1月下旬の高知花散策+一座、その3、清宝山へ
バイカオウレンを心行くまで楽しんだら、そのまま山歩きに移行します。
↑自生地の間を縫うようについている道を登っていくと、そこは上のほうに小規模ながらバイカオウレンが自生している場所があります。
↑上の自生地に立っていた新しい看板。
去年はこの看板はあったかどうか?
年々、整備されているのがわかります。
上の自生地からほんの2~3分登ると・・・・
尾根道に出ました。
尾根道に出たところにも看板が出ています。
今度はその尾根道を登っていきますが、これがちょっとした急登です。
途中、道がえぐれたところもあって、清宝山の上には神社もあるのでお参りする方が足繁く通われてえぐれたのかもしれません。
その尾根道を3分ほど登ったら、今度は車道に出ました。
車道に出合ったところで見かけたコウヤボウキのピンクの綿毛。
Aさんによると、ここから山頂までは車道歩きなのだそうで、清宝山は車でも行ける山ですよとのこと。
実際、途中で、下りてくる車にすれ違いました。
あとは車道をてくてくと歩きますが、車道とはいえ登り坂なので、日向は暑くて・・・
木陰に入って涼風が吹くとほっとするって・・・・これって1月末の山歩きでいうセリフ??
途中で見かけたコクランの群生。
コクランは高知の里山や徳島の南部の里山ではよく見かけますが、コクランを見にわざわざ山に行くということはほとんどないよね、と皆で言い合いました。
これは自生のナンテン?
庭木に良く植えられるので、野鳥が種を落としたのかもしれません。
自生地を出発して20分ちょっとで、分岐までやってきました。
大たびの滝への分岐です。
帰りは時間の余裕があれば、滝にも寄って行こうということになりました。
裏見の滝らしいのですが・・・
道の真ん中ではコバノタツナミが早くも花を見せてくれました。
海にはそれほど近いという訳ではないですが、コバノタツナミが自生しているんですね。
先ほどからサカキかな?と思って見ていた樹木はやはりサカキだそうです。
芽の出方に特徴があってすぐにわかります。
香川では見たことがないのですが、高知には多いみたいです。以前、淡路島の山に登った時も見かけたので、もしかすると太平洋側には多いのかな?と推測しますが、瀬戸内の山ではほとんど見ません。
瀬戸内に多いのはヒサカキで、私の住んでいる辺りでは神棚にはサカキの代わりにヒサカキで代用します。
でも、清宝山ではサカキの隣にヒサカキもあったので、どちらも自生するようです。
のんびりと歩く車道・・・・
道路法面にはオニシダやコシダなどが見えます。
Aさんが、タマミズキの実がありますよと教えてくださいました。
そうでした、高知の低山にはタマミズキが多いですね。
香川ではあまり見ないと思ってましたが、調べてみると香川にも自生しているようです。
今までウメモドキと思い込んでいたのはもしかしたらタマミズキだったのかも?
今年の課題が一つできました。
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