カタクリを見に豊受山~鋸山周回、その1、林道歩き
4月16日は岡山の山仲間であるYさんご夫婦とどこかに登る予定になっていました。
Yさんのご主人が体調を崩されて、しばらく山歩きを休まれていた後の復帰第一弾の歩きです。あまりきついコースもだめだし、どこが良いだろうと?Pさんと思案していたところ、鋸山に早くもカタクリが咲きだしたという朗報が飛び込んできました。Yさんご夫婦は鋸山も豊受山も登られたことがないそうなので、カタクリのお花見もかねて豊受~鋸を歩くことになりました。
Pさんが調べてくれたのですが、翆波峰から車で鋸山登山口方面へと続く林道がありますが、その林道をずっと行くと豊受神社への参拝道があるそうです。2年前に愛媛の山仲間の方が登られているので,コース取りを参考にするようにとPさんから連絡がありました。
いつもの山仲間のRさんは所用で行けないそうなので、毎日が日曜日の私たちは4月16日月曜日に山行を決行することになりました。
↑林道歩きのおかげで見ることができた、素晴らしいヤマザクラの大木です。
当日は大野原インターに7時集合としました。林道は舗装されているらしいので、それなら私の車でもなんとかなるだろうと、車出しは私が担当します。
この日は朝は結構冷え込みました。
翆波峰へのカーブ続きの登りの道をぐんぐん登ると、アッという間に展望台へとやってきました。
いつもの展望台から眺める菜の花畑が今年はぱっとしません。冬が寒かったので、あまり育ってないような感じです。
写真を数枚撮っただけですぐに鋸方面へ向かいます。
鋸山の登山口があるほうに入らず、そのまま林道を走ると、格好の駐車場所がありました。
路肩が広くなっていて、これなら10台ほどは置けそうです。
といっても、この日は月曜日だったうえ、カタクリはまだ咲き始めとあって、誰も駐車してません。
もし、カタクリが咲いていたとしても、ここから登る方は少なそうです。
8時7分、駐車地点を歩き始めます。
林道歩きは全部で1時間弱だそうです。
林道の奥のほうに駐車すると、下山時の林道歩きが長くなるというわけです。
↑Yさんのご主人は、食餌療法などされて8キロも減量されたそうで、見た目にもずいぶんすっきりされてました。
この日が復帰後一回目の歩きなので、様子を見ながらということです。
歩き始めに見えたのはキブシの花・・・
早春の花ですが、もうすでに葉が出てますね。
この春は急に気温が上がったりで、木々や花たちもとまどっています。
豊受山の山頂方面が見えているようなので、ズームしました。
樹間に見える白いのは雪?
皆が雪ではないでしょうと言いますが、この日の朝も冷え込んだので、雪の可能性もあるかななどと考えながら歩きます(結果、雪ではなく、白い岩が山頂付近に露出していたのでした)
林道歩きは春の季節は花が見られて結構楽しいですね。
早速、フウロケマンが出てきました。
中国地方で見かけるミヤマキケマンの変種です。四国ではフウロケマンのほうが普通に見られます。
初夏に美味しいイチゴを実らせるナガバノモミジイチゴも林道歩きではおなじみの花ですね。
一番楽しみにしていたのはスミレですが、最初に出てきたのはふっくらした顔立ちのナガバタチツボスミレでした。
花が終盤になって、葉の芽が出始めたクロモジ・・・。
この日の朝は気温がかなり下がったようで、タチツボスミレは寒さでまだおやすみしてました。
道路は最初はちゃんと舗装された道です。
こんな道なら四国の山道としては上等ですね。
上のほうに稜線が見えてきました。
さほど広くもない路肩に駐車している車を一台見かけました。
こんなところに車を置いて、いったいどこへ行ったのでしょう?
人影が見えないので、山菜取りの人でもなさそうだし・・・
ナガバノタチツボスミレ、タチツボスミレに続いてシハイスミレが出てきました。
距が細くて、ぴんと上がっているのですぐにわかります。
道路法面のかなり上のほうでミツバツツジが咲いているのも見えました。
なんとか花がよく見える場所でも咲いていましたが、コバノミツバツツジかな?
ミツマタの花も出てきました。
この辺りは製紙が盛んなので植栽されていたのが逸出したのかも・・・
道標みたいなのが遠くからでも見えたので、登山口を示す道標かと思ったら、林道の名前が書いてありました。
林道の初めのほうに駐車したので、登り始めの林道歩きが結構長いですね。
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