今年の初アケボノは大タヲ山で、その2、フジツツジも咲く
第一群生地でヒカゲツツジとアケボノツツジを眺めた後は、再び車上の人となって、どんどん登っていきます。聖神社登山口では日が射して暑いぐらいだったのが、登るにつれて山はガスに覆われてしまいました。
この日の天気予報は高知も快晴だったらしいのですが、たまには予報の外れることもありますね。
一応、標高800mぐらいまで登ったようなので、山の天気だけは仕方がないです。
晴れていたら葉山方面の眺めが素晴らしいという展望台までやってきました。ここがこの日の昼食場所のようです。
↑ここではフジツツジも咲いていました。
3月に安芸の東山森林公園で見てきたツツジです。
標高が高いので、1か月遅くてもまだ綺麗に咲いています。
ツツジだけでなくアセビもまだ花盛りです。
ここがその展望台です。
この頃には辺りはすっかり曇ってしまい、肌寒いほど
晴れていればさぞかし眺めが良いだろうと思われる場所に切り株を利用した椅子とテーブルがあって、お昼ご飯をいただきます。
私も買ってきたお弁当を少しだけ食べたのですが、これがどうもいけませんでした。
食後は、その辺りをうろうろと花を見て歩きます。
シロモジの花も咲いていて、葉が出てなくともシロモジとわかりますが、少し葉が展開し始めていて三裂した葉が見えるので、シロモジに間違いないです。
こちらはトサノミツバツツジのようです。
Pさんは展望目当てでなく、何か花を写そうとして展望台に登っているようです。
食後に、近くにあるアケボノの第2群生地に行こうということになりました。
最初はこんな道を歩くのですが・・・
遊歩道には程遠い、ロープ場が?
「こんな道だったかな?」と高知の方たちが話してますが・・・
どうやら、道は車道みたいな道をそのまま辿って行けばよかったようです。
登ること数分で、アケボノが咲く岩場に出ましたが・・・
体調の悪い私は、お昼を食べたことで気持ち悪くなってしまったので、まだ先へと進む皆さんと別れて、私だけ駐車場まで先に下ります。
下りはロープ場ではなく、車道を下っていたら、なんということはない、立派なアケボノの木がありました。
この日眺めた中でいちばん花つきの良い株です。
周囲に樹林があるので、花も傷んでなくて、先のほうまで見に行ったほかの方たちも、結局、この木がいちばん見事だったと言ってました。
例年なら4月半ばには咲くらしいので、四国でも開花の早さでは一二を争うのではないでしょうか。
それにしても、ここで標高はほぼ800m、低い山では見られないまさに高嶺の花と言うことでしょうね、アケボノは。
皆さんを待っている間に、ツボスミレが咲いているのを見つけたので、撮影です。
さすがに高知…開花の遅いツボスミレももう咲いているんですね。
これはジシバリかな?
この辺りはマンガンが採れるそうで、高知の方がマンガンの原石?みたいなのを火打石みたいに打ち鳴らしていました。
何も鉱物の取れない香川と違い、高知は蛇紋岩や石灰岩、いろいろな鉱物があるんですね。
最後に、この日見かけたユキモチソウをアップします。
高知や徳島では車道沿いにユキモチソウはいくらでも生えていて、この日も何度も見かけました。
これは白と黒のストライプの花が珍しいと思いましたが、コウチテンナンショウですかね?
この日は体調悪く、植物探索の気分が今一つだったので、ただ撮影しただけですが・・・
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