4月13日の渓谷散策、おまけのドライブでトリガタハンショウヅルのお花見
渓谷を散策した後は、まだお日様も高かったので、車を少し走らせてみました。
去年、オンツツジを見かけた場所へ行ってみたのですが、時期的に早かったのかオンツツジはまだ咲いてなくて・・・それでもその代わりというか、トリガタハンショウヅルが見られました。
↑いつも見ている場所はもっと標高が高い場所なのですが、ここは車道わきです。
標高はせいぜい500mかそこいらなので、花弁はすでに白い色をしています。
トリガタハンショウヅルは咲き始めはシロバナハンショウヅル同様緑色をしていますが、咲き進むにつれて花弁の色が白くなります。
木の上のほうに絡まっていたので、下から見上げて撮影すると花の内部のつくりがよくわかって助かりました。
高知の鳥形山で最初に発見されたので、その名がありますが、実際は香川や徳島の山でもよく見かけます。
ハンショウヅルの仲間としては開花時期がかなり早い植物で、他のハンショウヅルの仲間は初夏以降に咲くと思います。
センニンソウやボタンヅル、タカネハンショウヅルに比べてもツルの出方が控えめです。
ほかのセンニンソウ属の仲間が絡みついた木を枯らせ兼ねないほどツルが繁茂するのに比べ、ツルの出方もすっきりしていますね。
このモミジは?
エンコウカエデかしらん?
モミジの仲間のお勉強もなかなか進まなくて…(^^;)
見上げれば、稜線付近のヤマザクラはまだまだ綺麗でした。
道路法面から枝垂れて咲くヤマブキの花。
山里では早くも水田に水が張られ、田植えの準備真っ最中でした。
チュウサギが飛んできて、お食事を始めています。
讃岐平野は麦の穂が今年はずいぶん早くから上がり始め、早い場所では3月末に麦の穂が上がっているのを見かけたほどでした。
青々とした麦畑の中をお遍路さんが歩くようになる頃が、讃岐の春を一番感じる季節です。
keitann様 こんにちは
トリガタハンショウヅルは三河では見ない花だと思います。
ハンショウヅルらしくない花姿ですね。
でも、葉っぱはクレマチスと似た姿があるように思いました。
チュウサギ・・・・生き物が画の中に入ってくると、俄然興味を惹きますね。
田んぼに水が張られ、麦に穂が出て、季節の移り変わりを実感します。
投稿: ぶちょうほう | 2018-05-08 11:24
ぶちょうほう様、こんばんは。
トリガタハンショウヅルは高知の鳥形山の名前がついているぐらいなので、四国だけの
分布かと最初は思っていましたが、西日本に分布するようです。
私はまず、タカネハンショウヅルを最初に見て、次にトリガタハンショウヅルや
シロバナハンショウヅルを見、最後にハンショウヅルを見たので、トリガタを基準に
考えてしまうようなところがあります。
葉っぱはハンショウヅルの仲間の葉っぱですけど、早春に咲くせいか、ツルが繁茂する
ようなことはありません。花も上品ですよ。
サギの仲間やコウノトリはこちらはため池が多いので、今年もたくさん見られました。
麦畑は今では黄色く染まり、麦秋の季節となってますが、こんなに雨が多いと麦の刈入も
難しいでしょうね。
投稿: keitann | 2018-05-08 21:43