6年ぶりに裏寒風のアケボノを見に行く、その5、西稜へ這い上がる
アケボノをある程度堪能したら、今度こそ西稜に這い上がらないと・・・
笹原を登っていきます。
↑先を歩くS君。
桑瀬が良く見えてますが、誰もいないみたい・・・・
何しろ寒風茶屋にも車がほとんどありませんでしたから・・・
あまりぱっとしない天気なのに、瀬戸内海が良く見えます。
高曇りっていうやつでしょうか。
海岸線も良く見えるし、麦畑が熟れて麦秋の色も見えます。
伊予富士をバックにエントツ山さん
東黒森も見えてきました。
石鎚山系の山なみが見えています。
西黒森も見えてきましたね。
自念子の頭付近の後ろには筒上と手箱も見えています。
自分が歩いた山が見えるのは嬉しいものです。
いよいよ岩の下を巻いて、最後の登りです。
赤テープは西尾根からの道との分岐。
私はたいてい、オオヤマレンゲの時期にここを下から登ってくることが多いです。
上方には最後のロープ場が見えています。
これを登ったら西稜に飛び出します。
ロープをくくっているのはアケボノの大株でした。
態勢を低くして、アケボノの花の間に麦秋を入れたつもりがうまく撮れません。
断崖絶壁を見下ろして咲いているアケボノ。
エントツ山さんは身が軽いので、木に登って撮影中です。
あちこちで寄り道しましたが、いよいよ最後のロープ場の登りです。
コヨウラクがないね~と言いながら登ってきたのですが、ここにきて咲いてました。
アケボノの時期にはたいてい咲いています。
下から登ってくるお二人。
もう稜線に飛び出すというときにもコヨウラクが綺麗に咲いていました。
12時59分、やっとこさで西稜に這い上がってきました。
8時半に登り始めたので、4時間半がかりでした(^^;)
まぁ、コーヒーもゆっくりとお湯を沸かして飲めたし、あちこちと寄り道したので、時間を食っても仕方ないかな?
お二人には花散策と亀足にお付き合いいただいてご苦労様です。
稜線から眺める高知側の風景はあまりに明るくて、寒風山の裏側から登ってきた身には眩しいほどでした。
最後の登りを登ってくるS君。
画像には写ってないけど、肉眼では太平洋も見えていたようです。
この日は太平洋と瀬戸内海の両方が見えたわけです。
↑画像の一部をトリミングしてみました。
ピラミダルな山容は雪光山かな?
そしてその手前西側にみえるのは3月に登った鷹羽ヶ森みたいですね。
地図で確認したら合ってるようです。
西稜の突き当りまで行ってみます。
伊予富士が正面に見えてます。
岩黒も見えてますね。
桑瀬にはやっぱり誰もいないようです。
keitann様 こんにちは
いつも感じていましたが、四国の山では笹原の稜線が多いですね。
ですから稜線に出ると途端に何とも言えない清涼感に包まれるに違いないと感じていますが、どうでしょうか?
また、笹原の出来上がった要因はどういう加減なのでしょうね。これも興味深いことでした。
ともあれ、美しいアケボノツツジに目を楽しませていただきました。
また麦の稔りの色もちゃんと確認できましたので、ご安心ください。
五月が終わり、いよいよ県を跨いでの移動もさほど気にすることもなさそうですので、小生も手始め(足始め?)に県内から動き始めようと思います。
投稿: ぶちょうほう | 2020-05-31 13:48
ぶちょうほう様、こんばんは。
仰るように、四国の山は石鎚山系も剣山系も稜線はほぼ笹原ですね。
笹原の稜線歩きは展望もよくて、ほんとに気持ちの良いものです。
天気に恵まれたら、文句なしですね。
笹原の出来上がった要因、勉強しておきますね。
アケボノツツジは今年は裏年のようで、シャクナゲもまた裏年のようですが
ミツバツツジの仲間やゴヨウツツジは当たり年のようです。
でも少ないとはいえ、アケボノツツジのピンクはいつ見ても良いものです。
四国の岳人ならばアケボノツツジの開花が気にならない人はいないのではないかと
思います。
明日からはいよいよ自粛生活からも解放されますね。
花は少々端境期かと思いますが、新緑はまだまだ楽しめますよ。
投稿: keitann | 2020-05-31 22:36