初めての西毛無~毛無~白馬山周回、その6、下山でワカンやスノーシューを楽しむ
白馬山から尾根を下り始めてほんの少し下っただけで、強風がやみました。
というか、山の陰に入って風が当たらなくなったのですね。
この日の強風は稜線上だけで、それもそれほど冷たくない風だったので、歩いている分委は体が冷えることもなく助かりました。同じ日に大山に行った人は相当苦労されたようなので、やはり標高の違いは大きいようです。
↑設定が変わっていて、ちょっと白っぽい画像になりましたが、白馬の尾根を下るときに眺めた東側の風景です。ブナがやはり効いてますね。
西毛無周辺では見なかったブナのヤドリギも下り始めた途端に目にするようになりました。
毛無山への通常の登りでもヤドリギはよく目にしますが、この違いは何なんでしょう。
ここも最初はブナの尾根を下ります。
田浪集落方面も少し見えるところがありました。
ヤドリギをズームしますが、この時期はやはり実はありませんね。
もう野鳥に食べられてしまったんでしょうね。
私はまたしても簡易アイゼンが右側だけ靴から外れてしまったので、ここでワカンをつけることにしました。折角持ってきたワカンなので少しぐらいはワカン歩行もしなくては勿体ないです。
それぞれの足元を撮影してくださいましたbyエントツ山さん
スノーシューとスーパーワカンの両方を持参してくださったエントツ山さんだけが結局、アイゼンのままです。
ザックにスノーシューを吊るす紐をご自分の車に置き忘れてきたのです。
このワカンを買って、もう10年以上は経っています。
昔の木のワカンも好きでしたが…捨てたつもりはないのに見当たらなくなりました。
快適にスノーシュー歩行と言いたいところですが、この辺りはあまり歩きやすくなかったそうです。
ところどころ階段が露出したような場所もありますし・・・
西毛無~毛無の歩きがいちばん快適歩行できたようでしたが、思いつかなくて残念でした。
でも、この日は最初から最後までアイゼンでも不都合はなかったのでした。
雪質や雪の量、雪の鎖具合などでもその辺は変わってくると思います。
一人、アイゼン歩行で下られるエントツ山さん。
最後に、単独男性の方に追い抜かれましたが、この辺りはほぼ下りきった場所です。
一段下の平坦な場所はもう毛無山への登山道との分岐になっています。
15時20分、分岐まで下ってきました。
ここからはもう平坦な道です。
分岐を通過したらすぐに山の家方面が見えてきました。
分岐は思っていたよりずっと登山口寄りにあったんですね。
何度も登っているのに、しっかり記憶がなくて情けない・・・
エントツ山さんがこのせせらぎをご覧になって「中国地方の沢って雰囲気がいいね」と・・・
確かに勾配がないので、ゆったりと流れているのです。
暖かいので、せせらぎを聞いていると春の小川が頭の中でリフレインしました。
これが寒かったら、とてもそんな感じはしないんでしょうが・・・
Rさんは結局、下山途中でスノーシューが外れそうになったので、外してしまったようです。
私たちが最後の車ではなくて良かったです。
きっといつもの女性3人だったら、休憩ばかりしていて、最後の車になっていたかも…(^^;)
いろいろな装備を外してスマホのログを切り、Aさんの車に乗り込みました。
野戸呂トンネルを出たいつもの場所からは大山がようやくくっきりと見えました。
夕方になると気温が下がるからか、山容がはっきりと見えることが多いですね。
寒波の雪で、真っ白な大山です。
神々しいです。
正面には蒜山…これも朝よりはっきりと見えました。
この後、蒜山インターで休憩したり大山を眺めた後、一路、四国へと帰ります。
瀬戸大橋を渡っていると、島の陰に入日を見ました。
17時47分です。
ずいぶん日が長くなりました。
坂出にはまだ明るいうちに帰ることができました。
エントツ山さんやAさんのおかげで休憩回数少なく、私にしては歩くペースも速かったせいでしょうね。
霧氷がなくて残念ではありましたが、あったらあったで撮影時間が余分に30分かかっていたと思います。
このメンバーでは初めての雪山歩きでしたが、初めてのルートを歩くにあたって男性陣お二人がいてくださったおかげで不安もなく快適に歩けて心から感謝しています。
亀足で申し訳ないですが、またよろしくお付き合いくださいね。
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