タムシバのお花見本番、その7、花の道を下山する
せせらぎ十字路まで帰ったら、あとは車道への最短の道を歩きます。
で、ここで見たかったのはショウジョウバカマだったのですが、ちゃんと咲いてましたよ。
↑4年前にもショウジョウバカマを見ましたが、今年も咲いていてくれました。
ピンクの花が何とも可愛い。
シロバナショウジョウバカマは高知の山地で見ましたが、ショウジョウバカマが咲くのはそれより1か月ほど遅いです。
ササの中からたくましく咲きあがったシハイスミレ・・・
やがて、見覚えのある棚田迄出てきました。
ここは今も耕作されているようで、農作業中の方を見かけたこともあります。
↑綺麗に耕されて今年の春もちゃんと田植えするんでしょうね。
13時56分、岩屋休憩所へと通じる車道に出ました。
車道を南に向かって歩きます。
ここからもタムシバの白いのが見えて綺麗・・・
ヤマザクラもちらほら咲いています。
この日はここでだけオドリコソウを見かけました。
岡山はちょっとした場所でもオドリコソウが良く咲いているんですが、鬼ノ城界隈ではここだけかな?
14時6分、ビジターセンターへと通じる車道に出ました。
ここをビジターセンター方面とは反対側に歩きます。
奥坂休憩所と書いてあるほうです。
こちら方面には、実は2016年に初めてYさんに連れられてきたとき以来です。
地図を見ると、奥坂休憩所へは炭焼き窯跡の辺りで登山道に入るようです。
炭焼き窯跡を撮影し忘れましたが、確かに炭焼き窯を越えてすぐに↑の道標がありました。
後はこの道をまっすぐ下るだけです。
4年前にはなかったと思いますが、車道は行き止まりになっていて、突き当りに建物ができていて、Pさんの話では養豚所みたいということでした。
養豚所は匂うので、人家のない場所に出来るんですね。
こんなところにもタムシバが咲いています。
まさに、一日で何百本というタムシバを見ました。
石仏もあって、多分この道は昔からある岩屋寺方面へのお詣り道だったのではないかと思います。
でも、今では歩く人も少ないようで、鬼ノ城へ登る人はたいてい私たちが登った登山道を使うようです。
なんだか良い鳴き声がしいぇ青い鳥が飛んだので、撮影してみました。
オオルリかな?と思いましたが、やっぱりそうだったようです・・・でも、遠すぎてピンボケです。
オオルリって夏鳥と思いましたが、もう出てるんですかね?
この道はヤブツバキが多いと、Yさんと下った時に感じましたが、やっぱり春でもヤブツバキが多かったです。
昔から良く歩かれた道らしく、道幅は広いですが、途中から半分は通行できないようにしてありました。道がかなり荒れているようです。
道に、タムシバとヤブツバキの落花・・・
かなり下ってきたので、この辺りではタムシバも終盤のようです。
↑見事なヤマザクラ
この道は誰も歩いてませんでしたが、タムシバ、ヤマザクラ、ヤブツバキ、ツツジなどが途切れることなく咲いていてと、花の好きな人にはお勧めです。
空が曇り空なので、プラス補正して、こんな風にしか撮れません。
もう一枚。
花は盛りで見事なんですけどね。
撮影するPさん。
道の中ほどで鎖で通れないようにしています。
満開で見事でしたが青空でなくてほんとに残念。
足元には小さなシハイスミレが・・・
下るにつれてミツバツツジも咲いています。
こんな木の橋を渡ると山麓も、もうすぐですね。
今度はヤマザクラとヤブツバキの落花・・・
あれまぁ、こんなところでもショウジョウバカマが群生で咲いています。
最後の最後まで花が楽しませてくれました。
14時54分、登山口まで戻ってきました。
ぐるりと一周してきたわけです。
15時3分。奥坂休憩所まで帰ってきました。
まだ車も半分ほどありました。
もう3時を回ったし、カタクリもこんなに気温が低くては開いてないだろうということで、カタクリのお花見は諦めて早めに帰宅することに・・・
私たちには珍しく、休憩も少なく、おやつもあまり食べなかったので、帰りにコンビニでコーヒーを買って少し食べてから帰りました。
もう少し天候が回復すると思ったのですが、思ったより寒いお花見となりました。
でもタムシバは花数多く、青空の下で垣間見ることができたので、まずまずでしたね。
自家の当たり年のときまで、健康で山歩きを続けてられるんでしょうか?
それがいちばん心配ですね(^^;)
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