ファガスの森から春の砥石権現へ、その5、第一カタクリとアケボノツツジ
稜線に出た途端、この日お初のカタクリが咲いていました。
徳島の山にはカタクリが大群生するということはないのですが、いろいろな山にぽつぽつと咲いているのが見られます。
↑今年は3月末に早々と岡山にカタクリを見に行きましたが、気温が低すぎて十分に開いていませんでした。
なので、カタクリらしい咲き方をしているのは今年お初ですね。
あちらにもこちらにもぼつぼつと咲いていてくれます。
気温も十分だし、お日様も照っているので、そっくり返って咲いてますね。
近くではヒメエンゴサクかな?と思われるエンゴサクも・・
これ、皿ヶ嶺にも咲くらしいのですが、見分け方がイマイチ良くわかっていません。
尾根の南側では色鮮やかなツルギミツバツツジ・・・
緩やかな下りをまたまた下っていくと・・・
10時56分、水恋沢への分岐を通過します。
以前来た時は下って見ましたが、水恋沢に前は咲いていたというアケボノツツジが今はもう枯れたそうなので、下るのを止めました。
確か、コウヤボウキなどを見た記憶があって。コウヤボウキの自生は珍しいなと思った記憶がありますが・・・
水恋沢には下らず、そのまま砥石権現方面へ向かいます。
この頃から行きかう人も多くなりました。
やはり皆さんもお目当てはアケボノとカタクリでしょうね。
ツーショットで咲いているカタクリ・・・
丁度見頃です。
これはナガバノスミレサイシン
緩やかな登りを登って11時13分、砥石権現に到着しました。
山頂には40人ほどの団体さんがおいでになり、高松から来られているとのことでした。
たぶん砥石権現から登ったら、迎えのバスがファガスの森まで来てくれるんでしょうね。
人が大勢なので、お昼はその次の鹿舞タキ山で取ることにして、そのまま下ります。
下る途中で、尾根を少し南に入るとアケボノが咲いていました。
ツルギミツバツツジとアケボノツツジの色合いの違う花たち・・・
手前のアケボノは優しい色をした花でした。
あまり濃い色をしたアケボノよりもこういうはんなんりした色のほうが好みです。
ここの株は寒波でやられてなくて、花も傷んでいません。
青空バックにアケボノは今年初めてかな?
もっと何株もあるのかと思っていたのですが、全部で数株のようです。
アケボノ色のウエアを着てアケボノを撮影するPさん・・・
真ん中に見えるのは西三子山みたいですね。
アケボノを堪能したら、再び登山道へ戻ります。
ピンクの次は、これまた春色のシロモジの花・・・
砥石権現から鹿舞ダキ山はすぐですが、下りは結構、急です。
登り返しが思いやられます。
まだ芽吹きが始まったか始まってないという尾根道を下っていきます。
途中、展望の良い場所があるというので、Pさんたちは寄り道です。
ここからはレーダーのある高城山や雲早山も一望のようでした。
下りきったあたりで岳人の森への分岐を通過します。
その後、再び鹿舞ダキ山への最後の登りを登って、11時46分、鹿舞ダキ山へ着きました。
どんどん下ってきた割には、登り返しは思ったほどでもなく、標高は大したことないですね。
山頂には祠の中に「森の妖精」が鎮座されていました。
前にも来ているはずなのに、全然記憶にないということは、それだけ紅葉に夢中になってたということですかね。
keitannさん、こんばんは。
砥石権現にもアケボノツツジが咲くのですね。
此方は10連休中に祖母山でアケボノツツジでした。
訪れた日は山頂付近で季節外れの霧氷でビックリ^^)
その後、韓国岳・開聞岳・宮之浦岳・高千穂峰と南九州の山々を巡って
keitannさん達が砥石権現を歩かれた5/5に帰宅でした。
投稿: k2 | 2019-05-29 22:07
k2さん、こんばんは。
砥石権現は春にカタクリとアケボノツツジをセットで見に行く方が多いようです。
私もまだ岳人の森からは登ったことがなくて、知りませんでしたが、アケボノの
数はそれほど多くはないです。
k2さんは連休中に九州の山でアケボノ見物されたんですね。
霧氷と言うのは連休最初の27日ごろでしょうね、きっと。
宮之浦岳迄足を伸ばされましたか。
東北や九州は1週間ぐらいかけて登ると、効率が良いんでしょうね。
長い期間、留守に出来ない私から見れば羨ましい限りです。
5日ぐらいになると、皆さん帰り始めるようで、この日はファガスの森も静かな
ものでしたよ。
投稿: keitann | 2019-05-30 22:22