思いがけなく雪に出合えた梶ヶ森、その4、滝を二つ眺めながら
駐車場から10分ほど歩いたところで、龍王の滝に着きます。
日本の滝百選にも選ばれている滝です。
↑梶ヶ森は中2の時に中学から連れて行ってもらった山で懐かしかったので、登山復帰してからもかなり早くから登っていた山です。なので、この龍王の滝なども17年ほど前から来ていると思います。
滝から登山道に戻るために登ってくるRさんたち。
こんなところにサイコクサバノオの株がありますが、まだ花芽も上がってないですね。
ごくごく早春の景色です。
あれ、倒木なんてあったっけな?
その後も綺麗な沢の畔も見ながら歩いていきます。
森は、まだ冬枯れの様相を呈しています。
大木の幹に、うっすらと積もった白い雪。
苔との対比が綺麗・・・
11時20分、いつも休憩している定福寺の奥之院に着きました。
縁側に座らせていただき、軽くおやつをいただきます。
奥之院にあった温度計では気温1℃でした。
この日はやっぱり寒いのかな?
久しぶりに山らしい山に登った私は、寒いのかどうなのかよくわかりません。(^^;)
この日は私たちの後からも2組ほど登ってこられました。
梶ヶ森って秋の天気の良い日でもあんまり人に会わないのに、この日は結構登ってきますね。
11時32分、ここから真名井の滝のほうに向かいます。
いつもアキチョウジやシコクブシなど秋の花が咲いているトラバース道も寒々としています。
先ほど奥之院で後から上がってきたパーティーの方たちは結局、休憩を取らずに、そのまま歩かれたようで、私たちの100mほど上を歩かれてます。
足元にはチャルメルソウがいっぱいですが、花はまだまだですね。
沢にかけられた橋を渡る二人・・・
沢を渡ったところで、見覚えのある芽が・・・
そう、これはシコクブシの芽ですね。
逸早く出てくるんですね。
霜柱の上に雪が積もっているという寒そうな光景・・・
11時42分、真名井の滝を通過します。
驚いたことに滝の源頭部はものすごいつららが・・・
こんなのを見たのは初めてです。
PさんとRさんも凍った滝が珍しいのか、熱心に撮影しています。
その間、私は青々とした苔を撮影したり・・・
岩肌から出てきているシャクナゲの芽を見たり・・・
シャクナゲってこんなところから芽吹くんだからすごいです。
上を見上げると、ここからは急な登りです。
いよいよ梯子場に差し掛かりました。
手袋をしてないので、手すりを握る手が冷たいこと。
垂直に近い梯子を登ってくるRさん。
この辺りがいちばんしんどいところです。
11時55分、ようやく尾根迄登りました。
ここは山荘に向かう道などとの分岐になっています。
どうするか迷いましたが、ブナ林にもしかしたら霧氷が着いているかもしれない?ということで、天狗の鼻方面に行くことにします。
この日は気温も低いし、湿度も高そうだから、霧氷があるかもと前夜から少し期待してたんですが・・・
うっすらと赤い蕾をつけたツルシキミを見ながら、霧氷はどうかな?と登ります・・・・
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