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2021-05-17

綱繰山アケボノ山行、その1、チチ山が白い

2019年の7月初めに入院しました。

その年のアケボノは砥石権現で眺めましたが、砥石権現にはアケボノの木はほんの少ししかありません。

翌年の5月、つまり去年は5月20日に裏寒風のアケボノを眺めましたが、それはアケボノ目的というより、別の目的があったのと、私の回復もまだ十分ではありませんでした。それに加えて去年はアケボノは裏年でした。

体力も十分回復したこの春は、満を持してアケボノ山行に臨めそうだし、久々に見ごたえのあるアケボノを見たいと思いました。今年は記録的に開花が早いらしく、連休初めごろにはもう標高1500近くまで咲きあがっているというではありませんか。連休の5月3日は天気も快晴のようで、この日にアケボノ山行決行と考え、いつもの仲間3人で行先を相談します。

私は元気になったものの、山仲間のPさんが膝が今一つなので、それを考慮したうえでアケボノが丁度見ごろの山を考えました。YAMAPなどの記録を見ると、綱繰山か大座礼山が良さそうです。綱繰山はRさんも私も行ったことがない山だし、未踏の山に登れるのなら良いかなぁ?山仲間の方に相談したりしたうえで、綱繰山に行くことに決定。

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↑考えに考えた末に選んで登ってきた綱繰山はどんぴしゃ、アケボノが真っ盛りでした。

さて、5月3日は大野原某所に7時集合となりました。

綱繰山登山口は大永山トンネルでここの駐車場は私は車を置いたことがなくて、早めに行かなくて良いのか心配しましたが、あそこなら大丈夫と皆が言います。

では7時集合で良さそう・・・アクセスの道は良い道ばかりなので、車出しは私が担当しました。

大野原へ向かう高速高松道からも石鎚方面が見えていて、これは展望も楽しみ~なんあて思いながら走ります。3人で大野原を出発した後は久しぶりに新居浜インターで高速を下りました。赤石山系はいつも三島川之江インターで下りるので新居浜はずいぶん久しぶりです。

途中、トイレ休憩でマイントピア別子に立ち寄りましたが、トイレは使えますが、コロナの関係でお店などは営業してないそうです。

大永山トンネルを目指して、車を走らせていると、後部座席のPさんが「山が白いよ」と言います。

え??前日は石鎚方面は積雪10センチだったというから、この辺りも雪が積もったのかな??

しばらく走ると、白くなった山が見えてきたので、思わず、車を停めました。

P5031002風景を楽しむお二人。

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白く染まっているのは石鎚山系?

新居浜の方から登ってくることは滅多にないので、どこが見えているのやらさっぱりだったのですが・・・

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Rさんが、大永山トンネルから平家平方面に行けるから、たぶんチチ山なのでは?と・・・・

確かにそういわれれば、見えているのはチチ山に違いありませんね。

前日は石鎚は10センチの冠雪だったらしいけど、標高1800ほどありそうなチチ山も雪が積もったのでしょうね。アルプスならいざ知らず、四国の山が5月に入って雪化粧するなんて、ほんとに滅多にないことです。良い日に来合わせたものです。

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↑大永山トンネルに着いたのは8時10分ぐらいだったようですが、トンネルを出てびっくり。

車道の路肩は車で埋め尽くされています。え~~?

こんなはずではなかったのに・・・・少し車を走らせましたが、駐車する場所がなく、仕方なく引き返して、少しの隙間に車を入れますが、縦列駐車の苦手な私はちょっと手間取りました。

Rさんもここでこんなに駐車しているのは見たことないそうです。

前日に山仲間に問い合わせた時も問題ないと聞いていましたが・・・

最近はYAMAP情報などで、皆さん、アケボノ情報が早いから、これほど人が来ているんでしょうか?

↑驚きながらも準備をして、歩き始めたのは8時25分でした。

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後ろを振り返っても、路肩に駐車した車・車・車

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大永山トンネルに来るのは何年ぶりかなぁ?

自分のブログ内を検索すると、2007年にナスビ平でカタクリを見た後、一の谷越まで登り、チチ山分かれから大永山トンネル迄下ったことがありました。つまり、14年ぶり??

今ではナスビ平のカタクリはシカに食べられてしまいなくなってますが・・・

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トンネル手前を林道に入ります。

車止めがしてありますが歩行者は通れます。

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林道に入ってすぐに、登山口がありました。

14年も前の記憶なので、ほとんど覚えていませんが・・・ここに下ってきたはずです。

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登山口から取りつくと、すぐに植林帯になってました。

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思いもかけず、すぐそこにシャクナゲが咲いています。

もちろん今季お初でした。

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ちょっと東赤石の登りを思い出させます。

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銅山関係で、笹ヶ峰辺りまではいろいろな道がいたるところに着いていたそうですが、ここもその道なのか、石積された古道のようです。

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早くも芽を出したアサマリンドウ

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横の沢がちょっと下滝のようになったところから道が折れ曲がっています。

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皿ヶ嶺でも見かけたフウロケマンがこんなところにも咲いていました。

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苔の中で咲き残ったヤマエンゴサクが少し・・・・

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道は先ほどの沢に沿ってついているようです。

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