岩場の花を見に寒風山へ、その1、平日に決行
7月半ばになるというのに、今年の梅雨は明けそうになく、連日傘マークが並ぶ日々でした。
フルタイムで働いている山仲間のRさんには悪いのですが、週末も雨みたいなので、平日の天気の良い日に狙って出かけるしかありません。Pさんに連絡すると、平日はお母さんのデイのお迎えがあるので、早出して早く帰れる山がいいそうです。今の時期なら寒風山の岩場の花が咲きだしているかも…寒風山なら歩く時間が短くて済むので、早いうちに下山できそうですね。では寒風山に決まり。
天気は17日が良さそうです。
Pさんと二人だけでのんびりと歩いても良かったのですが、以前、裏寒風を一緒に登った時、学生時代の山仲間の山じいさんが花の時期に寒風山を訪れたいと言っていたのを思い出したので、ラインで声がけしてみました。予定では堂ヶ森にササユリを見に行くことにしていたらしいのですが、変更してお付き合いしていただけることに・・・
Pさんの都合を優先したいのでPさんに集合時間を決めてもらったところ、寒風茶屋に7時20分に集合ということになりました。
↑寒風山西峰で伊予富士をバックに咲くイワキンバイ。
今年はどこでもイワキンバイが元気に咲いています。
いつもの大野原某所で5時半にPさんと待ち合わせたら、あとはPさんの車に同乗させてもらい、伊予西条を目指します。
西条のいつものコンビニでお昼ご飯調達していたときは見えなかった石鎚も、賀茂川の畔迄やってきたら見えてるではないですか。
天気はまずまずのようですね。
新寒風山トンネルの手前を左折し、旧道を登っていきます。
この道は時々通りますが、車道沿いにはキツリフネが大群生していて驚きました。
いつもオオヤマレンゲを見に行くときはこれほど咲いているのを見たことないです。
季節のせいなのか、今年の多雨のせいなのか見事でした。
水滴を葉の上に載せて咲くキツリフネ。
寒風茶屋には7時20分ちょうどの到着でした。
昔からの山仲間のS君改め山じいさんはすでに到着していて、朝ごはんを食べているところだったようです。
Pさんとは5月に皿が嶺でばったり出会ったそうで、2か月ぶりですね。
そういう私は5月20日の裏寒風以来ですから、やはり2か月近くぶり?
準備をして登り始めたのは7時37分でした。
この日は時間が早かったせいかほかには車も数台のみ。
単独女性が私たちより一足早く登って行かれましたが、その後は会うこともなかったです。
↑登山口にはギンバイソウの蕾。
開花まではもうちょっとかな?
ヤマアジサイも咲いています。
登山口すぐ上の大きな木が根こそぎ倒れていて、それは5月に下山した時も倒れていたのですが、そのためちょっと歩きにくくなっています。
寒風山は最初の30分弱が急登になっていて、しょっぱなからのきつい登りが堪えますが、いつものようにPさんとぺちゃくちゃと楽しくおしゃべりしているうちに、坂も緩やかに・・・
綺麗なブルーのヤマアジサイに癒されながら歩きますが、いつも見ているいろいろなお花がほかには咲いてないようです。
今年の7月前半は梅雨寒だったからか、花も少し遅れ気味??
稜線も近づくとブナの木が現われます。
実をいっぱいつけています。
5月に下った時も少し花が咲いているのを確認しましたが、その時思ったよりも豊作みたいですね。
白いノリウツギが車で登山口まで走っているときもあちこちで咲いてましたが、登山道ではお初です。
ノリウツギは北アルプスでも良く咲いている花で、これを見ると何度も登った北アルプスや南アルプスの遠征を思い出します。それに学生時代の夏合宿も・・・
アカモノはすでに果実になっていました。
でも、ヤマツツジがまだ咲き残っていますね。
今年は涼しかったからか、あちこちで遅くまで咲いているようです。
7月頭の東赤石では咲いているのを見なかったクロヅルもあちこちで白い花を咲かせています。
登山口から桑瀬までは山じいさんにトップを歩いてもらいました。
「速さはこんなものでいいかな?」と気を遣っていただきましたが、速く歩かれてもついていけない私たちですから、結局、スローペースにお付き合いいただくことになるのですが(^^;)
桑瀬峠まで近づいたら、寒風山の前衛峰が見えてきました。
本峰は見えてないようですね。
見上げると一部には真っ青な空が見えてきて、テンション上がります。
もうすぐ桑瀬峠に着く山じいさん。
桑瀬峠着は8時45分でした。
コメント