« クリスマスイブに寒風山に霧氷を見に、その3、山頂でもクリスマス気分 | メイン | 干支の山に絡め、五色台を周回する、その2、急坂を登り台地に出る »

2019-01-07

干支の山に絡め、五色台を周回する、その1、まずはカッパドキアへ

1月の最初に週末は天気が余り芳しくなかったため、いつもの山仲間から連絡もなかったので、山歩きはお休みかな~と思ったりしていました。

4日になって里山でもどうですか?とラインが入ったのですが、私もRさんも5日は予定を入れてしまったので6日ならということで話がまとまりました。

登るのは干支の山である猪尻山です。ちょうどその前日に山仲間の方が登山道整備をしてくださったというので、きっと歩きやすくなっていることでしょう。猪尻山に行くだけなら半日あれば済みますが、勿体ないので、ついでに足を伸ばすことになりそうです。

P1060929

↑この日、後半は遍路道を歩いて白峰寺でお参りしてきました。

年明け早々にお参りしたのは初めてでしたが、参拝客でずいぶん賑わっていました。

P1060780

集合は遍路転がしの基点にある駐車場です。

8時半に行くとすでにPさんとRさんが待ってくれていました。

干支の山ということだし、その前後に山仲間のエントツ山さんの掲示板でルート紹介がされていたので、この日はほかにも登る人がいるのでは?と思ったのですが、意外にも先客はおられません。それでもだれか来るかもしれないということで、Rさんの車の後ろに私の車をつけます。

この日歩くルートをPさんに尋ねると、猪尻山に登る途中でカッパドキアに立ち寄り、その後、大平山の三角点にも立ち寄り、も遍路道を歩いて白峰寺に行きたいそうです。Rさんの要望でそのほかの三角点も立ち寄ることになりそう・・・思っていたより長丁場の歩きになるかも・・・

カッパドキアには2015年に一度行っていますが、Rさんは所用があってその山行には参加されてなくて、まだカッパドキアに行ってないのです。そういう私もそのときは大人数で案内されて登っただけです。

ルート状況もよくわからないので、五合目の分岐から行くことにします。

P1060781

駐車場から歩いて5分ほどで猪尻山登山口に着きます。

登り始めは8時44分。

去年は登山口の道標がなかったのですが、これはエントツ山さんが昨日つけてくれたばかりなのかな?

↑猪尻山と遍路道のログです。

P1060782

少し登るとネズミサシの木にも道標の板切れが吊るしてあります。

これは去年もあったかも?

P1060783最初は緩やかな登りですが、それでもお正月でなまった体には結構こたえます。

振り向くと連光寺山と国分寺の街。

P1060784

上を見上げると猪尻山山頂方面が見えてきました。

P1060786下に見えているのは大禿山というそうで、標高は低いですが展望が良い山だとか・・・

P1060787香川の里山に多いサルトリイバラの果実が出てきました。

あまり人が歩かない山はサルトリイバラやイバラ、シダなどが行く手を阻み、中でもサルトリイバラは着ているものを破いたりするので登山道にあると苦労します。私もこれで安物ですがダウンを何度かだめにしています。

