直前でフル縦走に変わった三平山~毛無山、その7、第一カタクリ
朝鍋鷲ヶ山から金ヶ谷山への登りはそれほど大したことありません。
でも、目の前に見えているのは、あまり好きじゃない階段の登りでした。
↑エントツ山さんはもうあんなに登られて・・・
この辺は尾根筋なのですが、尾根には珍しくコチャルメルソウが咲いていました。
ふつうは沢筋で見かける花ですよね。
そして、そして・・・・嬉しいことにキクザキイチゲのブルーの花が・・・
でもこの頃には日差しはまったくなくなっていて、おまけに気温が低くなってきました。
なので、開いてなかったのがとても残念です。
岡山森林公園でも寒くて咲いてませんでした。
その割にミヤマカタバミは結構咲いている・・・
こちらはちょっと温度があれば咲くってことでしょうかね、
↑金ヶ谷山には13時18分の到着でしたが、休憩はありませんでした。
もっとも、朝鍋鷲ヶ山でお昼休憩してからまだ1時間も経ってないので、それは当然ですね。
オオカメノキの下を通過されるエントツ山さん
最初から最後までオオカメノキが咲いていました。
登りが階段なら下りも階段です。
確かpさんと二人でここに来た時も、この辺でトキワイカリソウが咲いてましたが、今回も見ました。
そして、この道が2度目の縦走で、私が間違えて下ってしまった道です。
時折、ヤマザクラが目を楽しませてくれます。
目の前にちょっとした山が見えてましたが、あれが笠杖山だったようで、ここが笠杖山に至る分岐のようでした。
笠杖山は新庄富士とも呼ばれている山らしいです。
この辺りから男性陣お二人がどんどん先行して歩かれました。
見る見る間に姿が見えなくなります。
道沿いにはここもオオイワカガミのピンクの花。
毛無山の辺りでは見かけなかったので、東の方に多いのかな?
快調に下られるお二人・・・・
稜線南側下方に土用ダムが見えてきました。
これが見えてくると、次は俣野越を目指して下ることになります。
でもこれが長かった・・・
下ってるはずなのに、途中で登りもあるのです。
この頃には風も吹いてきましたが、登山道わきにウスギヨウラクツツジが目に入りました。
前回の縦走時には道を間違えて下ったおかげで、ウスギヨウラクを見ることができたのですが、稜線にも咲いてるんですね。
四国では徳島の山で見たことがあるのですが、それも今では見かけなくなりました。
早くAさんに知らせてあげようと思うのですが、大声で呼んでも声が届かないほど、男性陣お二人はかなり下まで下っているようです。
仕方なく、こちらもどんどん下ったら、最低鞍部である俣野越と思われる場所で男性陣お二人が待っていてくれました。しかもAさんは屈んで何かを撮影されてます。
それはなんと・・・・
カタクリだったのでした。
寒くて反り返れないカタクリの花です。
え、こんなに手前から咲いてるんだったっけ?
白馬で見る予定でしたが、寒いので、ちょっとでも早く見られるのに越したことはありません。
メンバーの足元と足元に咲くカタクリの花。
ここでAさんにウスギヨウラクのことを話したら、まだ見たことがないそうで引き返して探してきますとのこと。
5分も引き返さないところに咲いてますからと、伝えて、私たちは待ってる間に束の間の休憩を取ることにします。これからは白馬山への登りが始まるので、私はここではパウンドケーキと熱いコーヒーをいただきました。
俣野越着が14時3分で、歩きはじめは14時10分です。
歩き始めてすぐに見えた土用ダム。
ここから見るのがいちばん近かったです。
登っていると、もう4月末だというのに、ヤブコウジの赤い実が可愛い・・・
これは何の葉っぱ?
Aさんとなんだろうと話してましたが、どうやらキクザキイチゲだったみたい・・・
なんともすごい枝ぶりのブナも出てきました。
登りなので、多少温まったけど、気温が低くなってきてずいぶん寒いです。
それに白馬や毛無はなんだかガスってるようです。
最悪、少し降られるかも??
朝とはずいぶん天気が変わってしまいました。
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