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2017-12-16

忘年登山で高松市街地の山をめぐる、その7、写真展に間に合う

峰山の山の上は先ほども書いたように、古墳もあり民家もあり、公園もあるというちょっと変わった場所です。

普通の山登りでは、こういう場所はまず歩くことがないかもしれません

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↑車道歩きの途中で、民家のすぐ前に古墳があるのが見えました。

古墳のすぐ傍で暮らすというのは、どんな感じでしょうね、それとも慣れてしまえば、古墳も電柱みたいなもので気にならなくなるんでしょうか?

Pb265332そのまま車道をずっと下るのだと思っていたら、何やら竹藪の中を下り始めました。これは車道歩きのショートカットだと思っていたら・・・

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車道に出たら、すぐに横道へ逸れているようです。

あら、今度はどこへ?まだ三角点があるのかな?と思っていたら・・・

Pb265334何やら石仏がいっぱい見える、雰囲気満点のところを通りがかりました。

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ここは大師堂というところのようで、峰山にこんなところがあったとは初めて知りました。

Eさん曰く、「峰山がメインディッシュで、大師堂と薬師堂はデザート」なんだそうです。(^_^;

なるほど今日はフルコースの歩きなんですね。

Pb265336早く到着された方は水分補給などされています。

何しろ、忘年登山にしてはずいぶん長い歩きだし、喉も乾くはずです。

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薬師堂へと続く道の途中でヒヨドリジョウゴを見つけました。

今年はとうとう花は見ませんでしたが、赤い果実は何度か見かけました。

Pb265341皆はわき目もふらず、せっせと歩いていますが、こういうのを見ると放っておけないワタクシメ。

これは今年初見のサネカズラの果実でした。

Pb26534215時12分、最後のデザートかと思っていた薬師堂に到着です。

大師堂にしても薬師堂にしてもいつごろからあるんでしょうね。

お堂の中は手入れが行き届いていました。

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薬師堂からの下りで、紅葉を見かけて一斉に撮影タイムとなりました。

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皆さんが撮影されてるのは、↑の風景です。

峰山の向うに市街地、そして海と屋島・・・。

晴れてれば、どんなにか素晴らしい眺めだったろうと思います。

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撮影後は再び下ります。

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こんな竹藪の中のコンクリート道も下ります。

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屋っと車道に出たと思ったら、今度は階段を下ります。

この下に小さな滝があって、この階段の取りつきからは見えたのですが・・・

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肝心の滝不動まで下ってきたら、滝はもう見えなくなりました。

でも、もう一度階段を登り直して滝を撮影しようというものは誰一人いませんでした(^_^;

その後は沢の横を下ります。

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15時29分、峰山の墓地横の車道に出てきました。

ここまで来たら、やっと自分がどこを歩いているのかがわかりました。

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相変わらず速いペースで車道歩きされる皆の後を、何か植物を探しながら歩いていると、コムラサキの果実が色づいていました。香川の山はヤブムラサキが多いのですが、コムラサキは珍しいかも・・・。

Pb265357その後は、こんな踏切横断も交えながらの車道歩きでした。

Pb26535815時41分、朝型に集合した八幡さんの駐車場に帰り着きました。

やれやれ、これなら写真店の時間にも十分間に合いますね。

私にとってはまるでトレーニングかと思うようなペースでの歩きでした。

後は女性陣はMさんの車に乗り合わせて、サンポートの写真展会場に向かいます。

後でああだこうだと女性陣が道の指示を叫ぶので、ハンドルを持つMさん、困り果てたかもしれません(^_^;

Pb265361写真展では素晴らしい写真がいっぱいで、特に三俣蓮華からの槍穂高連峰の写真はこの夏に歩いて同じ景色を見たばかりなので、印象に残りました。

Pb265363大勢で押しかけましたが、山の会の方たちにも喜んでもらえて良かったです。

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写真展の後は忘年会会場兼入浴の場でもある峰山中腹にある宴会場へ移動です。

いつも下から見あげたことしかない建物でしたが、さすがに展望も良く、お風呂も良かったです。

何より、お風呂に入った後の移動がないのがgoodです。

Pb265364山からも何度か眺めた瀬戸内海や女木島を楽しみ、日が暮れてからは夜景が楽しめました。

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綺麗なお料理を味わいながら、皆で和やかに会食でした。

夜の部には昼間は参加できなかった2人も参加されましたが、メンバーも60歳~70歳が多くなり、親の介護の悩み、本人の体調の悩みなど、回を重ねるにつれ加齢に伴う愚痴も出てきます。

けれども、こうして曲がりなりにも山を歩けている幸せを皆さん、しみじみと感じたのではないでしょうか。

幹事をしてくださったRさん、下見で歩いてくださったEさん、Kさん、お世話になりました。

最初はこんなに長い距離を歩くことはないんじゃないの?とも思いましたが、一度に歩くことでこの辺りの地理もよくわかり、市民と山との結びつきなども考えることができました。

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