引田のひな祭りと白鳥の河津桜+東讃3座、その3、五瀬山前編
河津桜のお花見とお昼ご飯を済ませたので、いよいよ山登り開始です。
まずは登山口へ移動しますが、まず登る五瀬山の登山口は病院の奥にあるそうなので、病院をナビに入れて車を走らせます。登山口に行くにはどう考えても病院の敷地内を通らせてもらうよりないようでした。普通の道とはちょっと趣が違うので、車を停める場所も考えます。
Pさんはこれから登る3座とも以前に登っているそうで、そういう仲間がいると心強いですね。
↑岡病院という病院の建物からまだ上に上がると登山口に出ます。
ここは天野登山口というらしいのですが・・・・
登山口からは五剣山がすでによく見えています。
今はこの辺りはさぬき市という名前に代わったのですが、以前は志度町だったと思います。
高松の東に位置する郊外で、たぶん志度寺というお寺があるので、門前町として栄えたのかも・・
平賀源内の出生地でもあるようです。
ようですというのは、なんといっても私自身が香川でも西のほうで育ち、今も西のほうで住んでいるもので、高松から東方面にはどうしても不案内なのです。
車は結局、登山口近くのちょっと広くなった場で邪魔にならないところに駐車しました。
登山口辺りは海からの風が吹きつけるのか寒いので、私はウインドブレーカーを着込んで出発しますがほかの二人は特に着込んでいません。
最初は横に民家など眺めながら、緩やかな坂道を登ります。
ここまで来るのに、病院の敷地を通らせてもらったのですが、この民家の方たちは家に出入りするのに、いったいどこを通られているのか不思議でした。
一般道らしきのが辺りに見当たらなかったので・・・
登山口近くにはタンポポが数株・・
総苞を見ると、どうやらカンサイタンポポのようなので嬉しくなりました。
これは何グミ?
グミもいろいろあって、見るたびに迷いますが、どうやらナワシログミのようです。
鉄塔の手前にイノシシ除けの柵があって、柵を開けて、通過したのち、きちんと閉めてから歩きだします。
最近は香川の里山にもイノシシが多いですが、まだ西讃には登山口にイノシシ除けの柵を設けてあるところが少ないですが、東讃にはとても多いです。
最初はあまり傾斜のない緩やかな上り坂で体に嬉しいですね。
ちょっと登っただけで、登山口にの近くにあった病院が見えてきました。
尾根らしきところに出たら道標が見えました。
左に進むと山頂方面、右は「山の神」と書いてあるので、右に行ってみました。
これが山の神様かな?
その辺りにはいろいろな形をした石や岩が見られます。
なおも緩やかな尾根道を登りますが、風がここではもう吹いてなくて陽だまりの道なので、さすがに暑くなってきてウインドブレーカーは脱いで腰に巻いて登ります。
道の北側が植林、南側は自然林です。
赤い果実はサルトリイバラ?
再び尾根状の場所に出ました。
どうやら三叉路になっているようで、尾根をまっすぐ登ってくる道もあるようですが、私たちは右手から登ってきました。
この五瀬山、どこからでも登れる山のようで、道もいっぱいあるみたいです。
陽だまりの道を登っていると、優しいピンクが見えてきました。
モチツツジの花がちょっとフライイングで咲いてるようです。
この花は、高松のちょっと西側辺りに分布の境があって、私の住む辺りでは見られないツツジですが、高松の山や高松から東の東讃の山にはたくさん咲くようです。
風もこの辺りはなく、お日様が射したらポカポカです。
行く手で道が見えなくなっていますが、その先は下り?
それとも曲がってる?
行ってみると、道はそこから南に曲がっていて、すぐに鳥居が見えてきました。
どうやらこの山には神社が祀られているようです。
鳥居の向こうに鉄骨スレート屋根の小屋らしきのが見えてきて??と思いながら正面へと回り込んでみると・・・
何と、鉄骨スレート葺きの建物は神社なのでした。
奥にお神酒などもあげられていて、どうやらここは石鎚神社だったようです。
これだけの広さがあれば、お正月などは20人や30人の人は初詣に来ても座れそうです。
秋のお祭りなども催されるのでしょうか?
眼下には五剣山が見え、その向こうに屋島の平らな形が見えています。
まったく、香川の里山は結構特徴的な形をしているので、すぐにそれとわかりますね。
で、山頂はまだまだ先のほうだそうです。
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