6月の花散策、トキソウ、コバノトンボソウ、ノハナショウブ、ムラサキニガナ
トキソウはこんなところに?と思うようなところで咲いているのですが、以前より数が減ったような気がしました。
私たちも訪問するのは2年に一度ぐらいにした方が良さそうです。
↑時期的にも今年は花期がもう少し早かったのかも・・・
淡いピンクがなんとも言えません。
コバノトンボソウのほうは緑一色の植物なので、目が慣れるまで、なかなか見つかりません。
これからの時期はこれとよく似たキソチドリやツレサギソウなどの仲間が多くなって、頭を悩ませます。
ややこしいランの仲間と比べると単純明快なノハナショウブの花。
草丈も1mはあって、見つけやすいです。
カキランもそうですが、この色も和の色ですね。
園芸種の花菖蒲のもとともなった原種の花です。
私としてはうんと昔、知床の秘境で眺めた花でもあります。
ムラサキニガナはごく咲き始めで一輪が咲いたばかりでした。
これは花期がかなり長く、8月末とか9月初めでも綿毛とともに見かけるような気がします。
ニガナの仲間にしては日陰が好きなようで、薄暗い場所で咲いています。
こんにちは。ムラサキニガナの花期ですね。当地では1ヶ所で見ていましたが数年前から姿が消えてしまいました。また出会いたい花です。
投稿: 多摩NTの住人 | 2019-06-24 08:42
多摩NTの住人様、こんばんは。
ムラサキニガナ…ニガナの仲間にしては数は少ないですよね。
薄暗いところで咲く花は、綿毛をたくさん飛ばしても発芽率が悪いのだろうか?
などと思ったりしています。
色合いが美しいのでそちらでもどこかで残っていてくれると良いですね。
投稿: keitann | 2019-06-24 22:28
keitann様 こんにちは
久しぶりにネットの海に出てきました。
御記事にもしばらくご無沙汰していましたが、ご容赦ください。
沢山ある御記事の中で、野生ランの出てきたこちらにコメントをさせていただきます。
トキソウは優しい花姿ですね。そして、コバノトンボソウはまるで忍者のようだと感じました。
確かに小さくて、保護色的で目立たない花ですね。
ノハナショウブの原野で見る美しさは天下一品ですね。
園芸種のハナショウブはどちらかと言えば華美に傾きますが、こちらのノハナショウブは清冽さを感じます。
ムラサキニガナは秋のものというイメージを持っていましたが、こんな時季から咲き出すのでしたか。
投稿: ぶちょうほう | 2019-06-24 22:57
ぶちょうほう様、こんばんは。
この季節は天気がいろいろと変わるので、体もだるくてしんどいですね。
私も昼寝をしたり体を休めたりしながらなんとか体調維持しています。
どうかあまり無理はなさいませんように。
トキソウは淡いピンクがなんとも言えませんね。
熱帯の色鮮やかなランの仲間とは対照的に、日本のランは優しい色合いのものが
多いようです。
コバノトンボソウは全体が緑で、大きさはまずまずなのですが、なかなか見つからず
焦りました。
ノハナショウブは栽培種の花菖蒲を見慣れた目には最初はやぼったく映りますが
単色のきっぱりした色合いが魅力ですね。
ムラサキニガナ・・・花期が意外と長いんだと、私も初めて知りました。
投稿: keitann | 2019-06-25 22:32