初めての阿佐尻山へ、フクジュソウのお花見に、その5、下山路では花も目覚めて
帰りには気温もかなり上がって、早朝の冷え込みが嘘のようにポカポカ陽気です。
↑塔ノ丸、三嶺、牛ノ背などの大展望を眺めながら下るYさん。
なんと贅沢な眺めなんでしょう・・・・
↑ほんの10分も下れば、林道です。
行きは林道を歩いてきたので、帰りは尾根を辿ることにしました。
道に何やら白いのが落ちているのは、霧氷が落ちた跡です。
尾根の北側は結構切れ落ちているからか、転落防止用?のロープが張られています。
これで止まるとは思えませんが、気をつけなさいということでしょうね。
その急斜面に珍しく青々とした木がと思い見てみたら、ヤマグルマの木でした。
10分ちょい尾根道を歩いたら、例の広場が見えてきました。
あとは下りやすい踏み跡を探して、適当に下ります。
尾根から下ってくる皆さん。
その後は、ますますよく開いたフクジュソウのお花見をしながらの下山です。
登りでは、まだ少し目覚めてなかった花も、帰りにはぱっちりとお目覚めでした。
↑林床に咲く様子・・・
黄金色の花はいかにも春が来たと実感できます。
祖谷地方はタンポポはあまり見ないけど、フクジュソウだけは嫌というほど咲きますね・・・と毎年のことながら思います。
花を踏まないように細心の注意を払って・・・・
ここでもまた10分ほど撮影会でした。
下る途中、Pさんが変な葉のフクジュソウがあるというので、見てみると、これは咲き進んだフクジュソウですね。
葉っぱがすでに展開してしまい、この状態だと花は終盤です。
日当たりなどの関係で、ここは早くから咲いていたようです。
伐採地まで下ってきました。
南に見えているのは土佐矢筈方面ですね。
さすがに朝方見えていた霧氷がこの時間になると、全然見えません。
全部落ちてしまったようです。
すっかり日当たりのよくなってしまった伐採地跡を歩きます。
14時38分、反射板まで下ってきました。
朝は反射板直下の急な尾根をひーひー言いながら登ったのですが、帰りは反射板から少し東に進みます。
東には電波塔のようなものが建っていて、その近くに三角点があるそうです。
ありました。
この日唯一眺めた三角点です。
あとは反射板まで帰らず、下りやすそうな場所を各自下ってくださいということで、適当に下りますが、ストックを忘れていた私はちょっと苦労しました。
↑下りやすそうなところといっても、かなりの急斜面なので、気を付けないとずるずると滑り落ちそうです。
少し緩やかな斜面になってきたと思ったら、フクジュソウ群生地のところに下ってきました。
下の群生地です。
朝は凍っていたフクジュソウもこの日の素晴らしい快晴のおかげでぱっちりお目覚めしていました。
やはりフクジュソウやユキワリイチゲを見るなら午後からですね。
ここでもお花見&休憩でした。
あとは植林の中をこれも適当に集落目指して下ります。
15時36分、車道まで下ってきました。
あとはのんびりと車道歩きです。
キブシの花芽など見ながら歩きますが、朝方はダウンが要るほど寒かったけど、この時間帯はポカポカ陽気になっていました。
15時42分、車を駐車してある堀切大師まで帰ってきました。
帰りは、私が時々花散策で訪れる場所にも寄ってもらいました。
例年シロバナネコノメソウが咲いている場所ですが、今年はまだ咲いてなくて残念でした。
↑しかし、アオイスミレが今まで見たことないほどたくさん咲いていてびっくりしました。
それにアブラチャンの花も見ることができて、またまた春を実感しました。
寒くて長かった今年の春ですが、この日のフクジュソウのお花見以降、ようやく春を感じるようになりました。その後の目覚ましいばかりの季節の推移にはびっくりですが、こういう年もあるものなんですね。
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