P1060788

しかし、この日は前日に数人の方が登山道整備をしてくださったようで、マツの枝の切ったのが下に落ちていました。

P1060789もう一度振り返ると、綾歌方面の猫山などがよく見えてきました

P10607939時22分、ほぼ五合目と思われる場所で、こんな道標を見つけました。

これ、去年はなかったように思います。

以前はこの辺りからカッパドキアに行けると聞いていたのですが、ここからはまだ行ったことがありません。

とはいえ、ルートをざっと見てみると踏み跡はしっかりしているし、黄色のテープもついています。

P1060795行く手に赤い実をつけたマンリョウ・・

P1060797↑これはもう立派な道と言えなくもないかな。

黄色のテープやオレンジ色の毛糸がぶら下がったルートを辿っていくと・・・

P1060798

見覚えのある景色が目の前に広がりました。

間違いないですね。

2015年に登ってきた道もすぐにわかりました。

その時の記事はこちらです。

P1060799_2カッパドキアからの大展望は4年前と変わりません。

主な山に名前を入れてみました。

猫山の手前辺りは冬場はいつも霧がかかるようです。

ちょっとした盆地になっているんでしょうね。

P1060800私たちが駐車した場所もよく見えていますが、車が増えています。

P1060802

初めて訪れたRさんは盛んにシャッターを切っています。

P1060804断崖絶壁ぎりぎりまで寄ってみましたが、これ以上は転落するとやばいので、寄れません。

因みにこの白っぽい岩は凝灰角礫岩です。

P1060805

Pさんが経っている向こうは五色台の稜線が見えていますが、もう半分ぐらいの高さまで来ている感じですね。

稜線の向こうは広い台地が広がっていて、車道が通じています。

五色台と言われる所以ですね。

P1060806まだまだ先が長いので、猪尻山登山道へと引き返します。

P10608079時54分、登山道復帰です。


P1060809

分岐からほんの少し登ったところに、五合目の道標がありました。

ロープが見えてきて、ここからが猪尻名物の急登の始まりです。

コメント

keitannさん、明けましておめでとうございます。
年始のご挨拶遅くなってしまいましたが今年もよろしくお願いします。

keitannさんの亥年の初歩きは干支の山ですね。

此方は恒例?の18切符を使っての富士見の山旅で山中湖北岸の石割山~大平山
翌日は箱根の金時山と富士見三昧でした。
そうそう、金時山の別名は猪鼻嶽と此れ又干支の山でした^^)

keitann様 こんにちは
歩き初めは豪華にカッパドキア観光でしたか、たしかトルコでしたね。それを剛力で香川県まで引き寄せられましたか。
お札所で初詣から入られて、これもお正月ならではのことでしたね。
地図を開いて記事の記述と並行して見ていますが、聞きしに勝る、実にたくさんのため池があるところですね。
この日の空模様はすっきりと晴れ上がってはいなかったようですね。
事前の道標づくりは奇特なことです。

keitannさん こんばんは

日曜日はご一緒できずに残念でした。
Pさんからの連絡に気づいたのが、当日の9時前でした。
猪尻山には春に登りに行こうと思っています。

日曜日は、石土ノ森と清滝山に登ってきました。
ご一緒した時とは反対側のJR波川駅近くにある玄蕃ヶ城跡から登りました。
使われなくなった作業道が藪になっていり、踏跡が薄かったりとちょっと難儀しました。
帰りにバイカオウレンやユキワリイチゲを見てきましたが、暖冬の影響でしょうか、昨年の同時期と比べるとたくさん咲いていました。
月末頃にはそこそこ咲いているんじゃないかと思います。

k2さん,明けましておめでとうございます。

こちらこそ、なかなか年始のご挨拶にもうかがえず失礼しました。
今年の干支の猪が名前につく山は少ないらしく、この日も県外から大勢の方が
登りに来られていました。
急坂を直登するし、里山にしては厳しい山ですが、それでも気温の低い冬場は
暑くないのでまだましでした。
k2さんは恒例の青春18きっぷの旅を利用されての富士見の旅だったのですね。
当方は11月半ばに母が大腿骨骨折をして、2日に一度の割合で病院に行って
いたので、この冬の旅は無理っぽいので購入しませんでした。
今年もよろしくお願いいたします。

ぶちょうほう様、こんばんは。

香川のさんが山仲間のエントツ山さんが命名されて、香川の山仲間の間では
この周辺をカッパドキアと呼んでいます。
小豆島の寒霞渓周辺の奇岩と言い、香川の山は低山ばかりですが、魅力に富んだ
山が多いです。
香川の山に登られた方はだれでもため池の多さに驚かれます。
それと山の格好が童話の挿絵に出てくる山と同じ格好をしていることに・・

猪尻山がある国分寺周辺は山登りをされる方が多いようで、干支の山ということで
何人かの方が登山道整備してくださったようです。
有難いことです。

アカリプタさん、こんばんは。

そうですか、Pさんが連絡してくれていたのですね。
私は1月中にバイカオウレン散策でお会いしたいと思っていたのと、今の猪尻は
花も何にも咲いてない時期なので、やはり春か秋がいいと思います。

同じ日にアカリプタさんもやぶ漕ぎで石土の森と清滝山だったんですね。
私たちも三角点getや白峰山山頂を踏むために、新年早々からやぶ漕ぎでしたよ(^^;)
15キロも歩いたのは久しぶりだったからか、昨日は軽い筋肉痛が出てしまいました。

今年はうちの庭のセツブンソウも間もなく咲きそうだし、春の花が早そうですね。
バイカオウレンとユキワリイチゲ…楽しみにしています。

コメントを投稿

フォトアルバム
Powered by Six Apart

私のもうひとつのブログです。よろしく

更新ブログ