岩場の花を見に寒風山へ、その3、シコクシモツケソウ
登るにつれて天候も良くなってくるようで、岩場辺りまでやってきたら、伊予富士がばっちり見えました。
↑5月に裏寒風を上がり、表から下った時、この場所で伊予富士を眺めたものでした。
↑これが5月20日の撮影した画像です。
この時はまだオオカメノキの花が咲いていました。
今はもう赤い果実をつけています。
登山道に何やら白い花・・・・
よく見ると、見たかったシコクシモツケソウではないですか。
7月初めに東赤石から権現越経由で床鍋に下ったのも、一つはこのシコクシモツケソウが見たかったというのがありました。でも、権現越は荒れてしまってもう咲かないようですね。
寒風山はいろいろな意味でまだ植生が保たれているようです。
丁度うまい具合に、赤い花を咲かせるシモツケソウとツーショットで見られましたが、残念ながらシモツケソウのほうはまだ蕾です。
シコクシモツケソウのほうがほんの少し花期が早いようで、この日はシコクシモツケソウがたくさん見られました。数年前の同じ時期に来てますが、その年はシコクシモツケソウは見なかったので、花の適期に来るのは難しいです。
↑因みに権現越で2011年に撮影しているシコクシモツケソウです。
権現越の株は茎が赤くて綺麗ですね。
この時の記録はこちらです。
また少し登っていると、モリイバラの綺麗な花が・・・
こちらはシモツケで木本です。
シモツケとシモツケソウ、シコクシモツケソウとよく似たのが同じころに咲くので、野草初心者の方には相当ややこしいですよね。
伊予富士を眺める山じいさん。
私は伊予富士にはここ2年ほど行ってませんが・・・
比較的、大きな株のヤマアジサイも中にはありました。
さて、そろそろ岩場を覗くとしましょうか。
まず目についたのはイブキトラノオです。
寒風山の植生は東赤石と共通したところも多いですが、東赤石にはイブキトラノオは咲かなかったと思うのですが・・・
岩場には登山道沿いとは違って、赤いヤマアジサイが咲いてました。
地質がちょっと違う??
久々に見たクガイソウの咲き初めと、カラマツソウの仲間の蕾。
クガイソウもあちこちでシカに齧られ、最近はあまり見られなくなりました。
岩場から眺める伊予富士。
真正面に見えます。
嬉しいことに、タカネマツムシソウが咲いていて、まだ咲き始めでほんとに綺麗でした。
タカネマツムシソウだけは槍の西鎌尾根で見るのより、寒風山や東赤石のが綺麗です。
イワキンバイもあちこちで咲いてます。
カメラを引くとこんな断崖絶壁で咲いてるんです。
Pさんは何を狙ってるんでしょうか?
これはキヌタソウかな?
小さな白い花です。
逆光気味なので、青空バックのイブキトラノオがうまく撮れませんが・・・・
ガスがバックだとこんな風に写ります。
手の届かないまさに高嶺の花ですね。
久しぶりにブログにお邪魔してびっくり、そしてうれしい。
東赤石や寒風山にと山やお花を楽しむほどお元気になられていて(*^^*)
また楽しみに訪問させていただきます。
お身体お気をつけて(^^)/
投稿: どんぐり | 2020-07-29 13:34
どんぐりさん、こんばんは。
お久しぶりです。
そうですか、春からこっち、どんどん元気になっていたのをご存じなかったのですね。
おかげさまで、自分でもびっくりするほど元気になって、東赤石にまで登れるように
なりました。これも気長に私の回復に付き合ってくださった山仲間のおかげですね。
持つべきものは良い仲間ですね。
ブログを見てくださってありがとうございました。
投稿: keitann | 2020-07-29 22:30