伊尾木洞~東山森林公園、その8、ようやく龍王池へ
駐車場まであと0.2キロとなって、やれやれと言う感じでした。
初めての道と言うのは様子がわからないだけに長く感じるものですが、この時はその典型的なパターンだったかも・・・
↑車道沿いの法面にはここでもシハイスミレがいっぱい咲いていて、ちょうど西日を受けて綺麗でした。
この日はほんとに一年分のシハイスミレを見たかと思うほど、よく見ました。
車道歩きはこんな感じ。
のんびりと歩いていきます。
このシハイスミレは葉の中央にラインがあって、こんぴら型のような感じでした。
香川の金毘羅さん周辺の山にはこの手のシハイスミレが多いのでスミレ好きの間ではこんぴら型と呼ばれています。
そして、ここまで下ってくるとムサシアブミもまた見かけるようになりました。
やはり日陰が好きなんですね。
15時48分、駐車場に着きました。
↑駐車場に立ててあった公園の案内図。
迷路のように道があって、初めて来たものにはわかり難いですね。
現在地から龍王池に行くのは駐車場のトイレ辺りからショートカットの道があるようですが、車道のほうが間違いないだろうということで車道を歩くことになりました。
↑車道歩きは1キロ以上あります(^^;)
てくてくと歩きますが、歩きもほぼ終盤になってきたかな?
こんなに歩くとは思いませんでしたが・・・
道端に白いスミレが咲いていたので、見てみるとシロバナタチツボスミレでした。
距も白いのでオトメスミレではないようです。
そして、3月半ばだというのに、早くもアオマムシグサ迄発見・・・
香川の標高1000mではGW頃に見かける植物なので、あまりの早さにびっくりです。
16時9分、龍王池近くの管理棟まで帰ってきました。
こんなに長く歩くことになるとは・・・
それもこれも、思いがけずも花がたくさん咲いていたからですね。
↑ランドマーク代わりの焼却場を背にして帰途につきます。
ここからは、往路で歩いた道なので一安心です。
工事中のために水がすっかりなくなった龍王池を偵察する二人・・・
工事中の車道を下ると、ここからは伊尾木洞方面への遊歩道です。
朝、渡った橋のところまで戻ってきましたが・・・
帰りは橋は渡らずに、まっすぐに歩きます。
帰り道と書かれてありますね。
あれまぁ、田んぼの畔にはカキドオシもいっぱい・・・
ほんとに春なんですね。
水の入った田圃を眺めながら、のんびりと太平洋方面に下っていきます。
この辺りでは3月末には田植えが行われるそうで、6月半ば以降に田植えをする香川とは天と地ほど違います。
きっと、こんなところにはツクシが生えているわよ…と話していると、案の定、ツクシの群落が目に飛び込んできました。
まだ、ツクシを見てなかったというRさんは大喜びです。
↑水の張られた田んぼ・・・
そして、休耕田には白いホトケノザヶ咲いていましたが、これは農薬のせいかな?
農薬を使うと草の花が白くなると聞いているのですが・・・・
keitann様 こんにちは
今回は沢山のシハイスミレに逢いましたね。
その他にもいろんな種類のスミレに出会えたようで、それを一つ一つ識別されているところが凄いと思いました。
白花のホトケノザのことですが、keitann様が除草剤の所為か?・・・と推察されていますが、確かに田畑のあぜ道などでは、これ以外でも白花の植物をちょくちょく見かけますね。
小生も今年はツクシを食べませんでした。それは同じような理由からでした。
スギナの除去には除草剤が大活躍しますからね。
投稿: ぶちょうほう | 2019-04-08 19:28
ぶちょうほう様、こんばんは。
一昨日、登った徳島の山にもシハイスミレはたくさん咲いていましたが、それは標高700m前後という高さで山頂直下でした。
それに比べて、高知の東山森林公園ではずいぶん標高の低い場所から咲いていました。
桜の季節に歩くと、少なくとも3種類、多ければ5種類ほどのスミレに会えますね。
田んぼの近くで白い花を咲かせているのは徐造材の影響というのは、かなり前に聞いた
ことです。花の色迄変えてしまうのですから、いったいどういう仕組みなんだろうと
気持ち悪いですね。
ツクシは今年は孫がいなかったので、袴を取るのが面倒だったこともありますが、そう
考えると、むやみには食べられないですね・・・・。
投稿: keitann | 2019-04-08 22:16