのが見てわかりました。
西島駅には結局、12時前に着きましたが、高城山方面も実にはっきりと見えています。
手前の木々はかなり落葉していて、このぶんだと剣山の山頂付近は紅葉は終わっているようです。
石鎚の紅葉も10月上旬が見頃だったようですから、標高のあまり変わらない剣山も10月半ばまでが見頃だったのかも・・・
西島駅で少し展望を楽しんだら、いよいよ山頂に向けて登ります。
剣山はリフトがあるので、リフトで登ってきた人がついでに山頂を目指すというのも多いのです。
私とほぼ同時に歩き始めた人の中に、中高年ライダーらしい黒の革ジャン姿の男の人が二人いました。
こんな格好で山頂まで大丈夫かしらん?と思っていたら、案の定、「しんどい」を連発しています。
10歩登っては休むという感じで、いかにもしんどそうです。
「山頂までどのぐらいかかりますか?」と話しかけられたので、「普通に歩けば40分ぐらいですよ」と答えます。
12時10分ごろ、刀掛けの松を通過します。
こんにちは。良いお天気で青空と紅葉が良いですね。リンドウまで見つかって嬉しいですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2017-11-08 08:39
多摩NTの住人様、こんばんは。
紅葉見物が主な目的だったので、花はもう終わっているだろうとばかり
終わっていましたが、リンドウってかなり遅くまで咲いてるんですね。
この後、標高1800程度の場所を通りましたが、底でもまだ咲いていて
くれましたよ。
思いがけない出会いは嬉しいですね。
投稿: keitann | 2017-11-08 21:46