ツガザクラ咲く銅山越へ、その4、牛車道のツガザクラ
牛車道は10年ほど前に知った道で、それまでは歓喜抗から近道を登っていました。
調べてみると2007年に初めて牛車道から登っているようですから、こちらから登るようになってもう13年になるんですね。
↑牛車道に出ると、大座礼方面がよく見えます。
この日はちょっと霞んでいて残念でしたが、見られただけでも嬉しいですね。
まだ咲き残っていたミツバツツジ。
ピンクが濃いのでツルギミツバツツジかも知れません。
足元に白いのが多雨さん落ちていて、何だろう?と見上げるとオトコヨウゾメの木でした。
5月20日の裏寒風に次いで見ることができました。
まだ一度も行ったことがないですが、ここからは蘭塔婆もよく見えます。
見上げるとグミの花満開。
そして、今年初めてのツガザクラが出てきました。
岩に根を張って咲く姿はまさに健気・・・
小さくとも木本ということを実感できます。
ダイヤモンド水で休憩してから休憩を取ってなかったので、中途半端ですが、ここでツガザクラを見ながら休憩することにします。
その合間にも若いカップルが登って行かれましたが,速い,速い・・・・
見たら、女の子の方はザックも背負ってません。
コロナで人混みを避けて、初めて、山に来たのかも?
牛車道のすぐ横は岩になってますが、岩に張り付くように咲いているのです。
10分弱、休憩したら、銅山越に向けて最後の歩きです。
時刻は12時7分。
少し歩くと、ここでもアカモノが咲いていました。
まだ咲き始めですね。
ざらざらとした石の多い道の傍らで咲く姿は、可愛い花に似合わずこちらも根性ありますね。
少し登ったら、先ほど休憩していた牛車道が見えてきました。
この風景がなぜか大好きです。
12時18分、露頭、大和間符経由で銅山越にいたる道との分岐を通過します。
この道はまだ歩いたことがないですね。
そして、こちらはすぐ近くにある笹ヶ峰方面への分岐。
以前、ここでテント泊の荷物を背負った女性だけのパーティーとすれ違ったことがありました。
赤いツツジは一瞬ヤマツツジかと思いましたが、葉を見るとオンツツジです。
まだ咲いてるんですね。
カラマツの綺麗な色の新葉。
カラマツは落葉松とも書くように落葉樹です。
再び、道沿いにツガザクラが出てきました。
道からほんの2~3m入った場所では、こんなに群生しています。
いつもはもっと時期遅く訪問するので、こんなにたくさん咲いているのは初めて見ます。
12時27分、近道と合流します。
ここまで来たら、このすぐ上が銅山越です。
1分後の12時28分、銅山越に到着でした。
エントツ山さんが立てた銅山越の道標。
去年は銅板に掘ってある花がアカモノかツガザクラなのかよくわからなかったのですが、今回、画像をよく見てみると、向かって左がツガザクラで真ん中がアカモノなんですね。
銅板をトリミングすると真ん中がアカモノで両端のがツガザクラでした。
葉を見ると見分けがつきます。
去年はここでばったりこのエントツ山さんにお会いしてびっくりしたのでした。
そしてこれは去年はなかったと思う「標高1300m」の標識。
ここでも香川の最高峰よりかなり高いです。(^^;)
この日は登山者は少なかったですが、それでも銅山越付近では何人かとお会いしました。
銅山越から西の方は、ちょっと曇ってきたようです。
見上げるとシロドウダン?
後10日ほどで咲きそうですね。
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