黒森峠~青滝山~相名峠~梅ヶ市、その5、青滝山頂でフキノトウ狩り&昼食
もう少し登れば青滝山?というところになって、いきなり藪が濃くなりました。
よ~~く探せば、道もあったようなのですが、山じいさんが藪を強行突破しているので後に続く私たちも藪に体当たりしました。
↑Aさん撮影です。
ワタクシメがやぶと格闘するの図です。
↑私が撮影した画像にはRさんの帽子しか写ってませんし(^^;)
そのぐらい藪の中を進むのは大変なことです。
Aさんは、上手に道を探されて藪と格闘することなく進まれたようです、さすが・・・・
やれやれという表情のRさん・・・・
山じいさんも藪を強行突破したはずなのですが、涼しい顔をしてはるか前方で待っているのはなぜ?
やはり私たちよりやぶ漕ぎに慣れているんでしょうね。
この山行中で見かけたいちばん立派なブナが出てきました。
早速、撮影中のRさん
辺りが平坦になって、どうやら山頂も近そうですね。
この辺りの笹は長身の山じいさんの背丈より高いです。
刈ってくれてなかったら、相当大変だったはず。
整備してくださった方たちに感謝です。
案の定、11時29分に青滝山山頂に着きました。
笹漕ぎから10分ちょっとでした。
山頂は平坦な草原みたいな感じで、なるほどフキノトウが点々と生えています。
何でも、昔はこの山頂に何かの施設が建っていたそうで、木が切りはらわれているらしいです。
工事の時に下から土砂と一緒にフキがくっついてきたんでしょうか。
これはちょっとトウが立っていますが、頃合いのもあったので、一人5~6個ずつ採取します。
美味しいですが、それほどたくさん食べるものではないですね。
↑翌日、天ぷらになったフキノトウ
ほろ苦くて美味しかったです。
↑山じいさんのこの日のお昼はパスタのようです。
う~~ん、最近、山での食事もレベルアップしてますね。
この日は私としては久々のロングだったので、とてもお昼ご飯までは気が回らずありきたりのカップ麺でした。
思ったより、気温が上がらず、肌寒かったので暖かいカップ麺は嬉しかったです。
↑Aさんが撮影してくださった、私とRさんのお昼風景。
さて、お腹もいっぱいになったところで、次は相名峠を目指します。
何しろ、まだ行程の半分ぐらいしか歩いてないのです。
↑はヤナギの芽出しかな?
もしかしたらササユリの果実かなと思ったけど、Aさんに「ウバユリでしょう」と言われてしまいました。(^^;)
少し青空になったようで、気分も軽く出発したのは12時20分です。
相変わらず笹の中の下りですが、登りの時より笹の草丈が低いです。
ちょっと下るとブナも出てきました。
そして、そして、思いがけず、石鎚方面の展望が望めました。
下り始めて10分も経ってません。
いろいろと場所を変えて、なるべく良く見える場所へと移動しました。
見えているのは西冠、南尖峰、それと三角点辺りの山だそうです。
こんな石鎚を見るのは初めてでした。
二ノ森は何かの陰になって見えてないそうです。
しばし、眺めに見入りました。
眺めを堪能したら、下りの続きです。
20分ほど下ったら、平たん地に出ました。
ここは笹が枯れていて、シカが入ってそうな雰囲気でした。
その後、また下ります。
相変わらず、道から南は植林で北は自然林です。
最後の方は山じいさんは何か探し物をして歩いている風でした。
そのわけは後ほど聞きましたが・・・
13時12分、下り切ったかなと思ったら、どうやらここが相名峠のようですね。
こんにちは。フキノトウ狩りは良いですね。当地でも見られますが採取不可の場所なので指をくわえるだけです。結局、スーパーでふき味噌を買いました。
投稿: 多摩NTの住人 | 2021-03-28 16:40
多摩NTの住人様、こんばんは。
そちらではフキノトウ採取はできないのですね。
残念ですね。
こちらは徳島や高知の山に行くと、フキノトウはいくらでも生えていますから
採り放題です。でも、東北の方みたいにフキ味噌は作らないので、テンプラ
だけだと少しあればよいみたいです。
もうそろそろタラの芽やコシアブラも食べられますね。
投稿: keitann | 2021-03-28 22:16
keitann様 こんにちは
中京圏ではコロナの感染者数がぶり返しているようで、なかなか山歩きの気持ちが沸き上がらない状態が続いていますが、四国では数字も小さくて、比較的穏やかに推移しているようですね。
いよいよ季節のフキノトウが登場してきましたが、これの採取も山歩きの楽しみですね。
そしてフキの天ぷらはこの季節最高の御馳走だと思います。
やぶ漕ぎのやり方を昔の山登りの入門書では水泳の平泳ぎのような手つきで漕いで行くように解説していましたが、かなりピント外れな方法ではないでしょうか。
実際には手に取る枝や幹を選別して、身をよじったりしながら歩く場面も出てきますね。また、サルトリイバラなどに道をふさがれた時には植木の剪定ばさみが結構役に立ちますが、今回は笹の道ですので、茎を踏んだ時にはかなり足元が滑ったりしませんでしたか。
背丈を超すような笹ですので、視界確保の点で難儀したようですね。
ちょっとした探検気分が味わえたりしますね。
三河の山では日当たりの良い笹道の場合は葉裏にダニが潜んでいて、それに結構やられたりします。
石鎚方面は稜線付近に雪が残っていますか。
投稿: ぶちょうほう | 2021-03-29 08:30
ぶちょうほう様、こんばんは。
昨夜は雨も上がって綺麗な月夜でしたね。
四国のコロナも時々びっくりするような人数が出ていますが、おおむね
都会よりはましなようです。
その中でも私たち山歩きの仲間は、街中を歩くわけではなく、人の少ない
山の中を歩いているので、危険は少ないでしょうね。
山歩きや散策をしているとフキノトウに会う機会は多く、おかげさまで
春の味覚を楽しませていただいています。
やぶ漕ぎは男の人はする機会もあるでしょうが、私たちか弱い女性だけだと
笹を押し返す力もないので、なるべくやぶ漕ぎは避けています。
15年ほど前に少々やぶ漕ぎして石鎚山系の山を歩きましたが、その時も
男性のすぐ後ろだったので、何とか歩けたようなものです。
海岸に近い低山や島の山などはサルトリイバラやノイバラが多く、ダウンを
かぎ裂きでだめにしたこともあります。この場合は仰るように剪定ばさみが
有効です。
↑の記事のやぶ漕ぎはほんのお遊び程度だったから良かったものの、こういう
ところが何百メートルがあると、それだけで1時間も2時間もかかりそうです。
あと、藪を歩くと、ほこりがすごいですね。
ここのところの暖かさで石鎚の雪もほとんど消えたでしょうが、ちょうど1週間前の
山歩きでは、まだ雪が少し残っているようでした。
投稿: keitann | 2021-03-29 21:54