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2019-03-21

4年ぶりの吉田富士と吉田山、その4、内海ロックへ

吉田富士の山頂は眺めが素晴らしいし、風もそう冷たくないので、ここでお昼ご飯にします。

4年前に来た時と同じく、青い海の色がなんとも素晴らしく、再びこの景色が見られて感動しました。

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↑どこの海かと思うような真っ青な海。

でも、ここは船が行きかう瀬戸内海なのです。

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白い波を残しながら過ぎ去ってゆく小型船。

海の色と、照葉樹林の色合いが素敵です。

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11時41分、お昼ご飯も食べ終わったので、歩き始めることにします。

一応、吉田山と吉田富士登山という目的は達せられたのですが、Pさんは内海ロック迄はせめて行きましょうというので、私も歩き足りないし、もう少し歩こうということになりました。

この先も4年前の記憶では踏み跡はありました。

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少し下ると、岩に青ペンキで「吉田富士」と書いてあります。

私たちは東から登ってきたのですが、西側からも登れるということですね。

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正面にびしゃ岳や内海ロックを見ながら進みます。

岩場を下ったりするので、ダブルストックは邪魔になるので、いったんザックにストックはしまい込みました。

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吉田富士方面を振り返りますが、東側から眺めるのと違い、こちらからはあまり格好は良くないですね。

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ここでもタイミンタチバナの果実を見かけました。

吉田富士界隈には多いです。

この果実は野鳥もあまり食べないのか、たくさん残っていました。

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11時50分、道標発見。

そうそう、4年前にはここから下ったのでした。

Pさんが、今回もここから下りましょうと・・・

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で、この道標のちょっと上が尾根の基部になっています。

↑正面の木が生えているのが尾根で、向かって右手にも踏み跡があって結構明瞭です。

尾根の左手にも踏み跡があります。

どれを行くかな?としばし考えていたら、Pさんが右に行く道は確か下っていく道でしたねと・・・

そうそう、思い出しました。4年前にここを右に行ったら、どんどん下っていくので、これは違うというので戻ってきて尾根を登ったのでした。

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尾根道の真ん中には、今回はなんと猪のワナが仕掛けられていました。

踏まないように注意して尾根の左手の踏み跡に入っていきます。

道はしばらくトラバースする感じでつけられていますが、やがて大岩が見えてきました。

この大岩が内海ロックだったと思うのですが・・・

とりあえず、尾根迄出なくては・・・

Pさんがここからはトップに立って尾根方面に向かっていきました。

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大岩に沿って岩場を登っていきますが、あとは木につかまりながら這い上がり、何とか大岩の基部まで来たようです。

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ここまで来たら、4年前の記憶が蘇り、そうそう、ここは通ったことがあると思い出しました。

↑Pさんの横に見えているのは内海ロックの岩です。

岩登りをする人はここを登るようですが、私たちは到底こんな岩は登れないので、大岩に沿って西に進むのですが、この辺りはイバラが多く、難儀しました。

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↑ボルトが打ち込んである大岩

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大岩に沿って歩くのですが、その向こうは足場が定かでないので、草つきをよじ登ります。

↑先頭切って登るPさん。

私も後に続きますが、何しろザックが木々に引っかかって進むに進めず弱りました。

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後から登ってくるRさんも難儀してます。

ちょっと大きいアカマツもあるのですが、これが腐っていてぐらぐらで掴めません。

小さな木を掴んで必至でよじ登ります。

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何とか視界が開けたので、下を見ると、見覚えのある採石場でした。

4年前にもこの採石場を眺めた記憶がありました。

あれからずっと採石が続けられてるんですね。

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山も見えていますが、これはどこの山なのかちょっと不明です。

もうすぐ尾根に出るな~と思う頃、左手に踏み跡がありました。

尾根に出てまだまだ西に歩けなくもないのですが、左手の踏み跡を辿れば、すぐに見晴らしの良い岩場のテラスに出たはず。Pさんは西に進もうとしていますが、見晴らしの良いテラスも立ち寄っておきたいので、私は左へ・・・

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思った通り、6畳ほどの岩のテラスに出ました。

4年前もここで休憩したはず・・・

↑テラスからの絶景です。

私たちが歩いてきた吉田山も吉田富士も眼下に見えています。

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北側を眺めると、対岸の岡山が見えていて、岡山のどのあたりが見えているのかと地図で調べたら、どうやら日生の辺りらしいですね。日生と言えば、ちょっと前にPさんのご主人のMさんが日生の山に登られたはず。

4年前は岡山はこれほど綺麗に見えませんでしたから、今回は4年前よりも遠望が良かったのかも・・・

1552223714_1大岩の様子を撮影しそこなったので、Rさんの画像をお借りしました。

↑こんな素晴らしい場所です。

4年前はこの岩の上からミサゴが飛ぶ様子が見られました。

この後、まだ西へと歩いても良かったのですが、Pさんもやぶ漕ぎに疲れたのか、今日はここまでで良いわと・・・確かに、あとで4年前の自分の記録を読み返すとここから先はやぶ漕ぎだったようなので、ここまでにして正解だったのかも。

4年前は私がダウンをかぎ裂きにして破ったり、MさんがGPSを落とされるなど、この先の歩きはいろいろなトラブル続きでしたから・・・

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ということで、この日の歩きはここまでとして下り始めます。

時刻は12時26分。

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↑こんな藪を下ります。

登りよりは下りのほうがまだましです。

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大岩の基部まで下ってきたら、あとは樹林の中を下ります。

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ヤブツバキが一輪、咲いていました。

その後も、ちょっと道を外しましたが、方向的には合っていたので尾根の基部まで戻ることができました。

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12時51分、分岐まで下ってきました。

ここから下り始めますが、この先の下りは道は大丈夫かな?などと、ちょっと不安になります。

何しろ,2018年の夏も大雨が降っているので、道がどれだけ荒れているかが気がかりです。

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思った通り、道はかなり荒れていましたが、踏み跡がわからなくなるほどではなかったので、道に迷う心配はなく下れました。

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↑、途中に祠のようなものが見えたので、確認に行く二人・・・

下山道はおおむねこんな感じです。

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13時7分、登りの時に通過した道標まで下ってきました。

登りはここを右手の矢印方向に登っていきましたが、下りはこの反対側から下ってきました。

つまり、ここまで周回してきたわけですね。

後は登ってきた道を下るだけですので、もう安心です。

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13時14分、猪除けの柵迄下ってきました。

今度は柵がちゃんと閉めてあったので、私たちもちゃんと閉めてから出ます。

あとは普通の車道歩きです。


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のどかな道を歩いていると、猪除けの柵にはホオジロらしき野鳥もとまっていました。

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