恒例の皿ヶ嶺花散策へ、その1、緑に癒される
連休前半の4月30日は、恒例の皿ヶ嶺に花散策へ行くことになりました。
Yさんのご主人がきつい歩きはできないこともあるし、花の好きなPさんがなんと春の皿ヶ嶺に行ったことがないというので、それはぜひとも行くべきでしょうと勧めました。私はここ10年ぐらい、ほぼ毎年のように皿ヶ嶺に行ってるし、去年も昔の山仲間と訪れています。その時の記録はこちらです。
この日もYさんのご主人が車を出してくださる手はずになっていましたが、私だけ昔の山仲間であるS君と下山後に相談があったので、自分の車で行きます。5月に主人の友人と私の友人を石鎚に案内するにあたってS君にアケボノの咲き具合とか宿のこととか尋ねておきたかったのです。
一応、大野原に集合した後、別々に皿ヶ嶺の水ノ元に向かいます。途中、私のほうはコンビニに寄ったので、必死で飛ばして何とか水ノ元にはほぼ同時の到着でした。
↑天狗の庭では緑の森の中で真っ白なコンロンソウと黄色いヤマブキソウが咲き乱れていました。
さて、水ノ元に着いたのは8時15分ごろです。
予定では8時半ごろ着くかなと思っていたので、早めの到着ですね。
Rさんはこの日が久しぶりの山歩きなので、早くも何か撮影されてますね。
私も出発する前にちょっと駆け上がってヤマシャクヤクの具合を見てきたら、お日様さえ射せばすぐにでも開きそうな感じです。これは下山後の花散策が楽しみですね。
道標です。
今から上林峠目指して歩いていきます。
歩き始めてすぐに思ったのは、今年は花の開花が随分早かったんだなということです。
去年は今年より遅い5月4日に訪れたけど、エイザンスミレがたくさん咲き残っていたのに、今年はエイザンスミレはほとんど見ることができませんでした。もう終わっていたのです。
↑これはネコノメソウの仲間の花後の姿と白いのはツルカノコソウです。
申し訳程度に青く色づいたヤマルリソウの大株・・。
ここのツクバネソウは花茎が随分長いですね。
綺麗な斑入りのスミレの葉は?
形から言ってナガバノスミレサイシンの葉ですね。
皿ヶ嶺にはナガバノスミレサイシンも咲きます。
私の好きなヤマエンゴサクも咲いていました。
ツルカノコソウがはっきりと咲いていたので、撮影します。
この日のお目当ての花の一つ…ヤマブキソウも群落でいくつも咲いていますが、まだ朝早いので少し眠っているみたいです。
花もですが、この辺りは緑の森が素晴らしくて、いつもうっとりしてしまいます。
何とか開いているヤマブキソウ・・・
艶々とした独特の葉をしているのはコクサギ。
独特のにおいがあります。
女性陣は花撮影が忙しくてなかなか進みません。
Yさんのご主人も呆れていることでしょう(^^;)
コガネネコノメソウです。
今年の初見でした。
いつもだと、真っ白なコンロンソウが咲いてコンロンソウの道になっているところ・・・・
今年はもう終わってる?それともまだ蕾?
後ろからトレランのグループの人たちがやってきて、あっという間に走り去っていきました。
まだ日が射さないので、ヤマシャクも閉じてますね。
前の週の薬研谷もアケボノはよかったけど、林床の植物がシカに食べられてしまっていました。
本来はこの皿ヶ嶺のように下草が青々としているはずですね。
大木の緑と、下草の緑・・・・緑に覆われた森は森林浴にぴったりです。
こんにちは。気持ち良さそうな森林浴ですね。私も今日は北軽井沢で森林浴でした。トウゴクミツバツツジの群生に大満足でした。
投稿: 多摩NTの住人 | 2018-05-19 19:23
多摩NT住人様、こんばんは。
昨日は軽井沢にいらっしゃっていたんですね。
信越方面は昨日は天候回復、間に合いましたか?
私は昨日は同期の人たちと大阪で集まってましたよ。
二次会まで飲んで楽しかったです。
今日は比叡山に登ってきましたが、四国では見られない植物も見られました。
投稿: keitann | 2018-05-20 23:11
keitann様 こんにちは
やっと5月の入り口が見えて来ましたね。
皿ヶ峰は小生も名前をよく覚えている山です。
ここはとても花の種類の多いところでしたね。
実際に来てみると花もそうでしょうけれども、緑の空間が見事です。
ヤマブキソウやツルカノコソウは三河では見ないので、嬉しく思います。
時間が経つとヤマシャクヤクの開いたものにも出会えるのでしょうか。
投稿: ぶちょうほう | 2018-05-23 15:33
ぶちょうほう様、こんばんは。
皿ヶ嶺に行ったのが4月30日のことなので、まだまだアップが遅れています。
けれども忙しさが一段落しそうなのと、6月に入れば雨が多くて山にもそう
行けないでしょうから、次第に追いついてくるでしょう。
皿ヶ嶺は四国随一の花の山と言えるでしょうね。
いろいろな花がわんさか咲いているうえにブナの森あり、湿原ありで変化に富んで
います。おまけに厳しい登りとは無縁の山ですから女子にはぴったりですね。
四国ではシカが増えて徳島や高知の山に行くと、ツツジ類を除いて、林床のササや
下草がきれいさっぱりなくなっています。
皿ヶ嶺もシカが入りかけているようですが、今のところは植生をひどく脅かすほどでは
ないみたいで、青々とした木々と下草が何より魅力です。
投稿: keitann | 2018-05-23 22:14