2021年のマドの天狗~寒峰周回、その2、岩場も何とか越えて山頂へ
一旦、尾根に乗ってしまえば、あとは一本道です。
踏み跡もあるので、迷うことはありません。
途中、Aさんが展望が開けた場所を見つけてくれました。
↑ここから寒峰方面を眺めたのは初めてかもしれません。
いつも最初の休憩を取る場所が、寒峰方面の展望を得られるので、そこで眺めることにしていたのです。
最後に下る予定の寒峰西尾根が良く見えています。
しかし、寒峰はまだまだ遠いですね。
あそこまで行けるとは到底思えないのですが、何とか歩けるのですから、人間の足ってたいしたものです。
この時期は花の端境期で、あまり花がないので、オンツツジを見つけたら撮影しておきます。
新緑の中でまことによく目立つ花です。
この辺りはバカ尾根というか、だだっ広い尾根になっています。
通りすがりのイチヤクソウの葉っぱ
葉っぱだけは良く見ますが、花はなかなかその時期には会えません。
自然林の尾根は気持ちの良い木陰で覆われていて、歩きやすいですね。
9時21分、見覚えのある場所に出てきました。
いつもここで最初の休憩をしています。
Rさんはその場所に図根三角点があったことで覚えていたようですが、私と来たら・・・・
↑ドウダンが咲いていた場所ということで覚えていました。
花が咲いていた場所だけは良く覚えています。
今年はなかなかの花つきですね。
尾根の東に回ってみると、木々の間から天狗塚が丁度うまい具合に見えています。
寒峰西峰と、下る予定の西尾根も真正面に見えてますね。
↑因みに今回のログ図です。
今いるのは1167mのところです。
Aさんは2年前のコースタイムをメモって来ておられて、その時より良いタイムで歩いているといわれ、びっくり。
でも、これから先はへろへろかも?
とりあえず、2年前より早く下山出来たらラッキー・・・
元の場所に戻ろうとしたら、頭の上でもドウダンが咲いてました。
Aさんはこれはカイナンサラサドウダンでは?と仰います。
私はただのシロドウダンかと思ってましたが、そういえばカイナンサラサドウダンとシロドウダンの相違点を知りませんでした。
↑因みに、2013年に阿波竜王で撮影したカイナンサラサドウダンです。
これは名札のついた木なので、多分間違いないです。
マドの天狗で撮影したのと、似ていると言えば似てますね。
ドウダンについてはまだ勉強中ということで、同定はしないでおきます。
これからまだまだ歩くことになるので、Rさんと私はエネルギー補給もします。
10分ちょっと休憩したのち、山頂目指して歩き始めました。
例の岩場迄やってきました。
ここは右に巻きます。
私はそのまま岩場をトラバースしますが、AさんとRさんは少し下に降りて、巻きました。
私より5mほど下をトラバース中のRさん。
岩場はちょっと怖いところもありますが、何とかやり過ごしました。
2年前に、後ろを歩いていた今は亡きYさんが、ちょっと緊張されていたのを思い出しました。
↑岩場を振り返ります。
画像向かって左側を巻きました。
後は何ということもなく、普通に歩いていきます。
↑少しカーブした坂があって、その先が山頂かな?
3度目なので、少しは覚えていたようです。
10時3分、マドの天狗山頂に到着です。
休憩込みで2時間足らずということですね。
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