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2020-12-22

竜山からレオマの裏山を縦走する、その1、山仲間を竜山に案内

12月第二週の週末はいつものメンバー3人で山に行けることになりました。

でも、まだ暖かい日が続いていて、霧氷に会えるかどうかわからないし、咲いている花ももうありません。行先を思いつかないので、こういう時しか行けない山?にほかの仲間を案内するのも良いかなと思いました。その山は、登山道が地図上にはなくて、山の名前も地図上には記載がない、でも標高は450mもある山です。実はこの山の一部が我が家の山だったことが4年ほど前の地籍調査でわかったのでした。地元の80ぐらいの方がこの山のことを「竜はん」と呼んでいました。

地籍調査のあとにも一人で登ったことがあったので、いつか行先に困ったときにでも仲間を案内しようと思っていたのです。もちろん竜山だけでは2時間もかからないので、竜山から大高見峰へと行き、あとはあわよくば綾歌三山の縦走でもということです。

この日のログはこちらからどうぞ。

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↑先日、飯野山に登っていたら、この時歩いた山々が一望できましたので。スマホで撮影してきて、山名も入れてみました。

この山々の北麓にレオマワールドというテーマパークがあって、私たち中讃に住むものにはどこからでも目見える馴染みの深い山です。

当日12日は綾歌森林公園駐車場に9時集合としました。

10分ほど早めに着いたところ、駐車場はほぼ満車。中には愛媛ナンバーや福山ナンバーの車もあって、この山域も有名になったものだなと思ったりしました。

福山からの方とは話もしましたが、やはりうどんが楽しみのようですね。

そうこうするうちにPさんからラインが入り、空いている第二駐車場に来て下さいとのこと。

車で2分の第二駐車場に移動してRさんを待ちます。

三人そろったところで、私の車で竜山登山口方面に移動しました。

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↑登山口に近いと言っても、少し離れた車道の路肩の広い場所に駐車します。以前、地籍調査の時もそこに車を置いたので、そこなら邪魔にならないし広いので大丈夫でしょう。

後は登山口まで歩きます。歩きはじめは9時25分です。

↑半分ほど歩いたところで、正面の竜山を撮影します。

見えている右側の尾根をほぼ直登するのです。

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道端にまだ咲いているコシロノセンダングサ。

花は割合綺麗ですが、果実が引っ付き虫になってくっつくと厄介です。

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綺麗に紅葉した鷹丸山とその後ろに猫山。

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民家の横の道を入っていきます。

今から歩きはじめるPさんとRさん。

ここまでの林道歩きは15分ぐらいでしょうか。

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画像には写っていません、道の右側に民家があります。

この辺りには空き地もありますが、民家の方の土地であってもいけないので、ここには駐車しませんでした。

最初は未舗装の林道という具合です。

しばらく進んだところで、道がちょっとしたやぶになってきたので、左の谷に下ります。

地籍調査の時に一旦谷に下ったので、この時も下ったのですが、4年も経つと状況が変わっていて、竹が何本も倒れていて行く手をふさいでいます。到底、突破して行けるような状態ではないので、仕方なく登り返して、元の藪っぽい道に戻ります。

この辺りをうっかりと撮影し忘れていましたが・・・

ちょっと荒れた道を強引に歩いていくと、右斜め上に上がっていく道が見えました。

これが尾根に乗るための道です。ここまでくれば後は道迷いの心配はないです。

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上を見上げると、里山の紅葉がちょうどよいころ合いです。

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道は特にありませんが、薄い踏み跡があるので上へ上へと登っていきます。

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尾根に乗るとかなりの勾配で、きつい登りです。

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赤テープもほとんどない道ですが、たまに赤テープがあります。

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まだ残っているヤマガキの実。

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10時27分、ちょっとした平坦地に出ました。

↑ここに見えるように、四国電力の鉄塔が立っていた跡地です。

尾根に乗って、途中にある平坦地はここだけです。

一旦谷に下りたりしてロスタイムが10分はあったでしょうか。

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平坦地はここだけだし、歩き始めて1時間ほど経ったので、少し休憩です。

急坂なので水分補給もしないとね。

辺りを見回すとダンコウバイの黄葉が見えたので近寄ってみました。

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風に揺れて撮影しにくいですが、何とか来週の花芽も撮影できました。

この辺りはコナラやアベマキが多いですが、ダンコウバイも割合見かけました。

10分ほど休憩した後、再び歩きはじめます。

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花はほとんどありませんが、それでもイチヤクソウの葉っぱを発見です。

この辺りから尾根の南側がうちの土地ということらしいです。

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笑ってしまうほどの急登を登ってくる二人。

アキレス腱が伸びて痛いです。

良く登られている山ならロープの一つでもあるでしょうが、何しろ超マイナーな山ですので、何もありません。

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目を楽しませてくれるのはコウヤボウキの綿毛ぐらいです。

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10時46分、さしもの急登も一段落したらしく、傾斜が緩やかになっています。

讃岐の里山はどれもおむすび型ですが、山頂付近は平らになっている山が多いです。ここもその例にもれませんね。

辺りは落ち葉でふかふかの落ち葉道・・・・

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ここにも黄金色のダンコウバイ・・・

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地籍調査の名残のピンクテークがひらひらしています。

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落葉しているせいか、それとも黄金色のダンコウバイのせいか明るい山頂付近です。

ほぼ山頂まで来たと思ったら、なんと3人の方が山頂の手前で休憩されていて、びっくりしました。

この山で人にお会いするとは思ってもいませんでした。

向こうの方たちも驚かれたことでしょう。

お尋ねしたところ、反対側から登ってこられたそうで、この辺りの山道を整備されているとか。

とりあえず、挨拶だけして、先に山頂を踏むことにします。

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10時59分、無事にお二人を山頂まで案内することができました。

タイムロスがなければ一時間程度でのぼれるということのようです。

コメント

こんにちは。真っ平らな平野に急に山がある眺めは興味深い地形ですね。『ブラタモリ』でも良くやっていますが、こういう地形の成り立ちは面白そうです。

多摩NTの住人様、こんばんは。

香川のおむすび山はよそからおいでた方には珍しい眺めみたいですね。
甥っ子が高校の頃香川に、遊びに来ては、「絵本に出てくる山の格好と同じだ」と
笑ってました。
こんな山を見て育ったので、大学に入ってからよその山を見るようになってから
香川の山は特殊だったのだと思いましたよ。
「香川おむすび山」で検索すると、山の成り立ちが出てくるので、興味をもたれたら
検索されてみてくださいね。

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