2021年のマドの天狗~寒峰周回、その1、今年も快晴の中登る
2016年、2018年とマドの天狗から寒峰を周回しました。
今年も三方山から寒峰を眺め、マドの天狗への登山口である青い屋根の民家を眺めたら、もう一度あのきついコースを歩きたくなりました。あのコースは亡き山仲間Yさんとの思い出のコースでもあります。
このコースが歩ければ、東赤石でもどこでも歩けそうな気がする、そんなきついコースです。
今年は高知の山仲間のAさんもお誘いしたところ、二つ返事で参加してくださるそうです。
ですが、過去2度の周回を一緒に登ったPさんが今回は膝の調子が悪いため、車を配車して下さるなどサポートに回られるとのこと。
一応2度は登っている私ですが、いつも人について歩いていたコースなので、案内できるでしょうか?
今回は過去二回よりも1週間ほど早く5月30日に決行となりました。
因みに2年前の記録はこちらです。
↑梅雨入りしたとはいえ、すこぶる快晴の中、山頂を踏むことができました。
360度の大展望の山頂は貸し切りで、剣山や次郎笈もはっきりと見えました。
当日5月30日は財田の道の駅に6時半集合としました。
歩くコースのきつさから言うともう少し早い集合でも良かったのですが、実際に歩くのはAさん、Rさん、私の3人と少人数のうえ、新しい猪鼻トンネルの開通で登山口までの所要時間が20分ほど短縮したことを見越したのです。
高知のAさんとは三方山の時に待ち合わせた祖谷のふれあい公園で7時半ごろに待ち合わせです。
今回も、Aさんはすでに到着されていましたが、今回は皆でPさんの車に乗り合わせて登山口を目指します。
8時15分にはマドの天狗への登山口である高野集落の最終民家に着きました。
↑いつもながら、対面の戸木山が素晴らしい三角錐を描いて聳えています。
その戸木山の向かって右の辺りに2週間ほど前に登った三方山が見えています。
あれが苦労して這い上がった尾根、そしてあれが山頂などと皆で山座同定です。
毎年、バラのアーチをくぐって上がっていきますが、今年はバラがまだあまり咲いてませんね。
車を林道まで回してくれるPさんとはここでいったんお別れです。
少し登っただけで、民家の青屋根が良く見えます。
すぐに植林帯の中の歩きとなります。
今年もやっぱり咲いているアオテンナンショウ。
ギンリョウソウはここでは初めて見かけました。
コースは右の方の尾根へと向かうので、右へ右へと歩いていきます。
祖谷の山間部でよく見かけるジギタリスが咲いていて、山歩きでこういう園芸種を見かけると、ちょっと不思議な気分です。
今回は植林の中がちょっと荒れていて、倒木があったりで、ちょっと難儀しました。
少し離れた場所にヤマシャクヤクの小群生。
このコースは初めてのAさんがすたすたと尾根を目指して歩かれて行きます。
一体どちらがガイドなのやら??(^^;)
8時47分、Aさんはすでに尾根の基部に達したようです。
遅れること1分、私たちも尾根に乗ることができました。
ほんの2分ほど立ち休憩して、水分補給などします。
この後は、基本的にはこの尾根を辿っていきます。
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