夏と秋の狭間の寒風山へ、その5、山ガールとの再会
梯子場を登ったところに、赤い実をつけた木がありました。
秋になると、いろいろな木が赤い実をつけるので、頭が混乱します(^^;)
赤い実もあれば、黒い果実もあります。
黒い果実があるということで、思わず「イシヅチミズキ?」と思ってしまいましたが、これはオオカメノキの果実だったようです。
オオカメノキの向こうに伊予富士などが見えています。
台風で風が吹いたせいか、葉が傷んでいますね。
イシヅチミズキの果実はもっと丸くて最初から黒いのでした。
↑こちらが数年前に石鎚で撮影したイシヅチミズキの果実。
秋になると、混乱してしまいますが、最初は緑色の果実が黒くなります。
黒い果実は珍しいので、覚えやすいかも・・・
アキノキリンソウは標高が上がるにつれ、どんどん出てきました。
ほんとはミヤマアキノキリンソウだと思いますが、面倒なので、アキノキリンソウと書かせていただきます。
ヒヨドリバナにヒョウモンチョウの仲間が吸蜜しています。
ヒヨドリバナの蜜ってよほど美味しいのか、アサギマダラにも大人気ですね。
良い雰囲気で咲いているホツツジ・・・
この日はほんとに珍しく、チチ山から冠山にかけての稜線がはっきりと見えています。
前回来たときは梅雨の最中だったので、なおさらそう思うのかもしれません。
ここにもアサマリンドウ・・・
途中、展望台にも立ち寄ります。
↑西黒森の向こうに瓶ヶ森もはっきり見えていて、予想以上に展望が良くて驚きます。
子持権現も稜線の上に顔を出してますね。
激写中の2人・・・
稜線の向こうに顔を出しているのは筒上?
ここから筒上が見えるのも珍しいかなと思いました。
笹ヶ峰~チチ山~冠山の稜線もすっきり見えています。
こちらは山頂方面です。
ヤマシグレの果実が真っ赤に色づいて・・・
しばらく展望を楽しんで、やっと再び登山道へ戻り、歩いていたら、こんなところにフクオウソウの花。
いつも別のところで見ていましたが、こんなところでも咲くんですね。
まだ咲き始めでで綺麗ですね。
特徴である長いしべがまだ見られません。
これはやっぱり8月末が見ごろの花なのかな?
対照的にタカネシュロソウのほうはもう咲き終わりです。
考えたら、今年は7月~8月にかけて寒風山に登っていませんでした。
↑登山道で身を乗り出すように咲いていたアサマリンドウ。
この日見たアサマリンドウの中で一番の美人さんかも・・・
アサマリンドウに見とれていて、ふと前方に目をやると。。。。
ベンチの上で、女の子がほほ笑んでいます。
あどけない顔をしているけど、結構大柄みたいだし、何よりたった一人でいるので、高校生かな?と思いた、「高校生?」と尋ねてみると、小6だという返事が返ってきました。
あれまぁ、お母さんやお父さんは?
「お母さんとおばあちゃんが後から来ています」とのことで納得。
小6ぐらいの女の子は元気ですから、お母さんやおばあちゃんよりずっと早く下ってくるんでしょうね。
この日は夏休みも終盤の日曜日で、親子連れが随分多かったです。
そして、この後、下ってこられたお母さんとおばあちゃんを一目見て思い出しました。
何よりおばあちゃんの顔に見覚えがありました。
おばあちゃんといっても、私とそんなに変わらない年代なんでしょうが(^^;)
↑これが2年前の7月に寒風山でお会いした時の女系三代のパーティー。
2年経って、また寒風山でお会いするというのも何かのご縁ですね。
その時は小4だった女の子は身長が160センチにもなって、クラスで一番大きいそうです。
聞くと年長さんから山に登っているそうで、富士山にも登ったとか・・・
3世代で山に登るなんて素敵ですね。
うちの孫とも一緒に登れるようになると良いのですが・・・・
3世代パーティーに別れを告げて、私たちは岩場のお花を見に・・・・
ミヤマノダケがシックに咲いています。
ウメバチソウはまだ蕾ばかりですね・・・
でも、コモノギクが咲いていました。
何よりタカネマツムシソウが咲き残っていて、Rさんが大喜びでした。
私とPさんは7月の東赤石で見ていたのですが、Rさんはその時に行ってませんから、これがお初だったらしいです。
結構、花期が長い花みたいで、私は去年の槍ヶ岳の西鎌尾根でも見ています。
展望台のほうに目をやると、先ほどお会いした女系3代のパーティーの方たちが手を振ってくれていました。
あちらから私たちを見ると、とんでもないところにいるように見えるんでしょうね。
私もかつて、岩場のほうを眺めてびっくりしたことがありますから・・・・
下では、PさんやRさんも3世代パーティーを激写中です。
伊予富士をバックに激写中のRさん・・・
良い写真は撮れましたか?
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