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2021-03-16

虎丸山の魅力再発見、その4、鞍部から谷を渡って尾根へ

シダ藪から方向転換すると、なるほど尾根に乗りました。

尾根を下っていると、左側少し下に何やら薄黄色の花が見えます。

今の季節でこんな色をした花はシキミしかありません。

香川の山で自生のシキミを見たのは初めてなので、急いで下ってみました。

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場所から言って、こんなところにシキミを植栽するとはまず思えないので、自生だろうと思います。

でも、香川の里山で見たのは初めてで、しかも花まで咲いていたので、私にとっては貴重な発見でした。

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仏花として有名ですが、実は猛毒の花です。

エントツ山さんは「よくこんなのが見えるね」と感心してくれますが、こちらにすると、「これが見えませんか?」という感じです(^^;)

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ここでもやらせみたいに綺麗なヤブツバキの落花が一輪。

丁度お日様が当たって、落ちた花とは思えないほど・・・・

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少し下ったせいか、それとも、そういう場所なのか、この尾根は照葉樹林の尾根でした。

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見上げるとヒサカキの臭い花が咲いてます。

「この花は臭いですからね」とエントツ山さんに言うと、枝を少し折って匂いを確かめて「ちっとも臭くなんかないよ」と仰います、Rさんと二人で「え~~?」と言いましたが、山登りをしょっちゅうされてる方にはこれは春の山のにおいとしてインプットされているのかも・・・

そういえば、これも臭いと言われるクサギの香りも、高校時代の友人は「これは山の香りやから嫌いじゃないわ」と言ってましたっけ。彼女も小さい頃から山に慣れ親しんでいる人です。

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尾根を右に播いていると、虎丸山の南の尾根が見えています。

結構な傾斜ですが、あれを登るの??

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海の見える場所もあって、向こうの方に岡山が見えてるのかと思ってましたが、よく考えると見えているのは小豆島ですね。

私たちの住む西讃からは小豆島は見えなくて、対岸は岡山なんですが、東讃からだと小豆島が見えるはずです。

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そして、ここからも五剣山が良く見えていました。

見下ろす集落の道がまるで五剣山に続く道のように見えて、なんか良い雰囲気です。

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↑虎丸山の登るコースを説明してくださるエントツ山さん。

今日は南側の尾根から登るらしいですが、その尾根にとりつく前に、一旦、小さな谷を渡るらしいです。

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先ほどからずっと下っていた尾根ですが、すぐそこが最低鞍部になってるようですね。

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10時48分、最低鞍部を通過しました。

何やら境界杭のようなものが立っています。

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鞍部を超えると、右に巻くような感じです。

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まばらな樹林の中を進みますが、やぶではないので歩きやすいです。

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まだ下り気味に進みます。

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色の濃いヤブツバキが一輪

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やがて、道と言っても良いようなしっかりした踏み跡が出てきました。

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朝日が良く当たるのか、花つきの良いヤブツバキ。

この時も日が射してました。

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↑エントツ山さんが歩かれているすぐ先の辺りが谷になっていました。

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谷を過ぎると、今度は尾根に乗るために強引に斜面を這い上がります。

谷を通過したのは10時58分でした。

コメント

こんにちは。植物観察を始めた頃、ヒサカキの香りは臭いと感じていましたが、次第に慣れてきてその後は春の良い香りというふうに思っています。

多摩NTの住人様、こんばんは。

ヒサカキの香りを知ったのは私も20年近く前のことです。
同行の方が「ラーメンの汁みたいな匂いがする」と言ってました。
香りと季節は脳内では密接な関係があるのか、ヒサカキの香りを嗅ぐと
春だなと感じますね。この夏は久々にカリガネソウのあの独特な香りも
もう一度確かめに行きたいですね。

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