綱繰山アケボノ山行、その2、第一アケボノは尾根に咲いてた
右手に見える沢はこの辺りでは伏流しているのか、一見、流れているようには見えませんでしたが、ともかく沢沿いに登っていきます。
大きな木があると思ったら、カツラの木でした。↓
↑カツラは水気を好むのか、沢の近くでよく見かけます。
Rさんの横のもカツラかな?
株立ちになっているのは炭焼きの名残かも・・・・
丁度朝日が射して、ツルシキミの花も綺麗に見えますね。
たぶん、ニッコウネコノメソウだと思うネコノメの仲間もすでに花は終わって、果実になりかけていました。
にょっきりとテンナンショウの仲間が芽出しをしていました。
この状態ではなんだかわからないと思っていたら・・・
すぐ傍にまだ開花はしてないけど、こんな状態のがありました。
オモゴウテンナンショウかな??
道はこの辺りから沢を離れて登っていくようになります。
今まで緩やかだった傾斜も結構な急坂になります。
横にカエデの仲間が見えたので、撮影します。
カエデは春と秋が名前を覚えるチャンスなので・・・
どうやらアサノハカエデみたいです。
後ろの方から賑やかな話し声が聞こえると思ったら、3人ぐらいのパーティーが来ていました。
私たちはゆっくり歩きなので、先に行っていただくことにします。
↑先に行っていただいたパーティーの方たち。
足取りも軽く、すぐに見えなくなってしまいました。
植林の中ですが、シハイスミレが咲いています。
薄暗い場所で咲くシハイスミレはこういうタイプが多いようです。
飯野山のもこのタイプで、岡山の朝鍋鷲ヶ山で見たシハイスミレとはまるで別物みたいに見えます。
急登も終わって、またトラバースのような道になってきました。
あれ?笹原が見える・・・
あれは平家平みたいだけど?と思っていたら・・・
土山越に着いたようです。
時刻は9時14分。
切りがいいので、ここいらで一服するとしますか。
水分補給やら衣服調節やらをします。
ここは考えてみたら、14年前にチチ山の分かれから下ってきたところです。
これを反対の方角に歩けば、獅子舞の鼻経由でチチ山の分かれに行けるのです。
ここもアケボノが綺麗と聞いたことがありますが・・・・
9時22分、再び歩きはじめたら、すぐに頭上にアケボノが見えてきました。
どうやら尾根には咲いているようですね。
道は相変わらずトラバース道みたいな道が続きます。
木々の間から、向こう側に特徴ある山が見えてきて、この時はわからなかったのですが、どうやら沓掛山が見えていたようです。
相変わらず、トラバース道が続きますが、谷側は綺麗に石積みされていて、やはり銅山関係の道だったのだろうなと思わせます。
9時32分、樹間からたぶん綱繰山と思われる山肌がピンクに染まった山が見えてきました。
「いい感じ、咲いているの間違いないね」と言いながら、期待に胸が高鳴ります(大袈裟ですが)
それから少し進んだところで、上の方に見事に咲いている木が見えてきました。
たぶん、這い上がれば尾根まで這い上がれそうかな?
膝の痛いPさんは下で待ってることにして、私とRさんはアケボノの咲いている尾根まで這い上がってきました。
尾根に着くと、案の定、花つきの良い株です。
でも、尾根の反対側の株は風で吹き飛ばされたか花がほとんどない株もあったりで、やはり前日の悪天候が堪えたようです。
とにもかくにも、2年ぶりで眺める青空バックのアケボノでした。
病気をした直後は、もう二度と見られないかもと思ったりもしましたが、こうして眺めることができて、つくづく有難いな~と思いました。
登った踏み跡をちょっと苦労しながら、また下りました。
結局、10分ほどの寄り道?
私たちは寄り道大好きおばさんですから・・・
再び登山道に戻ると、今度は目の前にミツバツツジが咲いていました。
ミツバツツジはアケボノより少し遅く咲くのです。
↑こんな道標が現われましたが、ここからどうやら尾根に登るのかしらん?
先ほどからずっと、尾根のちょっと下を巻いてるのです。
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