ススキの広がる光景・・・自力でナンバンギセルを見つけた
昨日は退院後初めて、長時間の野草散策に出かけてきました。
運転はなんともないのですが、山道歩きはまだ無知だろうと判断し、車道沿いに咲く秋の花を見に行きました。
まずは、ススキの繁る丘の上でお昼ご飯を食べましたが、ススキみたいななんでもない植物でも、久しぶりに眺めると嬉しかったです。
↑ススキの向こうに見える雲もすっかり秋の雲です。
上から眺める吉野川。
良い天気でしたが、河口辺りは少し霞んでいます。
吉野川の右岸にそびえる山々は徳島の山です。
こちらは阿讃山脈をバックにススキ。
白いオミナエシの花もどこにでもある花ですが、今季初めて見ました。
ここはメリケンムグラの花がとても多いです。
条件の良い場所では結構大きな株になっていました。
たいていは砂地を這うような貧相な株が多いみたいです。
海岸や水仙の畔などに多いとありますが、ここは標高1000m近い丘の上のススキが生い茂るような場所です。なぜか香川ではほかではあまり見たことがなく、たいていここでしか見たことがありません。
道を下っていると、ススキの株もとにナンバンギセルが1輪だけ咲いていました。
実家近くのため池ではうじゃうじゃと咲いていて気持ち悪いぐらいですが、やはり山地で楚々と一輪咲いている姿のほうがずっと趣がありました。
見つけようと思ってもなかなか見つけあるものではないので、たまたま目に留まった偶然に感謝でした。
下ってると、今度は地べたで綺麗なブルーが見えました。
よく見ると、何かの果実です。
こんな青い果実といえば、アオツヅラフジしか思い浮かびませんが、アオツヅラフジが地べたを這いずっているのは初めて見たので??でした。たいていはアオツヅラフジって何かの木に絡んでぶら下がってるのしか見たことなかったです。
それに今までは葉っぱもあまり見てなかったのですね。
帰宅して検索すると、葉の形からもアオツヅラフジで間違いなさそうです。
この時に果実の中の核がアンモナイトの形をしていることを確かめていたら、その場で確信できたのですが、確かめるのをさぼってしまいました(^^;)
ほかにもサルトリイバラの赤い実も確認できたし、秋は花とともに果実の観察の時期でもありますね。
keitann様 こんにちは
ご退院おめでとうございます。そして早速のお出掛けで、良い秋空と、秋の草花の景色に出会えましたね。
ススキの背景の空に浮かぶ雲は確かに秋のもののような感じがします。
偶然目にされたオンリーワンのナンバンギセルも初々しい姿に見えます。
サルトリイバラの実がもうこんなに赤い実を見せるようになってきましたか。
本(9/26)日は、伊勢湾台風から60年経った日で、中京圏では朝からTV番組でいろいろなことを聞かせてもらっています。
幸いその当時、小生は関東の住人でしたので、その悲惨さは他人から聞くだけでしたが、昨日、名古屋在住の従妹のところに行き、その悲惨な様を身に沁みて聞いたばかりです。
災害への備え・・・・・本腰を入れないといけませんね。
投稿: ぶちょうほう | 2019-09-26 18:17
ぶちょうほう様、こんにちは。
退院はもうずいぶん前のことなのですが、その後も時々点滴に通ったり
自宅で服薬治療をしているので、なかなか本調子になりません。
今回は、体調が良かったので思い切って遠出してみました。
いつもは主人に運転してもらってましたが、主人が所用があったので一人で
出かけたのです。
おかげで花はもちろんですが、山地ならではの景色に出合え、久々にのんびりとした
気持ちになれました。
ナンバンギセルも山地で一輪咲いているのは、よいものですね。
そうですか、伊勢湾台風は60年前の昨日のことだったのですね。
そういえば、今日はあの御嶽噴火から5年だとTVで言ってました。
5年前のその日、私も昨日と同じ県境の山にアサマリンドウを見に行っていたので
あ・・・もう5年も経ったのだな~と思ったことでした。
投稿: keitann | 2019-09-27 10:56