カタクリを見に豊受山~鋸山周回、その2、ヤマザクラ大木と登山口
やがて、行く手に淡いピンクが見えてきました。
やった~、下界の桜はとっくに終わったけど、山の桜はまだ咲いていてくれたんですね。
この日は私はどういうわけか帽子を忘れてしまい、帽子なしで歩いているので、なるべく日陰を歩きたいところですが、気温が低いもので日陰を歩くと寒いのなんの・・・。
道の傍らにも小さなヤマザクラの木があって、少し花をつけています。
それにしても大きなヤマザクラで見ごたえがありますね。
今年は岡山の鬼ノ城で幹回り3mの岩屋桜を見ていますが、そのあとまたこんな大木に会えようとは・・・
樹高20m以上は軽くあります。
それも1株や2株ではなく、いくつか固まって生えているようです。
下を見れば、川之江の製紙工場の煙突から煙が上がっているのが見えますが、この日は風もあまりないのかまっすぐ上に煙が登っています。
これはまた花序の長い立派なキブシです。
これはまだ葉が出てなくて、見ごろでした。
タチツボスミレの群生では眠りから覚めた花たちが見られました。
ここは日当たりが良いので、お目覚めなんですね。
先ほどのヤマザクラの大木を振り返ります。
ほんとに綺麗です。
よくぞ日本に生まれたものだと思います。
下の木を見ると、まるで大人と子供みたい・・・
杉林の間からもヤマザクラのピンク・・・
手前の芽吹きの色とあいまってなんとも言えない春景色です。
葉が小さいので、これはコタチツボスミレのようですね。
あまり瑠璃色とは言えない花色のヤマルリソウ・・・
こちらは白い花色のタチツボスミレということでシロバナタチツボスミレで良いでしょう。
ナガバノタチツボスミレの白花はあまり見かけませんがタチツボスミレの白花はよく見ます。
シロバナタチツボスミレを撮影するYさんとPさん。
林道はいつの間にか未舗装の道に変わっていました。
ヤマザクラの大木のところは舗装された道だったのに・・・
通行止めの看板が出ていました。
8時48分、道標までやってきました。
歩き始めから40分かかりました。
しっかりした道標ですね、それに杖もたくさん用意されてあります。
豊受神社に登られる方が今も多いということでしょうか。
登山口のすぐわきにショウジョウバカマの大株がありました。
8時50分、登山口を登り始めました。
すぐ横に、シキミの花が咲いているのが見えましたが、参拝道ということで植栽されたシキミかもしれません。この後は見かけませんでしたから・・・
登りはじめはこんな風ですが・・・
道はすぐにえぐれています。
これが掘割ということでしょうか。
淡路島の諭鶴羽山なども、こんな登山道でした。
1m以上も掘れこんだ底を歩くのはあまり良い気分ではないので、掘割の縁の高い場所を登っていきます。
やがて赤テープが見えてきて、掘割もいったん終わっているようです。
Yさんのご主人、今までのブランクを感じさせないペースで登られてますね。
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