夏と秋の狭間の寒風山へ、その4、ソバナも一輪
笹ヶ峰やちち山の展望に見とれていると、その手前に何か小さな花が咲いてるのに気づきました。
そうそう、そろそろホツツジが咲く季節なんですね。
↑ホツツジを一番初めに見たのはここ寒風山でのことでした。
2007年9月6日のことで、もう11年も前のことになりました。この時は今は亡き山友達のTさんに寒風山に初めて案内してもらい、いろいろな初秋の花を見ることができて感激したのでした。ホツツジもその一つでした。
アサマリンドウもその後もちらほらと咲いています。
秋の山の花で一番好きな花かもしれません。
アサマリンドウが見たくて、秋の伊予富士や寒風山には良く一人で来たものです。
この頃には伊予富士もすっきりと見えるようになりました。
予想していた以上の展望に大喜びです。
岩場に着く前に、登山道沿いにもうダイモンジソウが咲いています。
後で岩場のダイモンジソウもチエックしてみましたが、こちらはまだ咲いてないようでした。
ゆっくり登っていると、早くも下ってこられる方が・・・・
すれ違う時挨拶したら、向こうの方が「あれ?」と言って立ち止まられました。?私たちのことをご存じのようですが、何しろ私は人の顔を覚えられない人なので、どなたなのか思い出せません。「さぬき乙女隊?」と尋ねられ・・・その後、お尋ねしたら、なんと天狗塚で以前お会いしたTさんでした。
Tさんといえば天狗塚というイメージが強いので、まさか寒風山でお会いしようとは・・・
その後いろいろな話が弾み、10分間もお話ししていたでしょうか。
Tさんは写真にこだわりをお持ちの方なので、写真のことなどもいろいろと教えていただきました。
↑Tさんが首からぶら下げていたカメラは持たせていただきましたが、ずいぶん重かったです(^^;)
Tさんに別れを告げ、いよいよ岩場に向かっていきます。
青空も見えてきて、良い雰囲気になってきてテンションが上がります。
ここにもピンクの可愛いホツツジ。
柱頭が曲がっているのはミヤマホツツジで、まっすぐなのはホツツジだそうです。
花が終盤だからか、ピンクっぽいノリウツギの花。
ササの中でもアサマリンドウが顔を覗かせています。
丁度、日が射してきたので、うまい具合に開いています。
後ろのほうではRさんやPさんもいろいろと撮影中です。
二人ともずっとバンダナでしたが、私のほうは日差しが出てきたので、この辺りで帽子に変えました。
↑いつも見とれているブナの木の上の自然の寄せ植え・・・
今回はちょっと季節が早かったか、アキノキリンソウが咲いてなくて残念・・・
トラロープの横では3株も咲いていたんですけど・・・
岩場を見上げると、真っ青な空と白い雲・・・
雲がもう秋の雲になってますね。
この日初めて見かけたシコクフウロの花です。
途中でお会いしたTさんにお尋ねしたら、山頂直下の笹原にはシコクフウロが綺麗に咲いていたとかで、楽しみですね。
これも11月年前に寒風山で初めて見たシオガマギクです。
そして、梯子場のすぐ下で私の好きなソバナが一輪咲き残っていてくれました。
もうほかには蕾もなかったので、これが最後の一輪らしいのですが、綺麗に咲いていてくれました。
今年は剣山にも行ってないので、これが最初で最後のソバナです。
シベが多くてこれだけはすぐにわかるタカネオトギリ・・・
高山の花ですね。
そして、寒風山ではよく見かけるミヤマノダケの花。
次々と花が出てくるので、嬉しくなります。
ようやく梯子場にさしかかり、PさんとRさんも撮影しながら登ってくるようです。
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