裏寒風へオオヤマレンゲを見に、その1、登山口はガスの中
寒峰に登った翌週はどこへ行こうかとちょっと迷いましたが、そろそろオオヤマレンゲも咲きだしているでしょうと言うことで、裏寒風に行くことになりました。
裏寒風という山があるわけではなく、寒風山を通常の登山口ではなく裏側から登るということなんです。(^^;)
最初に登ったのは2011年のことで、記録はこちら
2度目は2015年で、記録はこちら
↑この日初めて出てきたオオヤマレンゲの花。
葉が若々しい緑をしていて、真っ白な花を引き立てます。
オオヤマレンゲを見に行くときは声をかけてくださいと、高知の山仲間のAさんに頼まれていたので、2日前にメールを入れましたが、そのときは週末の天気予報はあまり芳しくなさそうでした。直前にPさんからラインで連絡があり、午後からはまずまずの天気になりそうだからと6月9日に裏寒風行きを決行することになりました。同じく高知の山仲間のKさんにもお誘いのメールを入れます。
お二人とも快諾をいただき、私たちは大野原某所に6時半の集合と決めたので、高知のお二人には寒風茶屋に8時半集合ということでお願いしました。
下山は寒風茶屋なので、車を尾根の基部と寒風茶屋にデポしたほうがいいですね。歩くと小一時間はかかりますから・・・私の車よりRさんの車のほうがゆったりしているので、Rさんにこの日は車出しをお願いしました。寒風茶屋までは実質1時間半あれば行くと思うので、西条ではコンビニにも寄ったりとのんびりペースです。加茂川沿いに国道194号を走っていくにつれ、山方面はガスが濃くなってきました。
なんだかんだいっても梅雨時ですから・・・
私はてっきり寒風茶屋に8時半に行くつもりだったのですが、Rさんに、私たちは旧道を走り西尾根の基部に駐車して、高知のお二人に一台の車で尾根の基部に来ていただいたら移動の手間が省けるのでは?と言われ、それもそうだわと納得。メールでその旨連絡します。
旧道を登山口のあるカーブまでやってきたら、辺りはすっかりガスの中でした。
↑登山口に着いたのは8時過ぎでした。
やはり大野原からここまでは1時間半で来れるようです。
先客の車が一台ありますが、これは別の方の車ですね。
高知のお二人が来られるまでしばらく時間があると思うので、辺りに咲いているキツリフネを撮影したりします。
この日は雨粒をまとって、しっとりとした雰囲気のキツリフネです。
ウツギの花も咲いていますが、こちらはそろそろ終盤でしょうか。
2年前にも、車道の傍らで咲いているのを見かけ、珍しいホオズキかな?と期待したら、ただのホオズキだったということがありましたが、今年も咲いていました。
8時35分にKさんの車が登山口に到着しました。
お二人にお会いするのは、私は4月の飯野山以来かな?
このメンバーで何度もあちこちに登っているので、最初から和気藹々です。
聞くと、Kさんはこの尾根を下りで一度使っているけど登りは初めてとのことで、Aさんもこの尾根から登るのは初めてとのことです。私たちがご案内するなんて、珍しいことですね。
コガクウツギの花を見ながら登山口に移動します。
といっても、ほんの10秒程度ですが・・・
8時40分ちょうどに登山開始です。
最初は車道から、いきなり木の根っこを掴みながら山肌に取り付きます。
ガスがすごいと思っていたら、この頃から木漏れ日が射してくるようになりました。
最初は植林の中の登りですが、木陰がなかったら、いきなりこの日差しは暑いでしょうね。
それにこの尾根は、何しろ急登続きなのです。
登り始めてすぐにアオテンナンショウが咲いているのはマドの天狗と同じですね。
何やら説明しているPさん・・・
このコースの最初は、面白い蜘蛛の巣がいっぱいです。
以前来た時は記憶に残ってないので、今年は特別?
杉の株もとにはツルシキミがいっぱいで、これは何となく記憶にありました。
ありゃまぁ、もうオオヤマレンゲの幼株が出てきましたが、当然花は咲いていません。
でも、将来的にこの株が育って花を咲かせるようになれば、オオヤマレンゲのお花見が簡単にできるというわけですね。
神々しいあさのひかりが射しています・・・
こんな光景は、今まであまり見たことないような??
この時期は花も少ないし、植林帯の中なのでなおさら撮影するものがなく、淡々と登るので、汗が吹き出します。
登り始めて40分ほどで、岩場が出てきました。
岩場を越えたと思ったら、すぐに三角点がありました。
いつもこの三角点で休憩しています。
標高1203mの三等三角点です。
時刻は9時25分。登り始めてから45分なので、最初の休憩を取るには最適ですね。
しかも三角点周辺は平坦部になっているので、休憩にはもってこいです。
お尻が濡れないように、私は木の根っこに腰掛けさせていただきました(^^;)
すでに汗をどっさりかいているので、水分補給をしっかりします。
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