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2020-05-28

6年ぶりに裏寒風のアケボノを見に行く、その3、早くもコーヒータイム

そろそろアケボノが出てきたので、なんとなく心もウキウキです。

S君は「今年はもうアケボノは見られないと諦めていた、ここで見られるとは」と・・・

私は最初からアケボノ目当てに来てるんですけどね。(^^;)

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数は少なくてもアケボノのピンクを見つけると癒されますね。

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独特の花が咲いてるので、ナンゴクミネカエデもこの時期はわかります。

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ブナの新緑をバックにオオカメノキの清楚な白い花・・・

P520237710時43分、道標らしきプレートが岩につけてありました。

これは以前寒風山の整備をされていたHさんがつけられたものかな?

このコースでは唯一の道標らしきものでした。

P5202378ここからは今までの道とはガラリと変わり、トラバースになります。

この辺りの雰囲気は覚えていました。

それに花散策で寒風山に来るときは、この辺りまでなら下ることもあるので、見覚えがあります。

斜面はこの前まで雪をかぶっていたようです。

P5202380行く手にワチガイソウがあったので、必死で撮影していたら、「その先に群生がありますがな」とエントツ山さん。

ほんと、斜面にはワチガイソウの群生が広がってました。

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ワチガイソウとヒメエンゴサクのツーショット。

4月下旬に訪れた皿が嶺にもこんな場所がありました。

P5202385コガネネコノメソウもまだ咲いてます。

一か月前の皿が嶺で咲いていた花が、今も咲いてるんですね。

標高差は500mぐらいですが、裏寒風は冷たい風が吹くので、花が随分と遅いようです。

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まばらに咲くアケボノを愛でながら進みます。

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雨が降ったら沢になるであろう場所を渡ります。

これは賀茂川支流の源流??

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ナツトウダイの群生は久しぶりに見ました。

というかこんなに固まって咲いているのは初めて見ます。

こんなに標高の高い場所にも生えるものなんですね。

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何とも四国のブナらしい枝ぶりのブナ。

P5202398そうこうするうちに青空が出てきました。

一気にテンションが上がります。

時刻は11時。

やっぱり今日は午後から晴れなんでしょうか。

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S君が見つけてくれた木に着生しているワチガイソウ。

P5202412シコクブシの芽出しと近くにはシロバナネコノメソウ。

シロバナネコノメソウはさすがに花は終盤ですね。

P5202415つくつくと伸びてきたシコクブシの茎に混じってヤマシャクの花芽が見えてきました。

う~~ん、あと数日後には咲きそうな感じ・・・

麓では完全に終わってましたが、標高差500m登ると、花姿も全然違います。

でもこの辺りまで来たら、その先に赤テープが見えなくなりました。

上の方を見上げたら、上の方に赤テープが見えます。

エントツ山さんが偵察してくださるというので、お願いします。

エントツ山さんも上の方を目指して登って行かれます。

見上げると、どうやら、稜線から裏寒風への下り口がこんな感じでした。

位置的にもそんなものですね。

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偵察してくださってる間に、足元を見ていたら、なんとヒメニラの花。

こんな小さな花にここでまた会えようとは・・・

一ヶ月前に皿ヶ嶺で見た花です。

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白い花も咲いてますが、危うくコンロンソウと叫びそうになりましたが、よく考え直して、これはシコクハタザオですね。寒いからか、花が開いていません。

エントツ山さんから、登ってくるようにと指示があったので、斜面を登っていくとそこが分岐なのでした。ケルンらしきものはありますが、道標も何もありません。そのまま上に登るとたぶん稜線に出ます。そこからトラバースするのが今日のコースです。

朝が早かったので、なんだかお腹が空いてきたし、最初の休憩から1時間以上経っているので、「何か食べませんか?」というと、「いいよ」とのこと。

寒いのでなんだったらここでコーヒーを沸かしましょうとエントツ山さん。

ガスコンロが出てきましたが、なんと自動着火ではなくてマッチで点火するとか・・・

今どきマッチですか??

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大きな袋に小物をいろいろ入れてあるようで、必死に探すのですが、なかなかマッチが出てきません。

S君がライターでもとライターを出そうとしたら、マッチが出てきました(^^;)

マッチが桃印のマッチで、懐かしくてほのぼのしてしまいました。

私の持参した500mlのお湯に少しお水を足して、あっという間にお湯が沸き、美味しいコーヒーが入りました。因みに私は7山ではインスタントコーヒーを持ってくるのですが、エントツ山さんの持ってきてくださったコーヒーをちゃんとドリップして熱々の本格コーヒーでした。

お腹が空いているので、持参のワッフルを食べなおかつエントツ山さん持参のクラッカーもいただきます。お昼のおにぎりはやっぱり上で食べないとね。

でも、、熱々コーヒーとワッフルのおかげで人心地がつきました。

これで山頂までのエネルギ-補給もできました。

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コーヒー休憩した場所で何やら考え込むエントツ山さん

この後、11時45分に山頂目指して出発です。

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歩き始めてすぐに見たのはタチネコノメソウでした。

5月も末というのに、ネコノメの綺麗なのがいろいろ見られました。

高山はまだ早春なんですね。

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