ササユリを見に初夏の蒜山へ、その6、下山中に大山も見える
もうここを登れば後は下りだけと思うのですが、上蒜山への最後の登りはなかなか手強いです。
以前の縦走の時もここの登りはちょっときつかったっという記憶があります。
↑中蒜山を眺めるPさん
そういえば、2018年秋の縦走の時も登りがしんどくて、振り返り振り返りしながら登ったのでした。
↑この赤いのは?
唐辛子を小さくしたような奇妙なものは、虫こぶのようです。
虫こぶもいろいろあるようですが、こんなのは初めて見ました。
肉眼では咲いているのかいないのかわからなかったけど、モニターで眺めると花が咲いていたトチバニンジン
Pさんがシオデの果実を見つけてくれました。
果実の数が少ないので、ちょっと寂しいですね。
ブナに絡んでブナが枯れそうになっているツルアジサイ。
花は綺麗ですが、これに絡まれると木のほうは大変です。
その枯れたブナと中蒜山をツーショットで・・・
前方に空が見えてきたので、きつい登りもようやくおしまいかな??
その後も結構距離はありましたが、登りが緩やかになったので、その後は楽でした。
上蒜山直下からの山麓の眺め・・・
以前来た時もここの眺めは記憶に残っていました。
もうちょっとで山頂というところで、白い花が・・・・
まるでオオカメノキみたいな花ですが、今頃さいてるはずはないし・・・・
そうそう、これはヤブデマリですね。
四国ではあまり見かけないので、珍しいですが・・・
葉も撮影しておきます。
山頂までもうすぐというとき、Aさんが下まで迎えに来てくれていました。
「この木は何でしょう?」と訊かれ、私もウメモドキかな?なんていい加減なことを言いましたけど、花柄がながいのでフウリンウメモドキですね。
フウリンウメモドキは花も果実も好きなのですが、久しぶりで見ました。
上蒜山山頂に到着です。
時刻は13時24分。
山頂には団体さんが来られていて、ちょっと込み合っていたので、すぐ下の尾根の広いところで休憩することに・・・
団体さんはクラブツーリズムの方たちで、上蒜山をピストンされるようです。かなりの年配の方たちが多かったようですが、それにしてもコロナの自粛が終わったばかりなのに、ツアーがもう出てるんですね。
休憩では私が持参したパイナップルも食べてもらい、水分もかなり摂ったのでザックがかなり軽くなりました。
団体さんが下山された後、Pさんのカメラで記念撮影してもらいました。
13時40分、下山開始です。
下り始めてすぐにAさんがツクバネソウを見つけてくれました。
四国の山では蕾ばかり見ていたので、今年の初見です。
よく見ると、もう果実になりかけてますね。
その後、まだシベが残っていて咲いてると言える株もありました。
よかったよかった・・・
次はギンリョウソウが出てきました。
手前から撮影できたので、青いシベ?が見えてます。
周囲の葉っぱはチゴユリかな?
シオデの果実をまたまた見つけました。
これが本来の姿ですね。
ササユリの蕾はかなりあったのですが、なかなか開花しているのに会えなくて・・・
少し下ってきただけで、下蒜山、中蒜山が見えてきました。
ここでもアカモノの咲き残りが・・・
もう少し下ったところでは、なんとか蒜山三座を一つの画像に収めることができました。
気持ちの良い、登山道です。
なんと、西北の方角には大山も見えていました。
2018年にはこの辺りはかなり曇ってきて、大山は見えなかったので、ラッキーですね。
ちょっと引いて・・・
ここから眺める大山はいつも眺める大山と葉ちょっと違う形ですね。
Aさんがいらっしゃる先は、急下りとなりそうですね。(^^;)
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