4年ぶりの吉田富士と吉田山、その5、吉田ダムの展望台へ
車道まで下ってきたら、車道横の公園のような場所があって、ちょっと高くなっているのでそこからの眺めが良いとPさんが教えてくれました。
パノラマ画像を撮っておきたいので、スマホを出します。
↑歩いてきた吉田山から内海ロック迄が良く見えています。
距離も高さも大したことないですが、岩場と藪なので、登山道がきちんとある山と違い面白さがあります。
↑一眼で撮影した吉田富士…こちら側から眺めると確かに富士山のような形をしています。
手前に見えている葉っぱはオリーブの葉で、ここ数年間にオリーブの木がずいぶん増えていました。
5年ほど前に観光で小豆島にバスツアーで行ったときには、小豆島産100%のオリーブ油はまだ収穫量が少ないので製造されてないと聞いていましたが、今では小豆島産100%のオリーブオイルが市販されています。それぐらいオリーブの木も増え、健康志向で国産オリーブ油の需要が高まったんでしょうね。
駐車場に帰ってから、この周辺の地図が書かれた案内図を見てみました。
↑それによるとダムの近くに展望台があるようなので、行ってみようということになりました。
↑吉田温泉の建物後ろにそびえる千畳ヶ岳。
千畳ヶ岳への登山口も確認しておきたいものですね。
Pさんの車に乗り込み、ダムまで走ります。
展望台に通じる遊歩道がよくわからず、適当に登り口があったので、登って見ると、↑石の仏様。
お神酒が随分お供えしてあります。
なおも進むと横には一枚岩でボルトが埋め込まれていて、どうやらここも岩登りのゲレンデなんですね。
横から眺めると、どう見ても何かで切り取ったように見える岩ですが・・・
自然のなせる業でしょうか?
辿っている道はどうやらロッククライミングの人が歩く道のようなので、途中で引き返します。
ダムの駐車場から見上げると、ものすごい岩・岩・岩・・・・
すぐ横を流れる吉田川に何か見えるので望遠で撮影するとヤナギの仲間でした。
どうやらダム堰堤の横につけられた階段を登ると展望台に行けるようです。
しかし見上げると目がくらみそうな高さです。
これを登るのかと思うと、心が折れそう・・・・
PさんとRさんはどんどん進むので、仕方なく私も後を追いますが、登山靴のまま来てしまったので、足が重いです。普通の靴に履き替えればよかった・・・
それにしても、なんという階段・・・
これ、遍路道になってるらしいのですが、お年寄りには到底無理なように見えました。
私も時々休んで一息つきながら、やっとこさで登ります。
ダムの堰堤はずいぶん高くて、目測でも50m以上はあると思いましたが、なんと74.5mもあるそうで香川のダム中一位の高さだそう。私はダム巡りはあまりしませんが、ほかの二人に訊いたら早明浦ダムのほうがもっと高いそうですが、私は早明浦ダムは見たことがなく、吉田ダムほどの迫力ある堰堤は今までで初めてのような気がしました。
↑登り着いた場所を撮影し忘れましたが、ちょうど石像が立ってますが、あのあたりに登り着きます。
しかし、展望台はまだその上にあるのです。
ダムの堰堤まで登ってくると後は展望台への、少し緩やかな階段を登ります。
道沿いに見えたタイミンタチバナの蕾。
先に行っている二人が手を振ってくれます。
結局、この展望台の高さは下からだと100mはありそうでした。
展望台からはダム湖が良く見えます。
すぐ近くに岩山が見えて、こんな場所によくもまあ、こんなダムを作れたものだと感心しました。
展望台の階段を下り、ダムの堰堤の反対側へと向かいます。
反対側に行くのも、結構な距離ですね。
結局、反対側のほうには車道もついていて、あの心が折れそうな階段を登らずとも車でダムの堰堤迄来れると知って、、ちょっとがっくりしましたが・・・
ダムにはトイレも完備していて、お借りすることができました。
ものすごい岩場が見えていますが、岩場の下に見えている建物の辺りから登ってきたのです。
吉田川の河口の向こうには対岸の岡山方面も見えてますね。
結局、登ってきた階段を下るのが間違いなさそうということで、下ります。
見上げる堰堤・・・
ド迫力です…
下ってきてから、この日初めてのコーヒータイムにします。
山登りよりきつい階段登りでした(^^;)
帰りには千畳ヶ岳に登った方のブログを参考にして千畳ヶ岳の登山口を探しました。
結局、吉田温泉のすぐ近くでした。
正面に見えているのが千畳ヶ岳。
健脚な人なら1時間かからないそうですが、岩場もありそうだし、私たちだけではちょっと無理かな?
ヤブツバキが綺麗に咲いてたここが登山口のようです。
登山口を確認したら、次は最終目的の常光寺桜のお花見にしましょうか。
車の後部座席か振り返って撮影した拇指岳です。
位置的に形がちょっとわかり難いですが・・・
朝に楽しんだミモザと河津桜も車窓から撮影しましたが、朝と違い、お花見の人が結構訪れていたようです。
やっぱり早起きは三文の得ですね。
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