秋の銅山越と素麺滝へ、その4、東延斜坑と素麺滝
レンガ造りの構築物のところまで下りてみました。
昔はたくさんの人が働いたであろう場所が今では自然に返って森の中でひっそりと佇んで・・・こういうのはただの森よりも、なんというか凄みがあるものですね。
↑この時は銅山遺跡の何か建物跡だとばかり思っていたのですが、これが東延斜坑だったのですね。
建物は機械室の跡のようです、
半分朽ちかけたレンガの建物には秋の木々が良く似合いました。
今まで何度も来て、接待館跡などは見慣れた景色となっていましたが、このレンガ造りの建物には少なからず感動しました。山全体にはまだまだかつての銅山の痕跡が残っているのでしょうね。
ゆっくりしたいところですが、私以外のお二人は西赤石が目標なので、次は素麺滝を目指します。
↑色づいたシロモジの横を再び通過します。
その後はちょっとした登りでしたが、道は整備されていて、歩きにくいところはありません。
東延斜坑から15分歩いた時、素麺滝に着きました。
素麺というぐらいですから、流れは想像がつきましたが。この日はこれでも前日の雨のおかげで良く流れていたようです。
ここで少し休憩することにします。
滝つぼに小さな穴ぼこがいくつも見えるのは甌穴??
休憩中ですが少しお腹が減ったので、北海道展のお土産のマルセイのバターサンドなど配って食べます。コーヒーも欲しいところですが、これからの行程を考えるとそこまでの余裕がないですね。
そのうち、待望の青空も出てきました。
天気はやっぱり回復基調ですね。
Pさんの話では素麺滝のまだ少し上に石灯篭という以西気があるようですが、そこまでの所要時間がわからないので行きたくてもちょっとね・・・
その後銅山越で山仲間のGさんにお会いしたのですが、なんとこの日、Gさんも素麺滝に来られ、その後石灯篭にも行かれたとか。素麺滝からは5分なのだそうです。所要時間がわかるものがあったらよかったのにね・・・
10時過ぎに、元の登山道目指して下り始めます。
途中でハツタケを見つけたので採取しました。
先ほどいただいたキノコと一緒に帰宅してからお味噌汁に入れていただきました。
素の登山道に復帰して歩いていたら、道沿いに鮮やかな紅葉・・・
羽状複葉の葉をしているので、スノキとかウスノキかな?
ブルーベリーの仲間みたいなので、紅葉も見事です。
今度はやけに青々とした葉っぱ。
どうもアオハダのような感じでした。
分岐からちょっと行くと、道は石畳の道になっていて、辺りは少し紅葉しかけていて、いい雰囲気です。
ここにもなかなか鮮やかな紅葉が・・・
カマツカかな??
こちらはドライフラワーになりかけたノリウツギの花。
10時45分、「延喜の端」と書かれた道標が出てきました。
私は初夏だったか、それとも去年だったか、遺跡巡りのツアーの方たちについていったことがあるので、この日はパスしますが、Rさんがまだ行ったことがないようなので、Pさんが案内していくそうです。道は歓喜抗まで繋がっているので、私は先に登山道を歩いて歓喜抗で待っていることにします。
延喜の端へと向かう二人・・・
10時53分、私の方は歓喜抗に着いたので、二人を待っている間にアサマリンドウを撮影します。
ここにアサマリンドウがたくさん咲くとは知りませんでした。
丁度、二人の女性が歓喜抗でガスコンロを焚いてお昼を食べてらしたので、声をかけてみると倉崎から来られたということでした。
もう少し登って銅山越でお昼にすれば眺めが良いでしょうに・・・と言ったことです。
それにしてもコロナのせいなのかそれとももともと四国外の方が多い山なのか、この日はあちこちからいらっしゃった人に会うものですね。
10時56分、PさんとRさんが歓喜抗に着いたので、今度は3人で銅山越へと向かいます。
西赤石まで行かないといけないので、少しでも早くということで、登り道は牛車道ではなく直登道を登ることにします。
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