45年ぶりに苗場山へ、その4、ダケカンバの紅葉に心惹かれる
ロープウエイ駅で降りると、まずは栂池自然園のビジターセンターというところを目指すらしいです。
ビジターセンターまでは5分~10分というところでしょうか。
↑印象的で目についたので思わず、パチリ。
最初はブナ?と思いましたが、よく見るとダケカンバのようですね。
四国ではダケカンバの紅葉というのはあまり記憶になく(もちろんダケカンバは自生しているので、私が見てないだけ?)ダケカンバの紅葉ってこんなに素敵なのか・・・・としみじみ感動しました。
道端では赤い小さな実が見えていて、これは四国でもおなじみのアカモノの果実。
シラネセンキュウかな~?
葉を写していません。
白い花と紫色の果実のコントラストが面白いです。
行く手の稜線は早くもガスに覆われ始めています。
それでも時折、まだ青空が覗いてくれて・・・
目の前に栂池ヒュッテの建物が見えてきました。
ビジターセンターは栂池ヒュッテのまだ奥にあります。
背の高い外人さんの一家にい越されました。
小学生ぐらいの男の子も背が高いです。
日本人のご夫婦が案内されているようでしたが、あとでおむすびやら卵焼きやら美味しそうなお弁当を皆で囲んで召し上がってました。まさに日本古来からの伝統行事である紅葉狩りですね。
途中、こんな看板が・・・
ここから白馬大池に登れるんですね。
そういえば、今は亡き山友達のTさんが以前、ここから白馬岳に登っていたことがありましたっけ。
ここからの白馬もありだったな・・・と、ちょっと未練がありましたが、今回は苗場に登りたいと思っているので、このコースはまた今度かな?
この後ビジターセンターで靴の底についた外来種の草の種など落としてから、いざ湿原へ・・・
ビジターセンターの画像を写してませんね。
帰りに撮影した画像がありました。
↑栂池ビジターセンターです。
ビジターセンターを通り抜けて、まずはナナカマド・・・
正面に木道がついていました。
地図もいただいたのですが、まずは目の前にまっすぐについている木道を歩いてみました。
この頃には稜線には雲が垂れこめています。
曇ってはいても、ダケカンバの中に点在する赤や黄色が綺麗・・・
赤はナナカマドにしても黄色はカエデ?
木道にはところどころ休憩スポットがあって、ベンチが置いてあります。
休憩中の方がお昼ご飯を食べているのを見て、「そうそう、私もお昼を食べなくては」と思い出しました。時刻はすでに12時半なのに、朝早くにSAで食べたきりなのでした。
この頃は、頭の中では翌日の予定を考えていました。
翌日に苗場登山の予定でしたが、山頂の小屋に泊まるのならそろそろ予約の電話を入れなくてはいけません。
でも、どう考えても翌日の夜に満点の星が眺められるような天気にはなりそうもないので、山頂の小屋に泊まるのは止めにします。
お昼のおにぎりを食べながらも芽は周囲の植物の観察をしています。
↑ベンチの周辺はネマガリダケが生えています。
これはクマの好物で美味しい山菜ですね。
向こう側の休憩スポットでもグループの方が休憩中でした。
青黒い果実はサンカヨウの果実みたいですが、もう10月というのにまだ見られるんですね。
至る所でせせらぎが流れています。
ここは豪雪地帯で雪解け水も豊富でしょうし、今年は雨も多かったですから・・・
落ち着いた色の紅葉の中を歩かれるご夫婦?
アザミの仲間が咲き終わった咲き殻を見ても、なんとなく親近感を覚えるのはたぶん自分の年齢のせいでしょうね。
ダケカンバの茶色い紅葉と白い幹、針葉樹の緑がそれを引き立てます。
建物も、自然の中に溶け込むような色合いで建っています。
イワショウブの咲いた後かな?
草紅葉はウラシマツツジかな?とも思いましたが、葉っぱがちょっと違うようでした。
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