« 恒例の皿ヶ嶺花散策へ、その3、階段を上り竜神平へ | メイン | 恒例の皿ヶ嶺花散策へ、その5、下山道も花盛り »

2018-05-23

恒例の皿ヶ嶺花散策へ、その4、山頂は珍しく誰もいない

去年は5月というのに寒くて、愛大小屋の中に入りお昼を食べたのですが、今回は外で食べてもちょうどよいぐらいの気温です。

もう12時近いことだし、この日もやはり朝は早めだったので、愛大小屋の前でお昼にします。

食べながら辺りを見回すと、ほとんどが女性ばかりですね。

皿ヶ嶺は歩きは優しいし、花は多いし、森は綺麗だしで、女性に人気があるんですね。

そういう私たちもYさんのご主人を除けば皆、女性なのでした(^^;)

P4305953

のんびりとお昼を食べたら、山頂へ向かうとしましょうか。

この頃には愛大小屋周辺の人たちもほぼいなくなり、静かなものです。

連休中とは思えないほどです。

P4305954

最近は竜神平から山頂にはブナ林経由で行くことが多いです。

P4305955

最初は緩やかなブナ林の道を登っていきます。

P4305956

足元にシハイスミレが一輪・・・

コミヤマカタバミの葉も見えてますが、この辺りでは咲いてないようです。

P4305961

タチツボスミレはまだ咲いているようです。

P4305962

去年はこんな光景は見なかったんですが、今年は登山道にブナの倒木があって驚きました。

それでも倒木の下を腰を屈めながらなんとかやり過ごします。

P4305964

ここにきて、可憐に咲いているコミヤマカタバミを発見。

お気に入りの花なので、見つけると嬉しいです。

P4305965

ショウジョウバカマはすでに花が終わっているものが多かったです。

P4305968

ブナ林の中にミツバツツジのピンクがちらりと見えて、よい雰囲気ですね。

P4305970

これは?

ウリハダカエデの花のようです。

P4305973g

ブナ林の中にミツバツツジが点々と・・・

P4305978

登山道を挟むように大きなブナが2本立っています。

P4305979

確かこの辺りに・・・

と思って確かめると・・・ありました。

ブナの股に着生したクロフネサイシン。

私が知ってからでも5年以上は経ってますね。

大株になったのか葉が繁って花も咲いています。

P4305982

山頂直下辺りに石鎚が見える場所があって、この日は雨がぱらついたぐらいなので展望はないだろうと思っていたら、どっこい、見えました。

P4305983t

ズームすると

位置的なもので、高さがわかりにくいですが、中央が石鎚でしょうね。

P4305984

タチツボスミレが乱れ咲きしているのも見ながら、最後の登りを登ると・・・

P4305985

12時35分、山頂に着きました。

皿ヶ嶺は冬場に登っても、山頂に誰かしらいらっしゃることが多いですが、この日は珍しくどなたもいらっしゃいません。こんなことは珍しいですね。

P4305986

気温は17℃。

暑くも寒くもなく適温です。

P4305988

山頂のベンチで寛いでいると、ほかのパーティーの方たちが登ってこられました。

その後は次々と登ってこられ、さすがに人気の山ですね。

P4305991

山頂のヤマナシの花も咲き始めていました。

去年は5月四日に訪れましたが,ヤマナシの花はまだ蕾でした。

去年は冬は暖かだったけど、3月~4月が寒くて春の訪れが遅かったのです。

逆に今年は冬は寒かったけど、3月以降急に暖かくなったので春の花の開花が早いんですね。

毎年同じように山に来ていても、季節の訪れは年によって違うものです。

因みにこのヤマナシの果実ですが、今のナシのルーツだそうですが、ナシの踏みは感じられるものの、硬くて渋くてとても食べられたものではありません(^^;)

P4305994d

山頂に次々と人が来られたので、私たちもそろそろ出発します。

下りは十字峠経由で下ります。

P4305995

下る最中に、ブナの枝が折れたのが目の前にありました。

ブナの花がちょうど咲いていて、目の前で見られることはなかなかないので、ラッキーでした。

P4305997

これは雄しべが見えるので雄花みたいですね。

薬研谷でもブナの花が咲いていたし、今年はやっぱりブナの当たり年?

P4305999登山道わきにある三角点もゲットします。

P4306000

山頂から十字峠に下る道沿いのすさまじい変わりように皆さんびっくりでした。

去年も伐採されていたのですが、今年は強風で根こそぎ倒れた株が目立ちます。

P4306003

こんなになって、これから先、どうなるんでしょう?

P5047250↑因みに去年はまだこんな風だったのですが・・・

伐採によって風が強く当たるようになってほかの木も倒れたのだと思われます。

P4306002

カラマツもこの辺りに少し見られますが、すでに芽吹きが始まっていました。

いつ見てもカラマツの芽吹きは綺麗な色ですね。

コメント

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