2021年のマドの天狗~寒峰周回、その5、山頂の大展望
たまたま休憩を取った場所のすぐそばでシャクナゲが咲いていました。
寒峰でシャクナゲの花を見たのなんて初めてのことでした。
同じ頃に来ても、やはり違うものが見られるものですね。
↑さすがに花は終盤ですが、寒峰にもシャクナゲが咲くとわかっただけでも収穫でした。
GPSを見ると、山頂まではもう200mも登らずとも着きそうです。
先は見えてきましたね。
14時5分、山頂に向かって最後の登りです。
2018年の周回の時は高知のBさんが寒峰峠へ向かう古道を見つけてくれて、途中までそれを歩きましたが、今回はずっと尾根伝いに登ります。尾根伝いのコースはいちばん最初に登ったのと同じ道ということです。
見覚えのある場所を登っておるのがわかります。
この辺りで、最後に尾根を乗り換えるように歩きます。
最初に歩いていた尾根は西尾根ですが、途中で北西に伸びる尾根の方に乗り換えるのです。
その辺りははっきりと記憶に残っていました。
やがて最後の尾根を登っていると、うっすらとササが生えているのがわかるようになりました。
そして、山頂直下の笹原に出ました。
もうここまでくれば山頂まであとちょっとです。
とにかく上を目指せば山頂に出ます。
Aさんは私たちより50mほど先を登られています。
右を見ると、下山に使う西寒峰の尾根が見えています。
左を見れば、腕山方面の後ろに阿讃山脈が・・・・
肉眼では香川の山も見えています。
Aさんの青いウエアが真っ青な空に溶け込みそう・・・
丁度いい具合の白い雲も浮かんで・・・
これはツルギミツバツツジかな?
寒峰にはミツバツツジは少ないと思ったけど、少しは咲くようです。
最後は笹原なので、各自好きなところを登りました。
14時35分、寒峰山頂に着きました。
何とか、あれから数年経ったけど、登ることができました。
標高1600mちょいは今年に入っていちばん高い標高かも・・・
春から順調に高度を上げています。
山頂からは大展望です。
↑まずは剣山方面
滝下の天狗がはっきりと見えていて、矢筈やサガリハゲに這い上がった稜線が手に取るように見えています。
あれは2018年秋のことでした。
紅葉が美しくて感動したことを思い出しますが、今登っている寒峰のコースよりもきついコースでした。記録はこちら。
こちらは西の中津山や国見山方面です。
そして南には言わずと知れた三嶺や天狗塚など。
Aさんがカメラ―のタイマーをセットされているようです。
記念撮影かな?
登頂記念に3人で撮影しました。
その後、ゆっくりと冷たいコーヒーやお菓子などをいただきます。
最後に、山頂に咲いているホソバシロスミレを撮影しました。
これ、3年前にも咲いていて、ちょっとびっくりしましたが・・・
徳島では絶滅危惧種らしいです。
そしてこれも3年前にも咲いていた謎の紫のスミレ。
今回、交雑種のスミレでは?と思い調べてみたら、たぶん、スミレとホソバシロスミレの交雑種のホソバキリガミネスミレでは?と思っています。
でも、その親のスミレはどこ?と言いたくなりますが、ほかに考えようがありません。
3年前にも撮影した画像ですが、この謎のスミレの葉が写っています。
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