10月上旬の県境散策で、アキチョウジ白花と青花、ヒメジソ、ほか
秋の花もほとんど見てきましたが、残るはアキチョウジですね。
あとキバナアキギリもありますが、とうとうキバナアキギリは時間切れで見ることなく終わりました。
アキチョウジはこの山では白花が時々咲いています。
↑ちょっと時期的に遅かったのか、花数が少なかったですが、去年に続いて見ることができました。
↑青花に混じって白い花が咲きます。
交雑したのか、色の薄い青花も見られました・
青花のほうも綺麗な色をしていて、青い花大好き人間の私はこれもお気に入りの野草なんです。
ナギナタコウジュは花穂がまだ緑色をしていて、ピンクに染まるのはもっと後でしょうか。
秋の終わりごろを彩る花なんですね。
反対にシラヤマギクはすでに終盤でした。
これは8月ごろから見かけますから・・・
アキノキリンソウは標高1000mのこの辺りではちょうど見ごろでしたが、今日訪れた低山ではまだ咲いていませんでした。秋の花は高山で咲き始め、だんだん低山や里へと下りてきます。
センボンヤリの秋の閉鎖花も見かけました。春の可憐な花は大好きなのですが、こんなところでも咲いているんですね。来春は春のセンボンヤリの可憐な花も見に来たいです。
黄色い花ではダイコンソウも1株だけ見かけました。
見かけても撮影しないことも度々ですが、今回は1株しか見なかったのでアップしてみます。
同じく黄色い花でオトギリソウ。
ここ2~3年、見てなかったのですが、今回はヤブマメに絡まれて可哀そうな姿でした。
同定の難しいオトギリソウの仲間のうちでは草丈も高くて、見分けやすい種類です。
そのオトギリソウの近くで咲いていたピンクの花はたぶんヒメジソかな?
毎年のようにこの場所で見かけています。
ちょっと湿り気のある場所です。
茎に稜があるのと、下唇が三裂しているので、多分間違いないでしょう。
↑ミゾソバの近くで撮影していたこの植物が名前がわからず困っていたら、野草仲間の方のブログで記事になっていて助かりました。
エノキグサというそうです。初めて見たというか、撮影しました。
葉っぱの付け根を見てください。
検索すると「雌花は編み笠状の苞葉(総苞)の中心部に着く。」とありますので、葉っぱの上に乗っかっているように見えるのが雌花?
こんなの、初めて見ました。
普通に道端に生えている草らしいですが、今まであまり見たことがなかったような気がします。
気が付いてなかっただけかな??(^^;)
植物の世界はほんとに奥が深くて、まだまだ知らないことだらけです。
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