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2020-12-13

念願だった鷲ヶ頭山に登る、その7、入日の滝へ下山、サネカズラを見る

今から下る入日の滝方面への下山路を覗き込むと、下の方の様子がはっきりわからないほど、急下りのようです。しかも、この山は花崗土ができていて、こういう土は滑りやすいのです。

用心して下らないと・・・

かなり前にご主人とここを下ったRさんの話では鉄塔保線路になっているらしいのですが・・・

普通、鉄塔保線路というと、電力会社が整備をしていて歩きやすい道が多いけど、さて、ここはどんなでしょうか?

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傾斜が急で下の方が良く見渡せません。

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足元は花崗土で滑りやすいし、雨による砂の流出を防ぐ目的なのか、ネットのようなものが張られていて、それにつまずきそうで歩きにくいです。

確かにこの道沿いに電柱が立っていて,保線路と葉わかりますが・・・

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道沿いに生えていたタラらしき棘のある木。

タラはパイオニア植物で、山火事などがあった土地にいち早く生えてくる植物です。

確か、本島の島に登ったときも山火事のあった跡地にたくさん生えていました。

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足元の悪い中を下ってくるRさんとPさん。

ストックがなければ難儀したことでしょうね。

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ようやく急下りが一段落して、景色を眺める余裕ができました。

先ほどまでかなり下に見えた海が、今はそれほどでもないので、100mは下ったようです。

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眼下には畑なども見えてきました。

歩いている道には、これは日本の植物ではないなと明らかにわかる植物も生えていて、ちょっと引っかかります。

後ほど、花仲間の庭でそれと同じ植物を見て、やっぱり海外から入った栽培種なんだなと思いました。

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下っている道は谷と谷に挟まれた尾根状の場所なのですが、やがて谷と合流するようになり、辺りには小さな沢らしきものも見えてきました。

滝はどうやらこの下流にあるようです。

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↑Rさんの話では、上画像で見えている場所が滝の上部だそうです。

なるほど、ここから滝が落ちてるわけですね。

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3~4分ほども下ると。建物が見えてきました。

ほぼ下りきったようです。

やれやれ…気の抜けない下りでした。

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建物の向こうに滝がありました。

ここのところの少雨で水はほとんど落ちていませんが、雨の後なら見ごたえがあるかもしれません。

落差は10mはないかもしれませんが、私が想像してたより規模が大きかったです。

何しろ島の川に滝ができているというだけでもびっくりですよね。

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滝壺は深さ10センチもないぎらいでしたが、何やら一生懸命撮影されている二人。

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対岸に未知があるようでしたが、向こうに橋が架かっているのがみえたので、そのまま沢の左岸を歩きます。

滝の管理小屋?のような建物があって、その前でイチョウの葉がまるで敷き詰めたように落ちている小さな橋を渡ります。

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↑橋を渡ってくるPさん

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このイチョウの木は上の方からも見えていました。

もう半分ぐらいは落葉していますね。

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滝の前にお寺があり、お詣りしましたが、その名も滝山寺というのですね。

お寺らしく、境内にはモミジもあって、ちょうど美しく色づいていました。

今回もまたまた紅葉を楽しめましたね。

お寺の駐車場の辺りから、道が出ていて〇〇園地方面と書いてありましたが、それは山道のように見えました。

今まで気の抜けない山道を下ったばかりだったので、もう車道歩きで神社まで帰ろうということになり、そのまま車道を歩きます。が・・・・その結果、長歩きする羽目になりましたが、そのおかげでいろいろな植物を見られたので、それも良しですかね。

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車道歩きで早速見つけたのはサネカズラの果実です。

久しぶりで見たかも・・・・

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そしてどこから飛んできたのか、テイカカズラの綿毛・・・

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ヤマガキの実もにびっしりと実っています。

これ、口がひん曲がるほど渋いんですよね。

野鳥もさすがに食べないと見えます。

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放置された柑橘類の畑のようでしたが、果実はちゃんと実っています。

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真っ黒い実はスイカズラの果実です。

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行く手に、ミカンを収穫しているような軽トラが見えてきました。

この畑はちゃんと管理されているようですね。

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ここでも真っ赤なサネカズラの果実。

車道歩きもまた楽しです。

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