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2021-06-15

2021年のマドの天狗~寒峰周回、その3、展望抜群の下り

マドの天狗の下りからは、ほとんど踏み跡のない道になります。

3年前に比べると、倒れた木などが多くなっていて、ちょっと荒れた感じがしました。

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上を見上げると、ヤマブドウのツルが見えます。

空は真っ青で、ここまで来るだけでも汗だくになりましたが、午後になったらさぞ暑いんでしょうね。

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フタリシズカの花が咲き始めたばかりで綺麗です。

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下り始めると、東の方角には天狗塚が見えていて撮影すると、シルエットで写っていました。

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反対側の西の方角には、毎度感激する腕山と竜王岳?の風景。

今まで登った二度の時よりも、今回はすこぶる展望が良かったです。

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タンナサワフタギの真っ白に咲いた花の向こうに腕山方面。

この光景を初めて目にするAさんは魅入られたように眺めています。

私も最初はそうでしたから、よくわかります。

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タンナサワフタギって地味な花だと思っていたけど、これだけ咲くと見事ですね。

過去二度来た時は6月に入っていたので、ウツギやヤブウツギが見事でしたが、その前にはタンナサワフタギが咲くということですね。

今年は山の花は例年より10日ほど早いと思いましたが、ここにきて、例年並みになってきているようです。

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西の方角には中津山も良く見えていて、端正な三角錐を撮影されるAさん。

初めての山からだと、展望も新鮮なものです。

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目指す寒峰はここから見ても、まだちょっと遠いですね。

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下る足元に、津志嶽でも見たマルミノヤマゴボウ。

標高が高いので、まだ咲き始めです。

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今度は天狗塚や牛ノ背がきっちりと見えています。

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下っていくAさんの目の前にそびえるのは烏帽子、寒峰、西寒峰と連なる稜線です。

寒峰~烏帽子までは縦走したことがないので、そのうちに歩きたいものです。

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一際濃い赤色のヤブウツギ。

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ここでもタンナサワフタギヶ見事に咲いていました。

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しかし、下るにつれて、下の方に何やら道があるではないですか。

作業道??

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そういえば2年前に歩いた時にもあった林道の続きがどうやらこちら迄伸びているようです。

山肌がえぐられていて、痛々しい・・・・

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寒峰台地と言われる平坦地に下り立ちました。

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その後すぐに、迎えに来てくれたPさんの姿が見えてきました。

時刻は10時38分。

ここからは4人ゆっくりと歩いていきます。

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フタリシズカの群生

徳島の山には多いですね。

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綺麗な斑入りのフイリシハイスミレもありました。

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今年はほかの山では見なかったカマツカの花です。

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小さな花ですが、可愛い花ですね。

この後、ちょっと早いですが、2年前にお昼を食べたのと同じ場所で、11時10分よりお昼休憩にしました。

何しろ早起きしているので、11時と言ってもお腹が空いています。

午後からは、いちばんきつい寒峰への登りが待っているので、しっかり食べてエネルギーを確保しなければ・・・

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11時45分、休憩を終えて歩き始めました。

ここからは緩やかなアップダウンを繰り返します。

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夏の日差しを浴びて、ギラギラと真っ赤に咲いているオンツツジ。

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途中、寒峰が良く見える場所がありました。

かなり近づいてきましたね。

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ズームすると、山頂直下の笹原も良く見える・・・・

懐かしい。

あの笹原の急登、登れるかなぁ?

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シカが齧って哀れになってしまった草原と、烏帽子から寒峰へと続く稜線。

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12時6分、木の枝にペットボトルがぶら下げられているところまでやってきました。

すぐ東側を新しくつけられた作業道が通っています。

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よく見ると、そのそばに境界の杭と周囲に散乱した酒瓶。

これは四方峠でしたね。

古い道がここで交差しているのです。

作業道がすぐ横を通ったことで、かつての峠道の面影はなくなっていました。

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その後も、作業道がすぐ横を通っている場所もあったり・・・・

2年前とは様変わりしてしまいました。

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↑このアカマツは枝ぶりが変わっているので、記憶に残っていました。

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12時21分、二年前にも下り立った林道へと下り立ちました。

ここは今まで歩いてきた緩やかな尾根の基部になっています。

そして、ここからはPさんの車で寒峰の登山口へと移動する手はずになっているのです。

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